こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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ハンターハンターネタバレ一覧
イルミ=ゾルディックについて徹底解説
イルミの概要 | |
---|---|
年齢 | 24歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 185cm |
体重 | 68kg |
血液型 | A型 |
性格 | 無機質・邪悪 |
念系統 | 操作系 |
能力 | 針を刺した相手を操作する |
団員No. | 11(36巻時点) |
イルミはゾルディック兄弟の長男。
暗殺を生業にしているが、仕事の都合で『ギタラクル』を名乗りライセンスを取得している。
後にヒソカに依頼されて幻影旅団へと加入した。
イルミについて①:性格
イルミの性格を一言で表すと『無機質』で、大きく見開いた目に、真っ黒な瞳で何を考えているか全く読み取れない。
自分と無関係の人間を殺すのに一切の躊躇いもなく、心があるのかどうかも疑わしいほど。
しかし、物語をしっかり読んでいると、家族に対して(アルカ以外)何かしらの情は持っているように思える。
唯一、キルアにだけは異常なまでの執着を見せており、自身の能力でもある針をキルアの頭に埋め込みコントロールしようとしていた。
作中では描かれていないが、イルミの口ぶりやキルアの怯えようからして、幼い頃からキルアを徹底的に自分好みの人間になるように矯正してきたと推察される。
キルアになら「殺されてもいい」とさえ思っており、あのヒソカからも「君も相当だな」と言われるほど、イルミの異常性は折り紙付き。
必要とあらば躊躇なく他人を殺すが、戦いが好きだったり、人を殺すのに快感を覚えるタイプでもないため、一般人にとって危険度は他のキャラクターに比べると少なめかも?
近づきたくはないけどね。
イルミについて②:強さ
意外にもイルミは戦闘シーンがほとんど描かれていないため、具体的な強さは不明。
しかし、ヒソカからは「95点」と評されている点や、キルアの怯え具合を見る限り、かなりの実力を秘めていることが予想される。
数字だけを見れば、十二支んのメンバーである『ギンタ』(90点)よりも上だが、念を覚えていないゴンに腕を折られたこともあるため、点数はあくまで目安。
おそらく、イルミの強さはウボォーやゴンのように正面切って戦うより、ターゲットを確実に殺す場面において発揮されると考えるのが妥当。
なぜなら、イルミの念系統は操作系で、針を刺しさえすれば決着がつくが、針が通りにくい強化系や離れて戦う放出系とは相性が悪いからだ。
つまり、派手な強さは持っていないが、暗殺には非常に特化しているということ。
「強さ」にも色々あるってことだね
イルミについて③:念能力
イルミは操作系能力者で冨樫展で公開された『念能力設定資料』によると『属性円』と呼ばれる系統の修練度を表す値は『天賦』
最高到達点は『極』のため、まだ伸び代が残っている。
針を刺した相手を操り人形のように操作したり、自分の顔に針を刺すことによって別人のようになることも可能。
ハンター試験では、イルミとは似ても似つかない『ギタラクル』という北斗の拳に出てきそうな風貌をしていた。
そして、短時間だけなら針を刺さなくても顔を別人にできるらしく、13巻ではクロロと戦いたいヒソカと(密かに)入れ替わっていた。
『変装』に『操作』と暗殺するために生み出された能力といっても過言ではない。
イルミについて④:声優
旧アニメ版でイルミ役を演じたのは『高乃麗』さん。
他の作品では
- 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(インセクター羽蛾)
- 『金色のガッシュベル!!』(ゼオン・ベル)
- 『旧HUNTER×HUNTER』(ジン少年期)
- 『幽☆遊☆白書』(快晴)
などを演じている。
新アニメ版でイルミ役を演じたのは『松風雅也』さん。
他の作品では
- 『ロックマンエグゼ』(ブルース)
- 『DEATH NOTE』(魅上照)
- 『ONE OUTS -ワンナウツ-』(高見樹)
- 『食戟のソーマ』(瀬名博巳)
- 『ワンパンマン』(スイリュー)
などを演じている。
イルミについて徹底考察
ここからは、イルミについての伏線や、まだ明かされていない謎の部分について考察していく。
- イルミがキルアに執着する理由
- イルミはヒソカが変装してる姿か?
- イルミとヒソカはどちらが強いのか?
- イルミが髪を伸ばしている理由
4つ目はどうでもいい気がしないでもないけど、個人的に気になってることだから深掘りしていく!!
イルミについて考察①:なぜキルアに執着するのか
ハンターハンターの読者なら周知の事実だと思うが、イルミのキルアに対する執着心は異常だ。
頭の中に針を埋め込んだり、友達を作らそうとしなかったり・・・
なぜイルミはここまでキルアに執着しているのかだろうか?
僕が考えている可能性は2つ。
- アルカが関係している
- キルアがすごい才能を持っているから
イルミが執着する理由①:アルカが関係している
アルカには、暗黒大陸由来の『欲望の共依存・ガス生命体アイ』が取り憑いている(?)ことが冨樫先生によって明かされた。
しかし、肝心の欲望の共依存という性質が判明していない。
作中では、ナニカに『お願い』したり『おねだり』されたりする部分だけを見れば、便利な能力なように思えるが、欲望の共依存の性質というよりは、アイがアルカに取り憑いたことによって得た、ナニカだけの能力で『欲望の共依存』という性質そのものではない気がする。
確かに使い方を誤れば、危険かもしれないが『お願い』と『おねだり』さえしなければ無害(暗黒大陸楽勝過ぎワロタ)といっても過言ではない。
そのため、ガス生命体アイにはもっと恐ろしい性質があるはずなのだ。
それが、若干イルミにも影響していてキルアに執着しているのではないか?というが1つ目の理由。
ただ、こちらの可能性は、オマケ程度の考察なので関係ない可能性の方が高い。(なんやねん)
イルミが執着する理由②:キルアに才能があるから
キルアは長いゾルディック家の歴史の中でもピカイチの才能を持っている。
ゼノも「あいつは特別だからな」と言っているあたり、相当のポテンシャルを秘めているのだろう。
他にも、ネテロ・ビスケ・ウイング・ツェズゲラ・ヒソカ・レイザーなどから「凄まじい才能を持っている」的な評価を何度も得ている。(どれだけ褒められんねん)
実際に12歳にして幻影旅団を倒せそうな強さをすでに持っており、能力もかなり応用が効くため、20歳ぐらいになれば、マジで勝てるやついなくなる説さえある。
イルミはそんな才能あふれるキルアの才能を手に入れようとしているのではないだろうか?というのが僕の考えだ。
愛情もあるのかもしれないが、それ以上にイルミはキルアの強さ(才能)を欲しているのだろう。
そう考えたのは、ナニカを手に入れようとした際にイルミが「キルアを完全に傀儡にしてもおつりが来る」と思っていたからだ。
ナニカの能力>キルアの強さ(才能)と優先順位が入れ替わったと僕は見ている。
しかし、キルアを支配しきる前にイルミより強くなってしまっては、コントロールできなくなってしまう。
だからこそ、キルアが成長する前に呪縛といえる針を埋め込んだり、洗脳しようとしていたのではないだろうか。
イルミについて考察②:イルミはヒソカ?
2つ目の考察は36巻で登場したイルミはヒソカが変装した姿なのか?についてだ。
ネットでは「イルミはすでに死んでいて、ヒソカがイルミに成りすまして、幻影旅団に加入している」という説が話題を呼んでいる。
しかし、僕はこの説はないと思っている。(僕ってネットの話題を大体否定してるよね)
- 36巻の表紙にイルミの口がない(死人に口なし)
- 巻頭に「ネタバレ、あえてね」と書いている
- 一人称がオレからボクに変わっている
- イルミが手で「ヒ」を表している
いやいや、無理やりすぎやろ・・・
というのが僕の意見だ。
順番に一個ずつ冷静に確実に紐解いていこう。
謎の意見①:表紙のイルミに口がない
36巻の表紙のイルミに口が描かれていないことから、死人に口なしとかけて、実はイルミは死んでいて、今のイルミはヒソカが変装したものだというのがネットの声だ。
まず、36巻の表紙を見てもらえば分かるが、ノブナガもボノレノフもフェイタンにも口は描かれていない。
仮にイルミにだけ口がなかったとしても、イルミを表現するために口を描かなかった可能性も十分にあり得る。(というかそうだろう)
僕がイルミに口を付け足してみたので、ぜひみて欲しい。口があると割と違和感が大きい。
つまり、口のないイルミこそがイルミなのだ。
そもそも、ヒソカが「残り10人」と言ってた時、まだイルミは幻影旅団に加入していないだろう。
謎の意見②:「ネタバレ、あえてね」
巻頭に「ネタバレ、あえてね」と書いているのだが、この意見に関しては考察の域にすら入っていないので無視させてもらう。
謎の意見③:一人称が変わっている
一人称が「オレ」から「ボク」に変わっていることについては、イルミは他のシーンでも「ボク」と言ってるシーンがあるためアテにならない。
しかも、1ページの中で一人称が変わっている。
謎の意見④:手で「ヒ」を表している
これもちょっと意味が分からない。
いや、意味は分かるんだけどヒソカの「ヒ」を手で表しているから、イルミ=ヒソカになる意味が分からない。
ヒソカの話をしているのだから「ヒ」と表していてもおかしくはないだろう。
そもそも、イルミがヒソカの姿に成りすますのなら、まだ分かるが、ヒソカがイルミに成りすますっていうのが分からない。
僕はヒソカの「旅団に遭ったら、その場で殺す」という発言を信じたい。
イルミについて考察③:イルミとヒソカはどちらが強いのか?
ところで、イルミのことを「95点」と言っていたヒソカだが、イルミとヒソカはどちらの方が強いのだろうか?
ビスケが言ってたように念能力での戦いは、体調と環境で勝敗が分かれる部分もあるため、100%どちらかが勝つとは言えないが、どちらの方が勝率が高くなるのかを考察してみようと思う。
イルミとヒソカの戦い①:遠距離戦
まず、能力の相性だが、ヒソカは弾丸を止めるほどの威力のあるゴトーのコインをバンジーガムで受け止めていたことから、イルミが投げる針も恐らくバンジーガムで防ぐことができるだろう。
逆にヒソカの投げるトランプをイルミが止める術は、今のところないため、遠距離戦での戦いはヒソカに軍配が上がることの方が多そうだ。
ただ、馬鹿正直に針とトランプを投げるだけの戦いなんてお互いしないだろうから、1つの要素としての話だ。
イルミとヒソカの戦い②:近距離戦
ヒソカは遠距離戦よりも近距離戦を得意としており、これまでのヒソカの戦いは、ほぼ殴り合いになっている。
一方、イルミは念を覚えていないゴンに腕を折られていることから、防御力はかなり低いといえる。
ただ、あの時はゴンの力を計るためにあえて『絶』を使っていた可能性もなくはないので、何とも言えない。
が!念系統で変化系は強化系の隣であり80%ほど発揮できるが、操作系は強化系を60%ほどしか修めることしかできないことを考えると、接近戦もヒソカに軍配が上がるだろう。
イルミとヒソカの戦い③:総合戦
見晴らしの良い場所や、森のような障害物が多い場所で戦う場合、十中八九ヒソカが勝利するだろう。
しかし、人が多い街の中やクロロと戦ったような場所だと人を操作できるイルミが有利になると予想できる。
前述したが、イルミの能力はは暗殺に特化しているので、正面切ってのバトルはあまり向いていないのかもしれない。
イルミについて考察④:イルミが髪を伸ばしている理由
最後の考察は、どうでも良さそうだけど、ちょっと重要かもしれない考察だ。
31巻の過去でイルミの髪は短く、今ほど不気味な雰囲気は出ていなかった。
なぜ、現在は女性とも思えるような長い髪になったのだろうか?
そして、ゾルディック兄弟は、なぜキルアとミルキを除いた3人(アルカ・カルト・イルミ)で女性を思わせるような風貌をしているのだろうか?
考えられる理由は3つある。
- 女性と思われた方が暗殺しやすい
- キキョウの趣味
- 個人的な趣味
もし、暗殺しやすいというのが理由なら、男が女と間違われるには、ある程度の容姿が必要となってくる。
ミルキは残念ながら、あまり容姿には恵まれなかったため、普通に男の格好をしていると考えると少しに納得がいく。
ただ、暗殺のためなら、アルカは暗殺者ではないので疑問は残る。
すると、やはりキキョウの趣味説が濃厚になってくるのだろうか・・・?
いや、諦めるのはまだ早い!ブレンドだ!
キキョウの趣味も半分ぐらいは入っているが、暗殺しやすいという理由も半分ぐらい入っているはずだ!
もしかしたら、キキョウは女の子を産みたかったのかもしれない!
しかし、男の子しか生まれなかったから、女の子の格好にしているのだろう!(多分)
ゾルディック家は男しか生まれない家系なのかな?
イルミ=ゾルディックについて徹底解説&考察 まとめ
イルミは物語の序盤から、一貫してずっと不気味で少し怖い存在。
色々と解説と考察してきたけど、イルミが死ぬところがあまり想像できない。
みんなはイルミは死ぬと思う?それとも死んでると思う?それとも死ぬ!?(パーム風)
個人的には、アルカの件も完全には決着がついてないし、死なないと思うんだよね。
というか死なないで欲しい。
でも、冨樫先生は容赦なくすぐ殺すからな・・・
とはいえ、物語が進まない以上、死ぬこともできないんだけどね!!!←
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