【ネタバレ御免】ハンターハンター0巻の内容を考察!怪しすぎるシーラの行動! | マンガマスタリー
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【ネタバレ御免】ハンターハンター0巻の内容を考察!怪しすぎるシーラの行動!

ハンターハンター0巻 感想・ネタバレ・考察
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こんにちは、宮本(@mangablog2)です。

当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。

※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。

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ハンターハンターネタバレ一覧

ネタバレ御免!ハンターハンター0巻の内容と入手方法

ハンターハンター0巻は、2013年に公開された劇場版『緋色の幻影ファントムルージュ』を観た人がもらえる限定品だ。

今のところ、読むにはAmazonやメルカリで買うしかない状況。

値段は500円〜3,500円と割とバラバラで、平均2600円ぐらい。

「高い!」と思った方も大丈夫。

0巻が読めない人のために、内容を全てを記事に残した。

記事の後半では『クルタ族の謎』と『不可解なシーラ』についても考察しているので、気になる人はぜひ最後まで読んでみてくれ!

ハンターハンター0巻の内容①:ストーリー

クラピカ

物語は、クラピカが長老に「なぜ森を出てはいけないの?」と文句を言っている場面から始まる。

クルタ族は森の奥地に住み、森の外へ出ることは掟で禁じられていて、掟を破った者はまだいない。

当時のクラピカには、128人の同胞と恵み豊かな森が世界の全て。

何を言っても聞く耳を持たない長老に「クソジジイ!」と文句を言ってると、親友である『パイロ』にクラピカは呼び止められる。

クラピカは、パイロから外の世界には差別や偏見がたくさんあることを伝えられるが、クラピカには諦めることができない理由があった・・・

1年前、クラピカとパイロは森で足を怪我して遭難していたハンター志望の女性『シーラ』を助ける。

助けたお礼に2人がもらったのは『ディノ・ハンター』という一冊の本。

クルタ族と外の世界では言語が違い、シーラが何を話しているのか分からなかったが、辞書を使ってやり取りをする日々が続く。

2人はシーラに隠れ家と食料を提供する代わりに外の世界の知識をたくさん教えてもらった。

しばらく経ったある日、隠れ家に行くとシーラの姿はなく、あったのは1つの置き手紙。

どうやらケガが治ったため、ハンターを目指して旅立つらしい。

いつの間にか、2人は辞書を使わなくてもシーラの手紙が読めるようになっていた。

シーラはいなくなってしまったが、クラピカはディノ・ハンターを読むたびに外の世界へと思いを募らせる。

しかし・・・

隠していたディノ・ハンターが長老に没収されてしまう。

クラピカは「返してくれ」と訴えると同時にディノ・ハンターの感想を長老に求めた。

まるで自分が作った本の手応えを確かめるように。

長老は「夢と勇気にあふれ、年甲斐もなく胸が踊った」と感想を告げる。

だが、所詮は絵空事。現実は偏見と差別に満ち溢れていて厳しい。

クラピカだって、それぐらい理解している。

ディノ・ハンターが教えてくれたのは「そんな困難に負けてはいけない」ということだ。

現実が本に負けて良いはずがない。

クラピカは、落ちたら2度と「外に行かせてくれ」と言わない条件付きで、1度だけ外に出る試験を受けさせてほしいと願い出る。

熱意に折れる形で長老は試験資格を与えた。

試験は全部で3つ。

  1. 語学
  2. 一般常識
  3. 自己抑制

語学と一般常識は問題なくクリアし、最後の『自己抑制テスト』は実際に外の世界での買い物。

外の世界へ行く前に、一度怒ったら緋の目の状態が戻らなくなる目薬をさし、クラピカはパイロと町へと向かう。

町の中でおばあちゃんと仲良くなったりして、試験は順調かと思われが、町を出る直前でチンピラに絡まれることになる。

しつこく絡んで来るチンピラ。

そして、パイロをバカにされたことでクラピカはついにブチギレてしまう。

緋の目に変わったクラピカは子どもとは思えない力でチンピラを薙ぎ倒し、トドメを刺そうとした瞬間、試験は長老によって仕組まれていたことを知らされる。

長老は町のチンピラにクラピカたちを怒らせるよう指示していたのだ。

少し冷静になったところで、町で知り合った優しかったあばあちゃんに「赤目の化物」と叫ばれる。

周囲の人間も完全に怯えきっており、クラピカは改めて差別や偏見を思い知った。

試験は失敗したように思われたが、パイロは長老の企みに気づいていたため、目薬を自分のものと入れ替えていた。

3つの試験をすべてクリアしたクラピカは、長老から無期限の外出許可とパイロの目と足の症状が詳しく記された紙を与えられる。

クラピカが外に行きたがる本当の理由は『パイロの目と足を治す医者を探すため』だと気づいていたのだ。

そして、クラピカはみんなに見送られ、医者を探す旅に出た。

それから6週間後に、クルタ族が虐殺された事件が全世界に報道される。

遺体のそばには「我々は何ものも拒まない。だから我々から何も奪うな」とメッセージが残されていた。

発見したのは森に迷い込んだ1人の女性だったという。

ハンターハンター0巻の内容②:冨樫先生へのインタビュー

0巻の後半では、冨樫先生へ一問一答のインタビューがあり、全部で7個の質問に答えてくれている。

作中では決して明かされない貴重な話だぞ!

7個全部を紹介する長くなってしまうので、物語に関係ありそうな3つをピックアップして紹介。

冨樫先生へ一問一答
  1. 0巻ができたキッカケは?
  2. 幻影旅団のお気に入りのキャラは?
  3. 幻影旅団とクラピカは今後どうなる?

冨樫先生の一問一答①:0巻ができたキッカケは?

なんとインタビューによると、10巻頃にはすでにネームがあったらしい。

幻影旅団とクラピカ、互いの側面を描いていたが色々あって、引き出しに仕舞われていたのだとか。

他にも公開されていないネームがあってもおかしくなさそう。

冨樫先生の一問一答②:幻影旅団のお気に入りのキャラは?

冨樫先生のお気に入りキャラはクロロらしい。

理由は「自分から何かを立候補してやる人物が信用できない」とのこと。

クロロは望んで団長になったわけではなく「決まったことだから頑張る」って感じなんだとか。

へぇー・・・

何があったんだろうね?

幻影旅団の話は、いずれ作中で詳しく描いてくれるらしいので気長に待とう!

冨樫先生の一問一答③:幻影旅団とクラピカの今後はどうなる?

冨樫先生は「全員死にます」とだけ残した。

「全員死にます」の意味とは?考察してみた

クルタ族について考察

0巻にはクラピカ以外のクルタ族が初めて登場した。

とはいえ、ほとんどのことは謎だらけ。

まだまだ明かされていないクルタ族の疑問・伏線などを考察していく!

ハンターハンター0巻の考察①:クルタ族の掟

クルタ族の掟で引っかかる部分がある。

「森を出ることは一番重い掟破り

「誰も森を出たことがないから、掟を破るとどうなるか誰も知らない

読んでいて掟の「重さ」と「誰も知らない」という部分にすごく違和感を覚えた。

もしかしたら、この掟がクルタ族虐殺のカギを握っているかもしれないとさえ僕は考えている。

例えば『制約と誓約』だ。

誰かが掟を破れば、クルタ族の居場所がバレてしまうとか。

念による可能性を考え出すとキリがないけど、とにかく『森を出てはいけない掟』がすごく胡散臭い。

差別や偏見があったとしても、森に残るクルタ族には関係がないようにも思える。

クルタ族の掟は何かしら関係してる可能性が極めて高い。

ハンターハンター0巻の考察②:クルタ族の名前

これは考察になるか分からないけど、クルタ族って『狂った一族』が名前に由来してるのかな?なんて思った。

目が赤くなったら理性がなくなって暴走するあたり、割と狂ってると表現できなくもない。

子供のクラピカですら、3人のチンピラを一瞬でぶちのめしたのだから、大人の念能力者ならかなりヤバい存在になっていただろう。

ウボォーギンですら「あいつら強かったな」と言ってることから、クルタ族の戦闘力が高かったことが分かる。

宮本
宮本

実際、どれくらい強かったのだろう!?

ハンターハンター0巻の考察③:クルタ族を虐殺したのは?

今のところ、クルタ族を虐殺したのは『幻影旅団』ということになっているが、幻影旅団だけの仕業ではないと僕は思っている。

なぜなら、幻影旅団は誰かを殺した後に「我々は何ものも拒まない。だから我々から何も奪うな」なんて言葉は残さないからだ。

良くも悪くも幻影旅団は命をそんなに重いものだと思っていない。

だから、簡単に人を殺すし、仲間であるウボォーパクノダが死んでも、ちょっと暴れたりする程度で、どちらかと言えば、結構あっさりしていた。(ノブナガ以外)

しかし、クルタ族の虐殺は幻影旅団らしからぬ行動のようにも捉えられる。

クラピカの考察記事では、カキンが黒幕説を唱えたが、シンプルに流星街が報復のためにやっただけというのも十分考えられる。

問題はクルタ族が何をしたのか?ということだ。

描かれていないだけで、過去に流星街とクルタ族の間で何かあったのだろうか?

ハンターハンター0巻の考察④:クルタ族と流星街の関係性

クルタ族は「外の世界から迫害を受ける」という理由で森の奥地に住んでいたけど、流星街は「何者も拒まない」と言ってるんだから、流星街に住めたんじゃない?と個人的には思う。

長老が流星街を知らなかったのか、それとも流星街の存在は知ってたけど、諸事情により頼れない(むしろ敵に回してしまってた)のか?

それと、クルタ族と流星街には、共通点と正反対な部分があることに気がついた。

共通点
  • 『長老』がいること
  • 決定権が長老にある
  • 仲間意識が強いこと

正反対な部分
  • 流星街は何者も拒まない(開放的)
  • クルタ族は外に出ない(閉鎖的)
  • 流星街に掟はない(ゆるい)
  • クルタ族には掟がある(厳しい)
  • 流星街は血の繋がりを気にしない
  • クルタ族は血の繋がりを気にする

確かにクルタ族は、緋の目を狙われることもあるから仕方ない部分はある。

しかし、流星街とクルタ族の間で過去に何かあったなら、正反対になるのは必然なのかなぁ・・・

とか色々妄想しちゃう。

ハンターハンター0巻の考察⑤:クルタ族の長老

考察するには要素がなさすぎて何も分からないというのが現状だけど、クルタ族の長老には気になるポイントがいくつかある。

  • 額の傷
  • クラピカを外に出したがらない理由
  • 長老だけが携帯電話を持っている理由

ただ気になっただけで、大して意味がない可能性もあるし、もしかしたら大きな意味を持っているかもしれない。

ハンターハンター0巻の考察⑥:クルタ族の生き残り

クルタ族の生き残りは本当にクラピカだけなのだろうか?

と、ふと疑問に思った。

もしかしたら、語られていないだけで森を抜け出した者が過去にいたかもしれないし、森に住んでいた人以外にクルタ族は存在していたかもしれない。

というか、本当に生き残りたいのであれば、一族全てが一緒にいるよりも多少分散していた方が絶滅するリスクは減らせるはず。

狙われているという自覚があるなら尚更リスク分散はするべきだ。

本当にクルタ族はクラピカしか残っていないのだろうか?

ハンターハンター0巻の考察⑦:4巻の表紙になってる鳥

4巻の表紙になっている鳥はクルタ族の鳥と関係があるのだろうか・・・?

ちなみに0巻の方は『地走鳥ピコ』って名前らしい。

見た目は結構違うけど、無関係にも見えなくもない。

シーラについて考察

0巻最大の謎といっても過言ではないシーラ。

おそらく、殺されたクルタ族を見つけたのも彼女だろう。

突然、謎多きシーラが登場したことにより、ネット上では彼女に対するさまざまな憶測が飛び交っている。

例えば

  • 流星街から逃げてきた説
  • 流星街出身説
  • パリストンと血縁説
  • ゴンの母親説

などなど。

説の信憑性はさておき、シーラの行動が不可解なのは間違いない。

それには、まずシーラがクルタ族にとって、悪い奴なのか、良い奴なのか、全く無関係なのかを考える必要がある。

それぞれのパターンを順番に見ていこう。

パターン①:シーラ悪い人説

まずはシーラがクルタ族にとって、悪い人だった場合。

次の可能性を考察した。

  • 何かしらの罪をクルタ族に被せた
  • シーラの目的自体がクルタ族にある

といったことが考えられる。

何かしらの罪をクルタ族に被せた

シーラがクルタ族にとって悪い人だった場合、1つ目に思い浮かんだのが罪をクルタ族に被せること。

だが、可能性としては低いかもしれない。(自分で言っときながら)

その根拠は、クルタ族の殺され方だ。

明らかに緋の目を奪う目的で拷問が行われている。

「よし、ついでに緋の目も奪ってしまおう!」という範疇を超えているとしか思えない。

クルタ族の規模を考えると、何らかの事前準備がされていたと見て間違いないだろう。

シーラの目的自体がクルタ族にある

シーラが悪い人物だとした場合、目的自体がクルタ族にあった可能性の方が高い。(普通はそう思う)

不可解な行動もクルタ族の居場所を特定するためだったとしたら、何となく納得できる。

もし『ディノ・ハンター』が具現化系の念能力で居場所を特定したり、読んだ者を操作できるとしたら、よりシーラにとって好都合。

ただ、理由が分からない。

緋の目を狙っているのか、それとも恨みなのか・・・

パターン②:シーラ良い人説

シーラは良い人なんじゃないかと実は思っている。

というのも、虐殺されたクルタ族を発見したのは『森に迷い込んだ女性』というのは、おそらくシーラだからだ。

もし、シーラが悪意を持っていたのだとしたら、クルタ族が殺されたことは黙っていた方が都合が良いとは思わないだろうか?

森の奥地の死体なんて放っておけば、誰も見つけることはできずにニュースにもならないだろう。

少なくとも、発見を遅らせることはできるはずだ。

逆にクルタ族が狙われているのを知っていたけど、何らかの理由で直接言えない。

だから、外の世界に逃げてもらうために、外の世界に興味が向くような自分の大切な『ディノ・ハンター』を読ませた可能性もなきにしもあらず・・・

あと、ハンターライセンスが欲しいだけなら、ヒソカとかイルミみたいなタイプもいるけど、純粋にハンターを目指す人間って作中にもあんまり悪い人がいない気がするんだよね。

パターン③:シーラ無関係説

最後はシーラがクルタ族の虐殺に何の関係もない説だ。

本当にただただ森に迷い込んだだけで、クラピカに外の世界に出させるためのキッカケを作るだけの存在というパターン。

確かに怪しい部分もたくさんあるが、あり得なくはない。

だとしたら、僕の考察は茶番に終わる。

それだけのこと・・・(涙)

ハンターハンター0巻の感想・ネタバレ まとめ

いやー、謎多き0巻!

読んでいても本当にワクワクする。

ただ、0巻は10巻が発売した頃には、すでに存在していたらしいので、暗黒大陸とかはあんまり深く絡んでいなさそうだと僕は思ってる。

10巻前後では暗黒大陸らしい伏線は『闇のソナタ』ぐらいしか出てないし、闇のソナタも暗黒大陸が関係しているかは分からないからだ。

ナニカに「クルタ族、全員復活させて」で元に戻れるとい未来をどうか期待したいw

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