この記事では、僕の大好きなHUNTER×HUNTERの感想と考察を書いています。
漫画を読むのが面倒くさい方はサクッと読んでみてください。
※この記事はネタバレを含みます。
ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター0巻の感想・ネタバレ
ハンターハンター0巻は、映画館でもらえる限定品だ。
読むには中古品などをAmazonやメルカリで買うしかない状況。
でも、大丈夫!
0巻を読めない人のために、この記事を読めば、0巻の全てが分かるように書いた!
しかも、0巻で分かる以上のことも分かる!(?)
では、早速見ていこう。
ハンターハンター0巻のストーリー

話は、クラピカが長老に「なぜ森を出てはいけないの?」と文句を言っているところから始まる。
クルタ族は森の奥地に住み、森を出ることは掟で禁じられているからだ。
クラピカは外の世界に興味津々で、森を出たくて仕方ないのだが、長老は「掟だからダメだ」と全く聞く耳を持たない。
怒って長老の家を出ていくと、クラピカの親友である『パイロ』に呼び止められる。
クラピカはクルタ族だけが怒ると目が赤くなること、外の世界には差別や偏見があることをパイロから伝えられた。
クラピカが外の世界に興味を持つようになったのは、1年前『シーラ』という女性と出会ったのがキッカケ。
シーラはプロのハンターを目指しているらしく、森で遭難しているところをクラピカとパイロに助けてもらった。
助けてもらったお礼に『ディノ・ハンター』という本をクラピカとパイロにあげる。
クルタ族と外の世界の言葉は違うらしく、シーラとのやり取りは辞書を引きながら行われた。
クラピカはディノハンターを読むたびに外の世界へと思いを募らせ、長老に抗議しに行くようになったのだ。
いつの間にか、クラピカとパイロは辞書なしでも外の世界の言葉を話せるようになり、シーラは置き手紙を置いて森から姿を消した。
ある日、ディノハンターを長老に没収されてしまう。
クラピカは「返してくれ」と伝えるが、長老もディノハンターを読んだことを知ると、どう思ったか?と感想を求めた。
長老は「夢と勇気にあふれ、年甲斐もなく胸が踊った」と感想を告げると、クラピカはまるで自分の本が褒めらたように喜ぶ。
そして、外に出る試験を受けさせてほしい、落ちたら2度と「外に行かせてくれ」と言わないと約束し、長老が折れる形で試験を受けられることとなった。
筆記試験はクラピカの頭脳で全く問題なくクリアし、残すは外の世界で感情を抑制できるかのテストだけ。
外の世界へ行く前に、一度怒ったら緋の目の状態が戻らなくなる目薬をさし、クラピカはパイロと町へ買い物へ行くことになる。
しかし、この試験は長老によって仕組まれており、町のチンピラにクラピカたちを怒らせるよう指示していた。

クラピカは、チンピラたちにパイロをバカにされ、激怒しボコボコにしてしまうが、パイロが目薬を自らのものとすり替えていたおかげでバレずに済んだ。(パイロは長老たちが裏で糸を引いていたことを知っていたので、事前に対策していた)
が、町で知り合った優しいおばあちゃんに「赤目の化物」と叫ばれながら、石を投げつけられ、改めて差別や偏見を思い知ることとなった。

無事に森に戻ってきたクラピカ。
長老はクラピカに無期限の外出許可を出し、パイロの目と足の症状が詳しく記された紙を渡す。
実は長老は、クラピカが外に行きたがる本当の理由が、パイロの目と足を治す医者を探すためだと気づいていたのだ。
そして、クラピカはみんなに見送られ、医者を探す旅に出た。
それから6週間後に、クルタ族が虐殺された事件が全世界に報道される。
遺体のそばには「我々は何ものも拒まない。だから我々から何も奪うな」とメッセージが残されていた。

全体的に良い話なだけに
最後のオチにはショックを受ける・・・
クルタ族について考察
全滅しちゃったクルタ族だけど、僕は何だか引っかかる部分があった。
だから、僕がクルタ族について気になった部分をいくつかご紹介しよう!
ハンターハンター0巻の考察①:クルタ族の掟
まず、クルタ族の掟が少し引っかかった。
「森を出ることは一番重い掟破り」
「誰も森を出たことがないから、掟を破るとどうなるか誰も知らない」
僕はこの掟の「重さ」と「誰も知らない」という部分にすごく違和感を覚えた。
もしかしたら、この掟がクルタ族虐殺のカギを握っているかもしれないとさえ考えている。
例えば『制約と誓約』だ。
誰かが掟を破れば、クルタ族の居場所がバレてしまうとか・・・
念による可能性を考え出すとキリがないけど、とにかく『森を出てはいけない掟』がすごく胡散臭い。
別に出たけりゃ、出れば良いじゃん。
差別や偏見があったとしても、残りのクルタ族は森の奥にいるんだから関係ないじゃん。
この掟は間違いなく、何かしら関係している。
多分!←
ハンターハンター0巻の考察②:クルタ族の名前
これは考察になるか分からないけど、クルタ族って『狂った一族』が名前に由来してるのかな?なんて思った。
目が赤くなったら理性がなくなって暴走するあたり、割と狂ってると表現できなくもない。
子供のクラピカですら、3人のチンピラを一瞬でぶちのめしたのだから、大人の念能力者ならかなりヤバい存在になっていただろう。
ウヴォーギンですら「あいつら強かったな」と言ってることから、クルタ族の戦闘力が高かったことが分かる。

実際、どれくらい強かったのだろう!?
ハンターハンター0巻の考察③:クルタ族を虐殺したのは?
今のところ、クルタ族を虐殺したのは『幻影旅団』ということになっているが、幻影旅団だけの仕業ではないと僕は思っている。
なぜなら、幻影旅団は誰かを殺した後に「我々は何ものも拒まない。だから我々から何も奪うな」なんて言葉は残さないからだ。
良くも悪くも幻影旅団は命をそんなに重いものだと思っていない。
だから、簡単に人を殺すし、仲間であるウヴォーやパクノダが死んでも、ちょっと暴れたりする程度で、どちらかと言えば、結構あっさりしていた。(ノブナガ以外)
しかし、クルタ族の虐殺は明らかにネチネチしている。
クラピカの考察記事では、カキンが黒幕説を唱えたが、シンプルに流星街が報復のためにやっただけというのも十分考えられる。
問題はクルタ族が何をしたか?ということだ。
「シーラがディノハンターを流星街からパクって、それをクラピカに渡したことによって、クルタ族が勘違いされて殺された」みたいな話をネットで見かけたけど、ちょっと無理があると思う。
もしかしたら、0巻には全く描写がないところで、クルタ族が何かやらかしてる可能性もあるよね。
例えば、クルタ族がまだ外の世界に普通に生きてた頃、流星街の人間を殺しまくったとか・・・
理由は分からないが、クルタ族と流星街に何かしら因縁のがあるのは間違いない。
ハンターハンター0巻の考察④:クルタ族と流星街の関係性
クルタ族は「外の世界から迫害を受ける」という理由で森の奥地に住んでいたけど、流星街は「何者も拒まない」と言ってるんだから、流星街に住めたんじゃない?と個人的には思う。
長老が流星街を知らなかったのか、それとも流星街の存在は知ってたけど、諸事情により頼れない(むしろ敵に回してしまってた)のか?
それと、クルタ族と流星街には、共通点と正反対な部分があることに気がついた。
- 『長老』がいること
- 決定権が長老にある
- 仲間意識が強いこと
- 流星街は何者も拒まない(開放的)
- クルタ族は外に出ない(閉鎖的)
- 流星街に掟はない(ゆるい)
- クルタ族には掟がある(厳しい)
- 流星街は血の繋がりを気にしない
- クルタ族は血の繋がりを気にする
クルタ族はお宝目当てで狙われることもあるから仕方ない部分はある。
けど、もし流星街とクルタ族の間で過去に何かあったなら、正反対になるのは必然なのかなぁ・・・
とか色々妄想しちゃう。
ハンターハンター0巻の考察⑤:クルタ族の長老

考察するには要素がなさすぎて何も分からないというのが現状だけど、クルタ族の長老には気になるポイントがいくつかある。
- 額の傷
- 「必然か」の意味
- 長老だけが携帯電話を持っている理由
ただ気になっただけで、大して意味がない可能性もあるし、もしかしたら大きな意味を持っているかもしれない。
ハンターハンター0巻の考察⑥:クルタ族の生き残り
クルタ族の生き残りは本当にクラピカだけなのだろうか?
と、ふと疑問に思った。
もしかしたら、語られていないだけで森を抜け出した者が過去にいたかもしれないし、森に住んでいた人以外にクルタ族は存在していたかもしれない。
というか、本当に生き残りたいのであれば、一族全てが一緒にいるよりも多少分散していた方が絶滅するリスクは減らせると思うんだよね。
ただでさえ狙われているという自覚があるなら尚更。
クルタ族の生き残りに関しても作中では、一切語られていないので考察の使用がないが、可能性としては十分ありえると思う。
ハンターハンター0巻の考察⑦:4巻の表紙になってる鳥
4巻の表紙になっている鳥はクルタ族の鳥と関係があるのだろうか・・・?
クルタ族の鳥↓

4巻の鳥↓

シーラについて考察

0巻の最大の謎がシーラだ。
ネット上では、彼女のさまざまな憶測が飛び交っている。
例えば
「流星街から逃げてきた説」
「流星街出身説」
「パリストンと血縁説」
「ゴンの母親説」
など。
でも、そんなネットで噂されている説をここ(セカンドライン)で唱えても面白くない。
だから、僕が考察したオリジナルの説を提唱しよう!
それには、まずシーラがクルタ族にとって、悪い奴なのか、良い奴なのか、全く無関係なのかを考える必要がある。
それぞれのパターンを順番に見ていこう。
パターン①:シーラ悪い人説
まずはシーラがクルタ族にとって、悪い人だった場合。
次の可能性を考察した。
- 何かしらの罪をクルタ族に被せた
- シーラの目的自体がクルタ族にある
何かしらの罪をクルタ族に被せた
もし、シーラが何かしらの罪をクルタ族に被せていた場合、どんな罪を被せたのかが疑問だ。
シーラが何をやらかしたかは分からないけど、どちらにしてもクルタ族にとって害なのは確か。
パッと見ただけだと『ディノ・ハンター』が怪しいが、僕はもっと別にあると思う。
例えば、住処にしていた洞窟の周りに何かしら、シーラがいたとされる痕跡を残したりなど。
だって、絵本一つにそんな怒る!?
あり得るとしたら『ディノ・ハンター』がシーラの具現化した念能力とかで、操作系の要素などがあるとか・・・
シーラの目的自体がクルタ族にある
恨みか、緋の目か理由は置いておいて、もしシーラ自身がクルタ族を狙っていたとしたらどうだろう?
それだと『ディノ・ハンター』が具現化系の念能力で居場所を特定したり、操作したりして、シーラの都合のいいようにことが運ぶかもしれない。
まぁ、可能性は薄いけど・・・
パターン②:シーラ良い人説
僕はシーラが実は良い人なんじゃないかと思っている。
というのも、虐殺されたクルタ族を発見したのは『森に迷い込んだ女性(多分シーラ)』だからだ。
もし、シーラが悪意を持っていたら、クルタ族の虐殺は誰にも教えないと思う。
黙っていた方が都合がいいからだ。
外の世界と断絶された森の奥地に住む、クルタ族を見つけることは基本的に無理だから、黙ってさえいればニュースにもならず、クラピカが戻るまで誰にもバレない。
逆にクルタ族が狙われているのを知っていて、外の世界に逃げてもらうために、外の世界に興味が向くような自分の大切な『ディノ・ハンター』を読ませた可能性もある。
パターン③:シーラ無関係説
最後はシーラがクルタ族の虐殺に何の関係もない説だ。
本当にただただ森に迷い込んだだけで、クラピカに外の世界に出させるためのキッカケを作るだけの存在というパターン。
確かに怪しい部分もたくさんあるが、あり得なくはない。
それだと面白みがないけどw
ハンターハンター0巻の感想・ネタバレ まとめ
いやー、謎多き0巻!
読んでいても本当にワクワクする。
ただ、0巻は10巻が発売した頃には、すでに存在していたらしいので、暗黒大陸とかはあんまり深く絡んでいなさそうだと僕は思ってる。
10巻前後では暗黒大陸らしい伏線は『闇のソナタ』ぐらいしか出てないし、闇のソナタも暗黒大陸が関係しているかは分からないからだ。
ナニカに「クルタ族、全員復活させて」で元に戻れるとい未来をどうか期待したいw
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