こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンターネタバレ一覧
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ハンターハンター21巻前半【感想・ネタバレ】

20巻の後半で『練』を3時間維持できるようなったゴンとキルア。
ナックルと全力で戦うゴンだったが、必殺技『ジャジャン拳』の弱点を指摘される。
ゴンは戦いの中でジャジャン拳をフェイントに使うことで弱点を克服し、もう一歩のところまでナックルを追い詰めるが、スタミナ切れで気絶。
一方、キルアは戦う機会に恵まれなかったため、ビスケと特訓することになり『見切りの早さ』が弱点だと発覚した。
「いずれゴンを見殺しにする」と残酷な真実を告げられたキルアは決死の覚悟でシュートに挑むことに・・・
21巻では、ゴンたちとナックルたちの戦いがついに決着!
2人は見事勝利し、カイトを救いにNGLに戻ることができるのか!?
そんな気になる21巻を見ていこう!
ハンターハンター21巻No.212:破水

シュートの能力は宙に浮く3つの手とカゴ。
見た目だけでは、どんな能力なのか読むことができない。
どちらにしても、手に触れるのは危険と判断したキルアはヨーヨーで距離を取りながら戦うことにする。
3つの手の猛攻を防ぎ切るが、シュート本体が攻撃を仕掛けてきた瞬間、イルミの呪縛によって身体を思うように動かせなくなる。
その結果、攻撃を受け左目が消えるという不可思議な現象が起き、戸惑うキルア。
シュートは死角となった左側から攻撃を仕掛けるが、呪縛のおかげで何とか回避。
しかし、勝つためには回避ではなく攻撃しなければならない。
「もう逃げない」と覚悟を決めて、シュートに突進するが・・・

結局、呪縛のせいで動きが止まってしまい、キルアは敗北した。
これまで、心理描写がなかっただけで自分よりも格上の存在と対峙したとき、同じようなことが起こっていたのかもしれない。
例えば
など。
どの場面でも最後まで戦うことができなかった。
果たして、キルアは自分の悪癖を乗り越えることができるのだろうか?

キメラアントの巣では女王が悲鳴を上げ、腹を破って王が生まれようとしていた。
女王の「まだ早い」という声にさえ「だまれ」と返す様子は、生まれる前から傲慢さを表しているようだった。
ハンターハンター21巻No.213:誕生

女王の悲鳴を聞きつけ、駆けつける師団長たち。
そこには、自ら母親の腹を破り出てきた王の姿が・・・
産んでくれた瀕死の女王など微塵も気にすることなく、王は師団長に向かって「余は空腹じゃ、馳走を用意せい」と残酷に伝えるが、王の発する威圧感で皆が固まってしまう。
後からやって来たペギーが女王の容態を見て駆け寄ると、特に意味もなく頭を消し飛ばし、血がついた尻尾を拭けとコルトに命令。

ちょうどハンカチを持っていたカメが拭こうとすると、お前には言ってない的な意味で殺されてしまう。
コルトが尻尾の汚れを落とすと、護衛軍は王を見晴らしの良い屋上へ連れて行った。
急いで女王の容態を確認するが、臓器が修復不可能なほど破壊され、もはや治療することができない。
ピトーに助けを請うが、王が生まれたら女王に用はないと断られてしまう。

屋上に着いた王は用意された食事を「不味い」と口にはせず、レアモノを食べることにする。
そして、コルトはモラウとノヴの前に白旗を持って現れ、降伏する代わりに女王を助けてくれと申し出る。
そこで初めてモラウたちは王が生まれたことを知ったのだった。
ハンターハンター21巻No.214:決着

王は巣を飛び出し、新天地を目指していた。
道中で3人家族を見つけ、興味本位で仕留めるが手応えのなさに笑いが出る。
レアモノを欲する王にネフェルピトーは『レアモノ』を見分ける方法を伝えると・・・
尻尾で思い切り殴られてしまう。王曰く、ただ見つけて食うだけでは芸がないらしい。
そして、王は殺すつもりで殴ったピトーが死なないことを褒めたのだった。

王が去った後のキメラアントの巣では、今後の方針を皆で話し合っていた。
女王に生殖能力がないと判断したキメラアントたちは『巣に残る派』と『巣を出て行く派』に分かれ、ほとんどは王の真似事をするために離反しようと目論む。
人間を取り込んだことで、蟻の習性よりも個の意識が強くなってしまった結果だろう。
一刻も早く、女王を治療をしなければ、危険な生物たちが全世界に散らばってしまう。
報告を受けたモラウたちは、ネテロ会長にコルトを直接合わせることにした。

結局、ナックルたちに勝てなかったゴンとキルアはNGLの国境まで見送り、改めて自分の弱さに涙を流す。
ゴンはナックルの能力によって、30日間念を使うことができない。
キルアは30日間、ゴンをどんな手を使っても守ることを心に誓い、それが終われば別れる決心をする。
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター21巻No.215:遺言

ネテロ会長と直接話し合うコルト。
どうやら、ハンター協会は女王を救う方針のようだ。
キメラアントの王を間近で見た経験を踏まえて、ネテロ会長の感想を聞くと「王に触れることさえできない。その前に護衛軍の誰かに殺される」と絶望的な意見が出てくる。
しかし、ネテロ会長は嬉しそうに不気味な笑みを浮かべて、昔の知人に会いに行くと去って行った。
コルトがモラウたちを引き連れて巣に帰ってくると、キメラアントの大半は巣を出た後だった。

医療班は急いで女王の治療を施すが、できることには限界があり、女王自身も自分の運命を理解していた。
最期の言葉のほとんどは、自分を傷つけた我が子を心配したもの。
人間からすれば完全に敵ではあるが、彼女は生物として母親としての務めを果たしただけに過ぎないのかもしれない。
女王は最期に『全てを照らす光』という意味を込めて王に『メルエム』と名付け、静かに息をひきとった。
「また守れなかった」と絶望するコルトを見て、モラウたちはキメラアントに人だった頃の記憶があることを知る。
女王の臓器の中で何かが動いたことに気がつくコルト。
取り上げてみると、人間の赤ちゃんのようなものが産声をあげていた。
コルトは赤ちゃんを今度こそ守ってみせると涙を流しながら誓う。

人間だった頃のコルトとレイナ。
楽しかった景色は、もう帰ってこないのだろうか・・・?
ハンターハンター21巻No.216:東ゴルトー共和国

NGLからの帰り道、弱さを受け入れ立ち直ったゴン。
スピンは任務が終わったら、生まれ故郷に生息する『コクチハクチョウ』を見せてあげると約束。
ゴンたちが去った後、ヂートゥもNGLの国境を通り過ぎていた。
スピードキングを自称するヂートゥ。大食いキングを自称するワニ型のキメラアント。
かつて兵だったアリたちは、それぞれが王になるためにNGLを出て行く。
そして、王は東ゴルトー共和国に来ていた。
宮殿に目をつけ、警備など全く意に介さず侵入する。

宮殿の中まで進んで行くと、念能力者と遭遇する王。
能力者としてはかなり優秀だと思われるが、王の前ではエサにしかならない。
宮殿は一体どうなってしまうのだろうか?
ハンターハンター21巻No.217:肉樹園

宮殿内にいた念能力者を食べる王『メルエム』
メルエムの能力は『食べたオーラを自分のものにできる』というもの。
作中でも屈指の強さを持つクロロでさえ、念能力を盗むためには、厳しい条件と片手を塞ぐというリスクを背負わなければならない。
食べれば食べるだけ強くなり、リスクが一切ないのは、まさにバケモノだ。
さすが、キメラアントの頂点・・・
警備を全て片付け、東ゴルトーの総帥『マサドルディーゴ』の元までたどり着いたメルエムは、力なき者が王を語ることに憤りと不快感を抱き、改めて世界を管理する方針を固める。

少し押しただけで壊れてしまったマサドルディーゴ。
死体はネフェルピトーが人間の管理に利用するみたいだ。
メルエムは宮殿を『肉樹園』と名付け、人間処理場として活用するように命じる。(とんでもない名前やな)

宿に帰ってきたゴンとキルア。
まずは敵より、パームからゴンを守らなければならない。
部屋に入ると、ゴンと思わしき人形が大量に切り裂かれていた。
ゴンは約束が守れなかったお詫びに「なんでも言うことを聞く」と言った結果、パームと付き合うことになる。(なんでやねんw)
デートの約束をして、トレーニングしていると「カイト(操られた状態)を保護した」とナックルから連絡がくる。
あとはゴンの念能力が戻るのを待つだけだ。
その頃、スピードキングであるヂートゥは、人が住む街までやって来ていた・・・
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ハンターハンター21巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
決闘の末、NGLに行けるのはナックルとシュートとなった。
しかし、約束の期日と王の誕生が予想外に重なる。
早すぎる王の誕生と世界中に散らばってしまったキメラアント・・・
少しでも対処に遅くれてしまうと、甚大な被害が出てしまう・・・
ハンターはキメラアントを無事討伐することができるのか!?
そして、念が使えなくなってしまったゴンをキルアは守り切ることができるのだろう!?
21巻の後半では、キルアがなんと〇〇する!
では、後半でまた会おう!

僕なら瞬殺だけどね!(される側ね)
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