こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンターネタバレ一覧
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ハンターハンター23巻前半【感想・ネタバレ】

念能力者を無理やり作り出す『選別』を止めるために二手に分かれ、ゴンはキメラアントからの襲撃を受ける。
撃退に成功はしたものの、ずっと謎の監視者を振り切ることができずにいた。
23巻では、キルアはレオル隊に狙われ、大量のキメラアントを相手に奮闘する!
果たして、キルアは数の暴力を打ち破ることができるのか!?
キルア好きの方は必見の23巻!
早速、見ていこう!
ハンターハンター23巻No.236:8ー②【恐怖の猿軍団】

森に身を潜めていたキルア目掛けて、強大な玉(糞)に乗ったキメラアントが突撃。
余裕で回避したキルアに待ち受けていたのは樹上にいる、恐怖の猿軍団だ。
木の上は猿の独壇場。
いくらキルアと言えど、この数と状況では手も足も出ない・・・
と、見せかけて瞬殺される猿たち。
指示を出しているキメラアントを始末しようと、完璧に気配を消して後ろから迫るが、ミイデラゴミムシの特性である高温の屁を浴びせられる。
大したダメージはなかったが、屁を浴びせられた事実に怒るキルア。

完璧なタイミングで反撃されたのは、フラッタが監視しているからだ。
見られている以上、能力を使うわけにはいかない。
キルアは逃げた敵を追いかけようとするが、何者かに狙撃される。
弾は巨大な(指の第一関節ぐらい)ノミ。
狙撃手は人間のような見た目をしているが、一体何者なのだろうか?
ハンターハンター23巻No.237:8ー③【円が使えないキルア】

狙撃の目的はキルアを消耗させること。
ノミがヒットした部分は血が止まらなくなるため、早めに対処しなければ、まともに動けなくなってしまう。
高速で動き回っていた方が弾は狙いにくいが、それだと相手の思うツボ。
キルアはその場から動かなくなり、目を閉じてオーラを『円』のように広げる。
『円』は2m以上オーラを広げて、1分以上維持する技術を指すのだが、キルアはできない。
オーラを大きく広げて長時間維持するのが苦手だからだ。
ノミを避けず、飛んできた方向を正確に測ったキルアは狙撃手の元へ一直線。
狙撃手も場所がバレるのは想定済みで、洞窟の中に誘い込む。

「罠だ」と言われてもノータイムで殺りに行くキルア。
洞窟の先は地底湖があり、仕留めたはずの狙撃手の顔から、タコの足のようなものが生えキルアを引き摺り込もうとする。
コイツは一体何者なのか!?
ハンターハンター23巻No.238:8ー④【タコ】

洞窟の中は地底湖になっていて、水の中には魚型のキメラアントが・・・
狙撃手の正体はタコの『イカルゴ』
キルアを水の中に引きずり込む作戦は失敗し、寄生していた人間の身体は魚のキメラアントに貪られる。
イカルゴは形勢が不利になり逃走を試みるが、一瞬でキルアに捕われてしまう。
力量差は圧倒的で、気分次第でいつでも奪われる命。
キルアは「フラッタの能力を教えれば命は保証する」と取引を持ちかけ、暗殺者のように冷たい目を向ける。
イカルゴは涙を堪えながら「仲間は売れない」と自ら命を断つため、水の中に落ちていった・・・
と思われたが、ギリギリのところでキルアはヨーヨーでイカルゴをキャッチ。
「違う形で会えてたら、友達になれたかもしれない」という理由で命を救ったのだ。
これまで、ずっと能力を隠して戦ってきたのに敵を助けるため、わざわざ武器を見せてしまう愚かな行為だが、キルアの顔には後悔など微塵もない。
そのまま、イカルゴを岸へと投げ飛ばす。

イカルゴを助けた直後、巨大な魚風のキメラアントがキルアに噛みつく。
しかし、キルアに焦った様子はなく、敵がイカルゴのような性格でないことに安心しながら一撃で葬り去る。
巨大な魚に身を隠して、キルアの背中にバッジを付ける小魚。
おそらく、能力の発動条件に関係していると思われるが・・・
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター23巻No.239:8ー⑤【ダツでダーツ】

洞窟の出口を探すキルアの頭の中にデジタル音が鳴り響き、突然手のひらにクチバシの尖った魚が刺さった状態で現れる。
刺さる瞬間まで姿がなく、オーラで感知することもできない謎の魚。
ワケがわからないまま、キルアの身体には白と緑と赤の模様が浮かび上がり、魚が3本刺さると一旦消えてを繰り返す。
キルアはダーツと関係性のある能力だと確信するが、分かったところで何もすることができない。
すでに12本もの魚がキルアに刺さっており、ダメージと出血で瀕死状態。

能力の正体は『オロソ兄妹』の『死亡遊戯』だ。
妹が念で作ったバッジを敵の体につけることで発動条件を満たし、兄が念で作ったダーツとリンクする。
能力が発動するとオロソ兄妹でも解除することができず、ゲームを終わらせるしかない。
発動さえしてしまえば無敵の能力だが、最後の一投を兄がミスしてしまうと敵に与えたダメージが全て返ってくるリスクを背負っている。
つまり、キルアの助かる方法は兄がミスをしてくれる以外にない。
ハンターハンター23巻No.240:8ー⑥【キルア死す!?】

全身に20回以上の攻撃を受け、血まみれになるキルア。
いよいよ、最後の一投が兄から放たれる。
外せばオロソ兄妹が死に、当たればキルアが死ぬ。
もはやボロボロのキルアが助かるとすれば、兄が的を外す以外に方法はない。
そして・・・
最後の一投は外れることなく、キルアの額には魚が突き刺さる。
あまりに呆気ない最後。
強敵を倒したことで喜ぶオロソ兄妹。
死体の確認と、餌をあげるために陸に上がってきたオロソ兄妹の首を一瞬で切り落とすキルア。

(頭に魚が刺さった状態でこの顔は草)
しかし、なぜキルアは頭を貫かれてい生きているのだろうか?
まさか「オレ、脳がなくても生きていけるんだよね」とか言い出すのか?
小さい頃から、脳がなくても生きられる訓練を積んできたのか!?
キルアが生きていた答えはシンプルに脳を貫かれていないからだ。

キルアはオーラを電気に変え、魚が額の皮膚に触れた瞬間、掴むように電気信号で命令を出していたのだ。
意識ではなく反射(よりも早い速度)で反応できたのは、キルアの能力(電気)と6歳でダーツを極めた経験があってこそ。
あとはイカルゴの吸盤を使い、魚が頭に刺さっているように見える細工をするだけ。
キルアは卓越した発想とセンスによって、見事に窮地を脱することができた。
ハンターハンター23巻No.241:8ー⑦【ジェイル】

オロソ兄妹を撃破し、人民の選別を再び止めに行こうとしたキルアだったが、体に力が入らず倒れてしまう。
どうやら、血を流しすぎてしまったらしい。
次第に寒いと感じるようになり、目も見えなくなる。
自分の死を悟ったキルアは「ゴン悪い、役に立てなかった・・・」と最期まで友人を思う。
誰に看取られることなく、人生は幕を閉じた・・・
かと思われたその時、現れたのはイカルゴだった。
さっきまで敵だったキルアを担ぎ上げ、病院へと走って行く。
「友達になれる」と言ってくれた存在を見殺しにすることができなかったらしい。
果たして、キルアの命は繋ぐことができるのか・・・!?

キルアが死にかけていた頃、ゴンは何者かの追跡を振り切りために砂漠の手前まできていた。
見晴らしの砂漠なら姿を隠すことができない。
足を運ぼうとした瞬間、忠告と共に姿を現すカメレオン風のキメラアント『メレオロン』元師団長だ。
今までのキメラアントとは、どこか違いポップな雰囲気を放ちながら、ゴンのことを相棒と呼び、敵じゃないことを告げる。
当然、信じられるなんて思っていないメレオロンだが、ゴンは「分かった信じる」とあっさり承諾。
果たして、彼は敵なのか?それとも本当に味方なのだろうか?
⇨ハンターハンター23巻を試し読みする
ハンターハンター23巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
ハンターハンターで初めてキルアが死ぬ寸前まで追い詰められた23巻。
これまで、死にかけることがなかったのはイルミの針で矯正されていたからだろう。
呪いのようにキルアを縛っていた針だが、キルアを助けていたこともまた事実なのかもしれない。
一方、キメラアント側も女王という縛りがなくなったせいで、一枚岩ではなくなり、メレオロンとイカルゴが人間のように振る舞い出す。
果たして、2匹のキメラアントが王討伐にどう関わっていくのだろうか?
後半にも目が離せないぞ!
では、23巻の後半でまた会おう!

キルアは無事なのだろうか?
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