キルア死亡!?ハンターハンター23巻前半のあらすじ・ネタバレ | マンガマスタリー
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キルア死亡!?ハンターハンター23巻前半のあらすじ・ネタバレ

ハンターハンター23巻前半感想・ネタバレ 表紙
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こんにちは、宮本(@mangablog2)です。

当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。

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ハンターハンターネタバレ一覧

ハンターハンター23巻のネタバレ【前回のあらすじ】

ハンターハンター23巻の概要
著者冨樫義博
ページ数200ページ
初版発行2006年3月3日
デジタル発行(モノクロ)2012年12月4日
デジタル発行(カラー版)2013年4月4日
発行所集英社

22巻の後半で、東ゴルトーに潜入したゴンキルア

しかし、念能力者を無理やり作り出す『選別』はすでに始まっていた。

放っておけば、500万人の死者が出てしまう。

『選別』を阻止するため、ゴンとキルアは二手に分かれて行動する。

その際、ゴンはキメラアントからの襲撃を受け撃退するが謎の監視者を振り切ることができずにいた。

果たして、2人はキメラアントの襲撃から逃れることができるのか!?

23巻ではキルアが大活躍!

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ハンターハンター23巻No.236:8ー②【猿軍団】

キルア=ゾルディック

森に身を潜めていたキルア目掛けて、強大な玉(糞)に乗ったキメラアントが突撃。

回避したキルアを待ち受けていたのは、猿のような見た目をした5匹のキメラアント。

一瞬で5匹を片付け、指示を出しているキメラアントを始末しようと、完璧に気配を消して後ろから迫るが、ミイデラゴミムシの特性である高温の屁を浴びせられる。

大したダメージはなかったが、屁を浴びせられた事実に怒るキルア。

完璧なタイミングで反撃されたのは、フラッタが監視しているからだ。

見られている以上、能力を使うわけにはいかない。

キルアは逃げた敵を追いかけようとするが、何者かに狙撃される。

弾は巨大な(指の第一関節ぐらい)ノミ。

狙撃手は人間のような見た目をしているが、一体何者なのだろうか?

ハンターハンター23巻No.237:8ー③

キルア イラスト(セカンドライン)

狙撃の目的はキルアを消耗させること。

ノミがヒットした部分は血が止まらなくなるため、早めに対処しなければ、まともに動けなくなってしまう。

高速で動き回っていた方が弾は狙いにくいが、それだと相手の思うツボ。

キルアはその場から動かなくなり、目を閉じてオーラを『円』のように広げる。

『円』は2m以上オーラを広げて、1分以上維持する技術を指すのだが、キルアはできない。

オーラを大きく広げて長時間維持するのが苦手だからだ。

円の長さランキング
  1. ネフェルピトー:2km
  2. ゼノ:300m
  3. カイト/達人:45〜50m
  4. ノブナガ:4m
  5. キルア:57cm

ノミを避けず、飛んできた方向を正確に測ったキルアは狙撃手の元へ一直線。

狙撃手も場所がバレるのは想定済みで、洞窟の中に誘い込む。

「罠だ」と言われてもノータイムで殺りに行く。

洞窟の先は地底湖があり、仕留めたはずの狙撃手の顔から、タコの足のようなものが生えキルアを引き摺り込もうとする。

ハンターハンター23巻No.238:8ー④

ハンターハンター キメラアント イカルゴ

狙撃手の正体はタコの『イカルゴ』

洞窟の中は地底湖になっていて、水の中には魚型のキメラアントが待機。

キルアを水の中に引きずり込む作戦は失敗し、寄生していた人間の身体は魚のキメラアントに貪られる。

イカルゴは形勢が不利になり逃走を試みるが、一瞬でキルアに捕われてしまう。

力量差は圧倒的で、気分次第でいつでも奪われる命。

キルアは「フラッタの能力を教えれば命は保証する」と取引を持ちかけ、暗殺者のように冷たい目を向ける。

イカルゴは涙を堪えながら「仲間は売れない」と自ら命を断つため、水の中に落ちていった・・・

と思われたが、ギリギリのところでキルアはヨーヨーでイカルゴをキャッチ。

「違う形で会えてたら、友達になれたかもしれない」という理由で命を救ったのだ。

これまで、ずっと能力を隠して戦ってきたのに敵を助けるため、わざわざ武器を見せてしまう愚かな行為だが、キルアの顔には後悔など微塵もない。

そのまま、イカルゴを岸へと投げ飛ばす。

イカルゴを助けた直後、巨大な魚風のキメラアントがキルアに噛みつく。

しかし、キルアに焦った様子はなく、敵がイカルゴのような性格でないことに安心しながら一撃で葬り去る。

巨大な魚に身を隠して、キルアの背中にバッジを付ける小魚。

ハンターハンター23巻No.239:8ー⑤【ダツでダーツ】

ハンターハンター キルア ユマさん作 
作:ユマさん(@kura404_pika)

洞窟の出口を探すキルアの頭の中にデジタル音が鳴り響き、突然手のひらにクチバシの尖った魚が刺さった状態で現れる。

刺さる瞬間まで姿がなく、オーラで感知することもできない謎の魚。

ワケがわからないまま、キルアの身体には白と緑と赤の模様が浮かび上がり、魚が3本刺さると一旦消えてを繰り返す。

キルアはダーツと関係性のある能力だと確信するが、分かったところで何もすることができない。

すでに12本もの魚がキルアに刺さっており、ダメージと出血で瀕死状態。

能力の正体は『オロソ兄妹』の『死亡遊戯ダツDEダーツ』だ。

妹が念で作ったバッジを敵の体につけることで発動条件を満たし、兄が念で作ったダーツとリンクする。

能力が発動するとオロソ兄妹でも解除することができず、ゲームを終わらせるしかない。

発動さえしてしまえば無敵の能力だが、最後の一投を兄がミスしてしまうと敵に与えたダメージが全て返ってくるリスクを背負っている。

つまり、キルアの助かる方法は兄がミスをする以外にない。

ハンターハンター23巻No.240:8ー⑥【キルア死亡!?】

ハンターハンター キルア 作:Tさん
作:Tさん

全身に20回以上の攻撃を受け、血まみれになるキルア

いよいよ、最後の一投が兄から放たれる。

外せばオロソ兄妹が死に、当たればキルアが死ぬ。

もはやボロボロのキルアが助かるとすれば、兄が的を外す以外に方法はない。

そして・・・

最後の一投は外れることなく、キルアの額には魚が突き刺さる。

あまりに呆気ない最後。

強敵を倒したことで喜ぶオロソ兄妹。

死体の確認と、餌をあげるために陸に上がってきたオロソ兄妹の首を一瞬で切り落とすキルア。

キルアが生きていた答えはシンプルに脳を貫かれていないからだ。

キルアはオーラを電気に変え、魚が額の皮膚に触れた瞬間、掴むように電気信号で命令を出していた。

意識ではなく反射で反応できたのは、キルアの能力(電気)と6歳でダーツを極めた経験があってこそ。

あとはイカルゴの吸盤を使い、魚が頭に刺さっているように見える細工をするだけ。

キルアは卓越した発想とセンスによって、見事に窮地を脱することができた。

ハンターハンター23巻No.241:8ー⑦【ジェイル】

ハンターハンター キメラアント メレオロン

オロソ兄妹を撃破し、人民の選別を再び止めに行こうとしたキルアだったが、体に力が入らず倒れてしまう。

どうやら、血を流しすぎてしまったらしい。

次第に寒いと感じるようになり、目も見えなくなる。

自分の死を悟ったキルアは「ゴン悪い、役に立てなかった・・・」と最期まで友人を思う。

誰に看取られることなく、人生は幕を閉じた・・・

かと思われたその時、現れたのはイカルゴ。

さっきまで敵だったキルアを担ぎ上げ、病院へと走って行く。

「友達になれる」と言ってくれた存在を見殺しにすることができなかったらしい。

果たして、キルアの命は繋ぐことができるのか・・・!?

キルアが死にかけていた頃、ゴンは何者かの追跡を振り切りために砂漠の手前まできていた。

見晴らしの砂漠なら姿を隠すことができない。

足を運ぼうとした瞬間、忠告と共に姿を現すカメレオン風のキメラアント『メレオロン』元師団長だ。

ポップな雰囲気を放ちながら、ゴンのことを相棒パートナーと呼び、敵じゃないことを告げる。

当然、信じられるなんて思っていないメレオロンだが、ゴンは「分かった信じる」とあっさり承諾。

果たして、彼は敵なのか?それとも本当に味方なのだろうか?

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ハンターハンター23巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ

ハンターハンターで初めてキルアが死ぬ寸前まで追い詰められた23巻。

これまで、死にかけることがなかったのはイルミの針で矯正されていたからだろう。

呪いのようにキルアを縛っていた針だが、キルアを助けていたこともまた事実なのかもしれない。

一方、キメラアント側も女王という縛りがなくなったせいで、一枚岩ではなくなり、メレオロンとイカルゴが人間のように振る舞い出す。

果たして、2匹のキメラアントが王討伐にどう関わっていくのだろうか?

ということで、23巻の後半でまた会おう!

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