こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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ハンターハンターネタバレ一覧
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ハンターハンター14巻前半【感想・ネタバレ】

13巻の後半では、グリードアイランドをプレイするためのオーディションが開催され、見事に合格したゴンとキルア。
早速プレイしてみるが、期待していたジンへの手がかりはほとんどなく「このゲームを自慢したかっただけ」とメッセージだけが残されていた。
果たしてゴンは10年以上誰もクリアすることができなかったゲームを攻略することができるのか!?
難易度最高峰のゲーム開始!
ハンターハンター14巻No.128:9月10日⑤【旅団参戦】

ゴンの後に少し遅れてキルアがやってくる。
2人とも遠くから誰かの視線を感じており、見られている感じが強い(町がある)方向へと進んでいく。
全員がゲームの世界に参加したのを見届けると、ツェズゲラは「私もうかうかしていられない」と今回のプレイヤーのレベルを高く評価。

バトル漫画にありがちな、視線を感じるってどんな感覚なんだろうね
その頃、シャルナークはシズクとコルトピをゲームに誘っていた。
コルトピとシズクを誘った理由は2つ。
- 試したいことがある
- 占いで死ぬと出たシャルナークとシズクはゲーム内にいた方が安全
旅団のブレインとして何か考えがあるみたいだ。(ノブナガとは差がありすぎて泣けてくる)

草原から町へ進んでいると、空から突如現れたドレッドヘア風の男『ラターザ』が現れる。

肩に『風』『雷』の文字タトゥー!
膝に『水』『火』のデザイン!
かっこいい!(ダサい
2人に「ゲームは初めてかい?」とニヤニヤ話しかける姿は蛇のようだ。
いわゆる初心者狩りなのだろう。
ラターザが「トレースオン!キルアを攻撃!」と呪文を唱えると光がキルアに向け飛んでくる。
急いで回避しようとするが逃げきれない。
身体に異常は特に見られないが、攻撃されたことにイラ立つキルア。
ただならぬ気配を感じ取ったのか「リターンオン!マサドラへ!」とまたしても謎の呪文を唱えて、どこかへ飛んで行ってしまった。
あの男の能力なのか?
そして、攻撃されたキルアは大丈夫なのか!?
ハンターハンター14巻No.129:懸賞都市アントキバ

街にたどり着いたゴンは謎の攻撃をされたキルアを心配するが、どうすることもできない。
まずは、ゲーム内にどんなアイテムや魔法が存在するか、腹ごしらえ兼、情報収集するためにレストランに入る。
しかし、ゲーム内に存在するキャラたちは特定の質問にしか答えられないらしく、まともな情報を得ることはできなかった。
レストランを出ると、外が何やら騒がしい。
騒ぎの方へ行くと・・・。
そこには、なんと一緒にゲームに参加した『ジート』が死んでいた。(なんかコナンみたい)
ゴンは死体を見て「もしかして、キルアが食らった攻撃と関係があるのではないか?」と嫌な予感を覚える。
が、顔色の悪いおじさん『ニッケス』が「安心しな。そんな呪文は存在しない」と急に話しかけてきた。(誰やねん)
どうやら、ゲーム内には相手プレイヤーにダメージを負わせるようなカードは存在しないらしい。
そして「オレたちと組まないか?確実にゲームクリアできる方法がある」と怪しい商売のような勧誘を受ける2人。
果たして、どうするのか!?

僕なら断る
ハンターハンター14巻No.130:勧誘の理由

見た目は完全に営業に適していないおじさんは強制しない口振りで2人を誘う。
やはり、怪しい商売に誘われた時のような何とも言えない空気感になり、やんわりと断る。
が、「君を攻撃した呪文についても教える。仲間になるかどうかは話を聞いた後に決めればいい」と食いつく怪しいおじさん。
初心者を相手に気前が良すぎて「裏があるとしか思えない」と警戒するキルア。
世の中の『都合のいい話』には、ほぼ間違いなく裏がある。
だからこそ、自分にとんでもなく『都合のいい話』が舞い込んできた時は「なぜ?」と疑問を持たなければならない。
キルアの考えは至極真っ当だ。
悩むキルアに対して、ゴンは「行ってみよう」と提案する。
キルアがどんな呪文を受けたのかが気になるらしい。

話を聞くために広場へ行くと、2人以外にも勧誘を受けたプレイヤーが何人か集まっていた。
人数が揃ったので説明を始める冴えないメガネ『ゲンスルー』
案外、こんなひ弱そうな奴が裏で何考えてるか分からなかったりする。
グリードアイランドでカードを手に入れる方法は3つ。
- 自分で探す
- 他プレイヤーと交換する
- 他プレイヤーから奪う
どうやら、グリードアイランド内では数年前からプレイヤー狩りが横行しているらしい。
『プレイヤーが死んでしまうとカードは消えてしまう』というルールが殺し合い防止策としてあったが、カードを入手できる確率が上がればOKって感じで殺し合いが始まったのだ。
そこにピリオドを打つべく、大人数でカードを独占し確実に勝つために協力してほしいと頼まれる。
現在、仲間は53名・カード攻略率は70%・勝負に出たら1ヶ月でクリア。
ほとんどゴールは目の前まで来ている。

(その前にヒゲ剃れ)
10年以上、クリアされていないゲームに参加してすぐ、かなりの好条件を提示されるプレイヤー達。
さて、返答やいかに・・・?
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター14巻No.131:回答

返答する前に報酬の確認をするプーハット。
報酬は500億円を仲間で山分け、働きに応じて分配の量も変わる。(ご、ご、500億!?凄すぎ)
さらに3ヶ月でクリアできるという保証付き。(す、すすすご!)

数年が3ヶ月に変わる点に食いつくプーハット。
しかし、これはいただけないな。
世の中は基本的にリスクに見合ったリターンが得られる。
プーハットのこの考え方は、理には叶っているが、大成できるそれではない。
大人数での安定クリアを拾った時点で、自分の可能性を捨てているのと同じだ。
どうか、みんなにはプーハットのようにならないで欲しい。
もちろん否定はしないが、自分の可能性を低く見積もってほしくないのだ。(誰やねん)
プーハットに続き、次々と仲間に加わる面々。
ところが・・・

何やら怒った様子のゴンは断る。
そう、ゴンは他人に自分の運命を委ねないのだ。
プーハットよ、きっとこの少年から学べることも多いだろう。
お前がついていくべきなのは、紛れもなくこのゴンの方だ。
ゴンが断った理由は、ジンが作ったゲームを殺しや奪い合いが前提という風に言われたからだ。
ジンは純粋にゲームを楽しんでもらいたかったはずなのに、プレイヤーが勝手に暴力を使っている。
怖いのはゲームではなく、プレイヤーの考え方なんだとゴンは語る。
しかし、キルアの考えは少し違った。
正式にルールを決めた上で決闘し、勝ったらカードを得られるなら、問題ないと全く違う視点の話を聞かせてくれて、素直に感謝を示すゴン。
ゴンの真っ直ぐな気持ちを伝えられてキルアは何も言えなくなってしまう。

きっとキルアの人生において、こんなことを言われるシーンと出会うことがなかったんだろうね。
12年という短い人生の中の大半は、したくもない殺しを教えられ続けた。
そんなキルアにとって、感謝されるということがどれだけ衝撃的なものだったのだろうか。

そんな2人を見て「無垢な友情をムチャクチャにしてやりたい」と、とんでもないことを考えた女(57歳)が現れる。
果たして、彼女は何者なのだろうか・・・?
ハンターハンター14巻No.132:40種の呪文

勧誘してきたモブ達のグループ名は通称『ハメ組』
集まった面々は『コズフトロ』という人物のところまで、カードの魔法で飛び、慎重にアジトを目指す。
アジトに到着すると、40種類のカードの説明が書かれた紙を配られ、1時間以内に頭に叩き込めと指示される新メンバー達。(普通に無理w)
覚えきれなかった者は雑用に回らされるらしい。(僕なら雑用確定)

一瞬で覚える色黒の人『アベンガネ』とプーハット。
アベンガネはテストをクリアするが、プーハットは不合格となる。(いるいるこういう奴)
その頃、ゴンたちは街のジャンケン大会に優勝し、レアカードを早速ゲットしていた。
ハンターハンター14巻No.133:呪文以外の防御法【モブたちの饗宴】

前回、じゃんけん大会で優勝商品を手にしたゴンたちは多くのプレイヤーから狙われることになった。
そんな中、冴えない男『モタリケ』が勇気を出して「カードを出せ」と2人に迫る。(こんな奴でも念能力を使えるのは少し納得できない)

(嫌な大人だね。こうはなりたくない。)
馬鹿にされて怒るモタリケは、キルアからカードを奪う呪文を唱えるが、なぜか発動せずにカードが消える。
どうやら発動条件を満たすことができなかったらしい。
その様子を見ていたもう1人のモブ男『アーカ』が割り込んでくる。
今度はクラスに1人はいそうな冴えない出っ歯だ。
カードを発動させるが、またしてもカードが消えてしまう。
カードが効果を発揮せずに消えたのは、キルアがカードを一枚も持っていないからだ。
すると、アーカは懲りずにゴンのカードを奪おうともう一枚のカードを発動させる。
ところが、手に入ったのはその辺に落ちているただの石。
貴重なカードで石ころを奪ってしまったことに絶望するアーカという名のモブ。
モブ達に打つ手がなくなったかと思いきや、ここで真打ち『ドジーロ』登場!
今までのモブ達とは訳が違う。
身体は大きく、モタリケとアーカの2倍ぐらい体重がありそうだが、こいつもクラスに1人はいそうだ。
「100%ゴンからカードを奪える」と豪語し、カード発動!しようとするが・・・

呪文を唱え終わる前にゴンからカードを奪われてしまう。
さらに「修行不足なんじゃないの?」とまで言われる始末w
優しいゴンはカードを返して去ろうとするが、負け惜しみを大声で喚き散らす一味違ったモブ『ドジーロ』(嫌な大人だね)

モブたちをあっさりかわしたゴンとキルアの前に、新たに大量のプレイヤーが群がってくる。
今度はさっきまでの素人集団と違い、プロのハンターだったのでキルアは「力ずくじゃないだけマシ」と受け入れつつ、次の目的地を『魔法都市マサドラ』にすることを決意する2人だった。
ハンターハンター14巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
14巻の大半がグリードアイランドの解説になるんだけど、仮想のゲームを細かく設定できる冨樫先生は本当に凄いなと尊敬の念を抱かずにはいられない。
マジで凄すぎる。
大体、ルールの説明って面白くないのが世の常だけど、退屈することなく見せられる冨樫先生は念能力者説が濃厚!
しかもルールの設定だけじゃなくて、モブのことも考えないといけないから、頭にどれだけの容量が必要になるのか気になる。
僕なら確実にメモリのムダ使いしちゃうね!
さてさて、14巻の後半ではゴンたちに新たな仲間(?)が加わることになるぞ!
一体、どんな人物なんだろう!?
ってなわけで14巻の後半でまた会おう!
⇨ハンターハンター14巻を試し読みする

覚えなくてもいい登場人物が多すぎる
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