こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンターネタバレ一覧
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ハンターハンター27巻前半【感想・ネタバレ】

26巻でナックルは世界よりも大切なものを優先させ、ユピーに一矢報いようとする。
一方、冷静さと情熱の両方を手に入れたユピーはナックルを騙すことに成功。
ユピーに飛びかかったナックルは死の予感を覚えるが・・・
27巻はメルエムやゴンを置き去りにして、キルア・イカルゴ・モラウ・ナックルが主に活躍!
ユピーやプフの変化にも注目だぞ!
ハンターハンター27巻No.281:神速カンムル

ユピーの演技に騙されたナックルは死にかけるがキルアの『落雷』によって助かる。
さらに電気で体が硬直するユピーに8発もの攻撃に成功。
一方、ユピーは殴られたことなど意に介さず、何が起きたのかを理解するために頭を働かせていた。
階段での打撃、ポットクリンの出現、そして雷。
全て気づかないはずがない。
不可解な現象の答えを探している途中、見るからに不機嫌な表情を浮かべたキルアが姿を見せる。
「今からすることは全部八つ当たり」と言いながら、とてつもない速度で電気と蹴りを放ち、怒りで声を上げる暇も変形のスキも与えることなく、ユピーを圧倒した。

キルアの能力『神速』は2種類の性質を持つ。
- 電光石火:自分の意志で肉体を操作する
- 疾風迅雷:肉体が相手の動きに反応する
オロソ兄妹の攻撃を防いだのは『疾風迅雷』
オーラの揺らぎに反応して、自動的に攻撃を防いだのだ。
総合的な力で言えば、全員ユピーの10分の1以下なのに手も足も出せないのは、念能力の奥深さを物語っている。
キルアからの猛攻を喰らいながら、ユピーは楽しいと感じ始める。
ナックルとの戦闘で『冷静さ』を獲得していなければ、あり得ない心境の変化だ。
電気が切れて逃げ出すキルアを追いかけるが、またしても気配を感じれなくなる。
まるで存在が消えてしまったような不自然さに、ユピーは自由に消えたり現れたりできる仲間がいることを確信する。
ハンターハンター27巻No.282:密室

フラッタを片付け、地上に戻ろうとしたブロヴーダだったが、エレベーターの暗証番号が分からず地上へ登れずにいた。
暗証番号が正しく入力されなかった場合、エレベーターの中に催眠ガスが吹き出すことになっている。
睡眠ガスでブロヴーダが眠っている間に始末することができれば、イカルゴの能力でブロヴーダに成りすますことができるが・・・
イカルゴはキメラアントでありながら、死体を操る能力を持ちながら、自らの手を汚したことが一度もない。
つまり、他者の命を奪うのが怖いのだ。
覚悟を決めて、モニター室でエレベーターの様子を監視しようとしたところで、防弾扉を打ち破って出てくるブロヴーダ。
ブロヴーダが地上に戻れば、イカルゴは自由に動くことができるが、仲間の危険度も上がってしまう。
本当に仲間のために行動するのであれば、やはり地下でブロヴーダを始末する以外にない。
まずは、地下に閉じ込めるためにシャッターを操作して、通路を封鎖。

エレベーターの天井をぶち破れば外に出られることに気がついたイカルゴとブロヴーダ。
逃がさないために、イカルゴは急いでエレベーターを塞ぐ手段を考え、装甲車でエレベーターの入口を物理的に封鎖する作戦を思いつく。
果たして、イカルゴの作戦はうまくいくのか!?

「出歯亀」ってどんな意味だろう?と思って調べたら「女風呂をのぞくなど、変態的なことをする男をののしる言葉」らしい
ハンターハンター27巻No.283:決心

エレベーター目掛けて、勢いよく進む装甲車。
ブロヴーダの強力な放出系能力を受けても全くダメージがなく止めることができない。
そのまま入り口を塞ぐことに成功したイカルゴは、操作されないように車内に火を放った。
密室となった地下空間は次第にガスで満ち、ブロヴーダは気を失う。
後は甲殻の隙間からライフルで撃てば、仲間の危険が減る。
簡単なことだ・・・

結局、引き金を引くことができなかったイカルゴ。
ブロヴーダを放置したままモニター室に戻り、他者の命を奪うかもしれないというプレッシャーと仲間を救うための思いがせめぎ合い、涙を流す。
とにかく、ブロヴーダは殺されなかった。
この選択がキメラアント編にどんな影響を与えるのか、今はまだ誰にも分からない。

その頃、モラウは煙の中でサナギになったプフに攻撃を仕掛けていた。
そして、中に何も入っていないと判断し『監獄ロック』を解除。
モラウが攻撃しようとした際に「反応すまいとする気配さえない」なんてことはあり得ないという理由が決定打になったらしい。
なんかよく分からん理由で攻撃を仕掛けたモラウをよそに穏やかな笑みを浮かべながらプフは「15分・・・」と囁く。
一体、何を意味するのだろうか?
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター27巻No.284:15分

モラウの目的はメルエムとプフの分断。
目的を果たすため、15分間は煙を解除しないとプフは考えていた。
つまり、少しずつ煙を抜け出していたプフは15分間、外で自由に動き回ることができるはずだった。
粒子レベルで細かく分裂できるプフだが、本体のサイズだけはハチぐらいの大きさを維持しなければならない。
もしモラウが煙の中を注意深く観察していたら、戦闘力が大幅にダウンしたプフ本体を潰すことができただろう。
そんなことを知らないモラウは、自分の判断が正しかったと言い聞かせる。
逃げるプフを追いかけようとするが、逆にキセルを奪われてしまい、新たな煙を生み出すことができなくなってしまうモラウ。

武器を失くし、絶体絶命のモラウの前に現れたのはユピー。と、ブチギレたナックル。
どうやら、シュートが行方不明なのはユピーの仕業だと思っているようだ。
現時点で残っている『紫煙機兵隊』は89体。
全てがナックルの姿に変わり、本人と共に攻撃を仕掛ける。
ユピーはモラウたちの狙いを読み、1発をもらう代わりに命を奪う作戦に出る。
不穏な空気が流れるが・・・
ハンターハンター27巻No.285:分身

レオルともフラッタとも連絡が取れなくなり、宮殿から逃げ出そうとしていたヒナとシドレ。
その途中で、瓦礫に押しつぶされて動けなくなったビゼフ長官に助けを求められる。
あっさり断るがヒナだったが、地下に財宝があると聞き手のひらを返す。
シドレに背負われながら、ビゼフ長官は東ゴルトーという国が終わりを迎えていることを確信していた。
その頃、ユピーは順調に煙の数を減らしていた。
本物を誘き出すためにワザとスキを作るユピーと、スキを見逃さないナックル。
狙い通りの場所へ攻撃が仕掛けられた瞬間、反撃するが本物ではなかった。
そして「ようやく気づいたかマヌケ。本物なんざ始めからいねぇんだよ」と煽られる。

狙い通りにことが進んでいたと思っていたはずが、最初からモラウに踊らされていたと気づき、ブチギレるユピー。
逃げ出すモラウを追いかけている最中、横から本物のナックルがユピーを殴りつける。
そして、作戦が開始されてから7分半が経った。

ドッキリ大成功!?(2回目

ハンターハンター27巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
高い戦闘力を持つユピーが人間にボコボコにされる回。
27巻を見ていると、戦いにおいて頭の回転がいかに重要かが分かる。
もし、ユピーではなく、ピトーやプフなら同じ結果にはならなかったはず!
それにしても、キルアの戦闘シーンは27巻で最大の見どころな気がする。
強者を見ると引き気味になるキルアが、強大だった護衛軍に臆することなく、一方的に攻撃する姿は感動とも言える喜びを覚えたよ!
更なる成長を楽しみに待つ!
人間最強の存在と世界の頂点に立つべく生まれた存在。
一体、どちらが勝利を納めるのか!?
気になる人は27巻の後半でまた会おうぜ!

護衛軍のキャラが濃すぎて師団長の存在感が薄い問題・・・
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