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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター17巻前半【感想・ネタバレ】
ハンターハンター17巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 200ページ |
初版発行 | 2003年6月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
16巻の後半で、ヒソカとシングルハンターの称号を持つツェズゲラを仲間に加えたゴンたち。
強力なメンバーを揃えてレイザーに挑み、順調に勝利を重ねていく。
しかし、最後のスポーツは8対8で行われる『ドッジボール』
レイザーと生み出された念獣のコンビネーションによって、ゴンたちは予想外の苦戦を強いられた。
果たして、未だかつて誰も手にしたことのないカード『一坪の海岸線』を手に入れることができるのか!?
命懸けのドッジボールもついに大詰め!
そんな気になる17巻を一緒に見ていこう!
ハンターハンター17巻①:対決
『黒い賢人』の他人と位置を入れ替える能力を使い、レイザーの顔面にボールをぶつけたゴレイヌ。
アウトを取れたかに思えたが、レイザーの念人形がボールをキャッチし、お返しと言わんばかりにゴレイヌの顔面へボールを投げた。
ゴレイヌはキャッチできずに直撃。気を失ってしまい、黒いゴリラも使えなくなってしまう。
結局、レイザーからアウトは取れず「バック」も残す形となった。
圧倒的に不利な状況下でボールはレイザーの手に渡ってしまう。
狙われたのはキルア。
受けるのは無理と判断したキルアが回避した途端、ボールが直角に曲がる。
3人とも回避するが、スカートの先端にボールが触れてしまったため、ビスケはアウト。
同時に「バック」を宣言するゴン。
レイザーの投げる球にさえ注意していれば、大ダメージを受けることはないとキルアとヒソカが話し合っているとゴンが「それじゃ勝ったことにならない」と怒り口調で話す。
ボールが直角に曲がったとき、キルアが反対に避けていたら死んでいたかもしれない事実に怒っているようだ。
「完璧に勝つ」そう言い、キルアにボールを持たせて構えさせるゴン。
ハンターハンター17巻②:対決⑧【レシーブ】
ヒソカからボールを奪い取った合体した念獣は、ゴンの放った球を受けてエリア外までぶっ飛ぶ。
申し分ない威力に周りからも歓声が上がるが「これじゃレイザーは倒せない」とゴンは全く納得していない。
レイザーを仕留めるには、もっと威力が必要。
深く集中したゴンは厳しい修行の成果と相まって、ツェズゲラが驚愕するほどのオーラを練り出す。
そして、練り出したオーラを全て拳へ集め、全身全霊でボールを殴る。
凄まじい威力で放たれたボールを見て、キルアは「カンペキ取れっこねー!」と確信。
仮に取れたとしても、ボールの勢いをコート内で止めることなどできない。
だが・・・
レイザーは全く避ける素振りを見せず、レシーブの構えを見せた。
当たれば死んでしまうような威力を完全に相殺したレイザー。
刹那の狂いさえも許されない完璧なタイミング。
ビスケは改めてレイザーの強さを感じていた。
ボールは勢いを失い、レイザーの真上に・・・
このままだとレイザーにボールが渡ってしまうと思われた瞬間、ヒソカがバンジーガムを発動。
ボールを奪われたレイザーはアウトとなる。
ハンターハンター17巻③:対決⑨【負傷】
レイザーに「バック」を使わせ、形勢逆転だと騒ぐツェズゲラの仲間。
しかし、ツェズゲラは「満身創痍なのは、むしろこっち」と見抜いていた。
ヒソカは右手を骨折しており、ボールを受けたり投げたりすることができない。
ゴンは念能力を使用したことで全身に疲労が溜まっており、さっきと同じ威力の球を撃つこともできない。
そして、内野で最もダメージを負っているのがキルアだ。
ゴンの放つ凄まじい威力の球をノーガードで持っていたキルアの手は既にボロボロ。
状況を鑑みたツェズゲラは、ゴンに「キルアの手はボロボロだ。オレがボールを持つから外野に来てくれ」と説得する。
だが、キルアは強がって譲ろうとしない。戦いから逃げたくないのだ。
頑なに手を見せないキルアの腕を引っ張るビスケ。
ポケットから出てきたのは2倍ほどに腫れ上がった手。
痛み以外の感覚すらなくなっている手を見てツェズゲラは、ゴンからも説得してくれと頼むが「キルアじゃなきゃダメなんだ」と打ち明ける。
キルアがボールを持ってくれているからこそ、何も考えずに集中して全力を出せる。
手のことは分かっていたけど、キルアじゃなきゃ勝てない。
そんなゴンの思いを聞いて、感情が顔に出そうなのを堪えるキルアと引き下がるツェズゲラ。
話はまとまったが、肝心のボールはレイザーから奪わないといけない。
果たして、あの威力のボールを負傷した3人で止めることなどできるのだろうか?
作戦タイムが終わり、試合が再開されると同時にレイザーは具現化していた念人形を解除し、分散していたオーラを自身に戻した。
いよいよ、本気を出すつもりだ。
ハンターハンター17巻④:対決⑩【怪物】
レイザーの本気は、ボールを投げるのではなく、バレーのスパイクによって放たれた。
とんでもなく凄まじい威力のボールを正面からゴンが止め、ヒソカが覆い、キルアが支える。
そして、見事にレイザーからボールを奪うことに成功!
自身のパワーを3人のセンスが上回ったことを素直に認めるレイザー。
ボールの威力に臆することなく正確に捕えたゴンの胆力。
ボールが衝突する瞬間にバンジーガムで球を包み込み、ゴンの取りこぼしを防いだヒソカの能力発動技術。
2人のクッションとなったキルアのオーラ攻防力移動センス。
特にキルアの役割は誤差1%以下の精度が要求される。ビスケでさえ20代後半で達した領域だ。
再びボールを手にしたゴンは反撃に出るため、今出せる最大のオーラを練り出す。
レイザーは先ほどの『練』がマックスじゃなかったことに驚きを隠せず、ジンの息子だと改めて確信した。
経験豊富なビスケやツェズゲラの反応から分かるように、これだけのオーラを練れるハンターはそう多くないのだろう。
やはり、ゴンとキルアの潜在能力は計り知れない。
練り出したオーラを拳へ集め、正真正銘本気でレイザーにぶっ放すゴン。
ハンターハンター17巻⑤:対決⑪【完璧に勝つ】
予想外の威力に『ボールを捕る』という選択肢を失ったレイザーは再びレシーブの構えを見せる。
捕ることができても威力が強すぎて、そのままコートの外に出てしまうからだ。
しかし、上にボールを逃せばヒソカの餌食になってしまうため、返す方向をゴンに向ける。
もし、避ければアウトになるのはレイザーだが、ゴンはそんな勝ち方を望まない。
ボールを真っ向から受けるかと思った瞬間、その場で気を失い倒れてしまう。
納得はできないかもしれないが、このままでもゴンたちの勝利だ。
ツェズゲラが「胸を張れ」と思っている矢先、ヒソカがボールの前に立ちはだかる。
当たれば無事では済まないだけでなく、せっかくのアウトも帳消しになるかもしれない。
それでも尚、ボールを返そうとするのはゴンの意思を尊重したのか、それとも彼自身の矜持なのか・・・
両手の指を犠牲にして、バンジーガムの反動でボールを返すヒソカ。
レイザーは根比べのつもりで、もう一度レシーブをするが・・・
ガムの性質で腕からボールが離れなくなり、コート外に押し出されてしまう。
この瞬間、ゴンたちの勝利が確定した。
「みんなの力があったからだよ。チームの勝利ってやつさ♡」と似合わないセリフを口にするヒソカ。
そして、敗北したレイザーは町から出る前にジンについて知っていることを話すとゴンに申し出た。
ハンターハンター17巻⑥:宣戦布告
ジンはグリードアイランドにいないと伝えられ、残念そうな様子を見せるゴン。
当然だ。ここまで来て結局、手がかり一つ掴めないのだから。
しかし、代わりにジンの昔話を聞けることになる。
実はレイザーも元死刑囚。過去にはボポボと同じぐらい人も殺めている。
ジンに捕まり、雇われる形でグリードアイランドへやって来た。
「頼んだぜレイザー」
レイザーは世界にたった1人だけでも自分を信じてくれる人間がいれば救われるのだと知った。
ジンがレイザーを信じたように、レイザーもまたゴンの力を信じて全力で撃った。
「ジンに会えよ」と告げ、去っていくレイザー。
話を終えて、まだ誰も手にしたことのなかったカード『一坪の海岸線』をついにゲット。
戦いを終えたヒソカは、また何かあったら呼んでくれと早々に去っていき、ツェズゲラはゴンに同盟を持ちかける。
この先、ゲンスルーたちと必ず一騎討ちなるが、意外なことに純粋な戦闘力だけならツェズゲラでも足元にも及ばないらしい。
理由はゲンスルーたちは、人を殺傷する目的で念を修めており、戦闘における心構えが根本的に違うからだ。
そんな話をしているとゲンスルーからコンタクトが飛んでくる。
生命の安全を保証する代わりに『一坪の海岸線』をよこせとのこと。
バレる早さが想定外で焦るツェズゲラ。
返答に悩んでいると、以前レイザーと戦った11人のプレイヤーは「この世にいない」と聞かされる。
それを聞いたゴンは怒り浸透。「オレが相手になってやる!」と怒鳴る。
このまま連戦になってしまうのだろうか?
果たして・・・!?
ハンターハンター17巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
グリードアイランド編最大の見せ場といっても過言ではない、レイザーとのドッジボールに勝利したゴンたち。
普通の戦いではなくドッジボールだからこそ、ゴンとキルアは修行の成果を余すことなく発揮することができ、ヒソカとの夢のチーム戦も実現することができた。
入手難易度MAXのカードを手に入れたことによって、ゲームクリアもいよいよ大詰め。
17巻の後半では、幻影旅団の新たなメンバーが発覚し、ゲンスルー組とゴンたちが戦うことになる!
純粋な戦闘力だけなら、ツェズゲラでさえ足元にも及ばない存在に勝つことはできるのか!?
そして、幻影旅団の新たなメンバーは一体どんな人物なのだろうか!?
というわけで、17巻の後半でまた会おう!
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