旅団の新メンバー登場!ハンターハンター17巻後半のあらすじ・ネタバレ | マンガマスタリー
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旅団の新メンバー登場!ハンターハンター17巻後半のあらすじ・ネタバレ

ハンターハンター17巻後半感想・ネタバレ 表紙
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こんにちは、宮本(@mangablog2)です。

当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。

※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。

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ハンターハンターネタバレ一覧

ハンターハンター17巻後半のネタバレ【前回のあらすじ】

ハンターハンター17巻の概要
著者冨樫義博
ページ数200ページ
初版発行2003年6月4日
デジタル発行(モノクロ)2012年12月4日
デジタル発行(カラー版)2013年2月19日
発行所集英社

17巻の前半で、ゲーム上のラスボスといっても過言ではないレイザーを打ち破り『一坪の海岸線』を手にしたゴンたち。

喜びも束の間、同じく『一坪の海岸線』を狙っていたゲンスルーにバレてしまい「命を保証する代わりにカードをよこせ」と取引をしてくる。

以前、共に戦ったカヅスール組などが殺されたと知ったゴンは宣戦布告。

果たして、このままゲンスルーと連戦になってしまうのか!?

そして、除念師を見つけた幻影旅団はクロロの鎖を外すことができるのか?

さまざまな思惑が交錯する17巻を一緒に見ていこう。

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ハンターハンター17巻No.170:三つ巴の攻防

ハンターハンター ゲンスルー

ゴンの怒鳴り声を聞いても冷静に対応する姿勢を見せたゲンスルー。

挑発に乗らなかったのは、ゴンがまだ子どもで油断しているのに加えて、ゴンたちの相手をしている間にツェズゲラに回復される方が厄介だと判断したからだ。

シングルハンターの称号は伊達じゃない。

ツェズゲラは「勝てるチャンスがあるとすれば君たちしかいない」と断言。

しかし、同時にゴンの不用意な行動が仲間の命まで危険にさらした最も愚かな行為だったと厳重注意。

ゲンスルーはゴンたちの実力を知らないため『一坪の海岸線』の本物は、ツェズゲラが持っていると思い込んでいて、そのスキを突く。

一緒にいることがゲンスルーにバレてしまった以上、もうツェズゲラが囮になる(同盟)のメリットはない。

代わりにツェズゲラは3週間の時間を稼ぐ代わりに『奇運アレキサンドライト』を譲って欲しいと取引を持ちかける。

3週間という短い時間でゲンスルーを倒す作戦の考案と準備をしなければならない。

3人は了承し、早速行動に移す。

フィンクス=マグカブ イラスト(セカンドライン)
フィンクス=マグカブ イラスト(セカンドライン)

その頃、除念師(アベンガネ)を見つけたとフィンクスから連絡を受けていたヒソカ

シャルナークの指に結ばれた糸の先の除念師にアプローチをかける。

糸を辿っていくとマチノブナガが除念師を見張る形で待機しており、ヒソカが抜けた後に入ってきた『カルト』の能力によって見つけることができた。

あとはヒソカがアベンガネと交渉して、クロロの除念を成功させるだけ。

奇しくも、ツェズゲラとヒソカはどちらも交渉の場に行くことになる。

果たして、双方の交渉はそれぞれどんな結果を招くことになるのだろうか?

ハンターハンター17巻No.171:三つ巴の攻防②【決裂と決心】

ハンターハンター ツェズゲラ

交渉には「1人で来い」と言われていたが、全員で現れたツェズゲラ組は宣戦布告と同時に『徴収レヴィ』を唱える。

いつぞやの仕返しと言わんばかりにカードを奪って逃げていった。

ゲンスルーは焦ることなく奪われたカードを確認し、覚悟を決めたツェズゲラの表情から手強さを感じる。

果たして本気になった一ツ星シングルハンターは、どんな戦いを見せるのだろうか!?

ツェズゲラが稼いでくれる3週間で、掴まれた場所を爆破する『一握りの火薬リトルフラワー』を防ぐための訓練と、武器となる放出系の修行をするゴン。

もし、間に合わなければ3週間がまるっきり無駄になってしまい、間に合ったとしても戦術の幅が少し広がる程度で必殺技にはならない。

現時点でゴンとゲンスルーの実力差は、かなり絶望的。

そんなゴンが修行をしている間、手を負傷しているキルアが作戦の立案を行う。

作戦が立てやすくなるようにビスケに能力を尋ねる。

ビスケ イラスト(セカンドライン)
ビスケ イラスト(セカンドライン)

ビスケの能力は『魔法美容師マジカルエステ

エスティシャンである女性を念で具現化し、さまざまなマッサージを施してくれる。

疲労回復などには役立つが戦闘向きではない。

ゴンたちが修行に励んでいる間、ゲンスルー組はツェズゲラの奇襲作戦に嫌気がさしていた。

ツェズゲラの戦法は、攻撃したらスペルで逃げるヒットアンドアウェイ。

場所を変えてもすぐに見つかり、ゆっくり休むことさえできない。

ツェズゲラの仲間に「レーダー機能と似た能力を持つ者がいる」と考察したゲンスルーは、状況を打破するべく乱暴な手を使う。

ハンターハンター17巻No.172:三つ巴の攻防③【爆する者】

ハンターハンター バラ

ゲンスルーの『乱暴な手』とは、スペルカードを買いに来た人間を無差別に襲い、リストを見てツェズゲラと会っていれば殺すこと。

出会っていなかった場合、移動系のスペルカードを奪うという徹底ぶり。

ツェズゲラにカードを供給している容疑者を減らしつつ、カードを確実に手に入れることができる非人道的な作戦に戦慄するゴレイヌ。

もし、事前に知らなければゴレイヌも犠牲者となっていただろう。

しかし、ゲンスルーの作戦はツェズゲラの予測の範疇だった。

逆に「移動系のスペルカードが集まるまで動かない」と言っているようなもので、時間を稼ぐにはちょうど良い。

約束の期日まで残り12日。ツェズゲラたちの方は順調だ。

ゴン=フリークス

一方、ゴンは・・・

放出系の修行にかなり苦戦していた。

能力は全く上がらず、武器になる気配はない。

ゴンの修行が間に合わなかった場合を想定し、キルアビスケはとんでもなく巨大な岩を見て何やら作戦を話し合う。

そして時間が経ち、ゲンスルーたちがついに動き出す。

同行アカンパニー』の枚数がツェズゲラを上回ったという証拠。

急速に近づいてくるゲンスルーにも冷静に「来たか」と呟くツェズゲラ。

果たして、ここからどんな戦いを見せてくれるのか!?

ハンターハンター17巻No.173:三つ巴の攻防④【逃亡と敗走】

ゲンスルー イラスト(セカンドライン)
ゲンスルー イラスト(セカンドライン)

スペルカードの応酬を繰り返すゲンスルーとツェズゲラ。

カード枚数はゲンスルーが上回っているが、ツェズゲラにはとある計画がある。

驕らず冷静に作戦を実行。

約束の期日まで残り5日・・・。

その頃、ゴンはキルアの考えた作戦準備をするため修行を止められていた。

一体、どんな秘策を取るのだろうか・・・

ツェズゲラたちのカードは尽き、計画はついに最終段階を迎える。

作戦の内容は、現実世界に戻った場所で待機している武装兵と共に、追いかけてきたゲンスルーたちを返り討ちにするというもの。

ところが、現実世界に戻ると待機しているはずの武装兵が1人もいない。

『サバズシ』という人物に理由を聞くと、バッテラから直々にキャンセルが出たと知らされる。

計画の最終段階で、予想外の事態に思わず絶句するツェズゲラ。

バッテラの部屋まで急いで向かい「もうすぐクリアできるんですよ!」と説得するが、扉が開かれることはなく「もう良いんだ」としか返事がない。

大口の雇い主であっても、10年以上の苦労を「もう良いんだ」の一言で済ませられては、怒りを隠すことができない。

そんなやり取りをしているうちにゲンスルーが追いかけてきてしまった。

万事休す・・・

ハンターハンター17巻No.174:三つ巴の攻防⑤【バッテラ】

ツェズゲラたちが現実世界に戻って、何の連絡もないまま10日目を迎えたゴンたち。

ツェズゲラのカードが消えてしまうのではないかと心配していたところ、ようやくゴレイヌから連絡がくる。

現実世界に戻って10日(240時間)以内にログインしなければカードが全て消えてしまう。

ゴレイヌによると、ツェズゲラたちはグリードアイランドには戻ってこない。

ゲームの開始地点でゲンスルーたちが見張っていることを知っているからだ。

そして、240時間が過ぎ、カード(10年間の苦労)は全て消えてしまった・・・

ハンターハンター ゴレイヌ

かに思われたが、実はカードは全てフェイク。重要なカードは全てゴレイヌが所持している。

あとはゲンスルーを倒すだけ。時間はまだまだ足りないがやるしかない。

話が終わると、ゴンはストップウォッチを1分ジャストで止められるようになっていた。

ゴンたちがゴレイヌと連絡を取り合っている間、現実世界ではツェズゲラがバッテラにキャンセルした理由を聞いていた。

このままでは、いくらお金をもらっても納得ができない。

長い沈黙の末、バッテラが話し出したのは、孫とも呼べる年齢の恋人が先日亡くなったことだった。

お互いは本当に愛し合っており、資産を全て処分して一緒になろうとしていた矢先、事故でいつ目覚めるか分からない状態になった。

そんな時、グリードアイランドをクリアすれば『どんなケガでも治せる呪文』『若返りの薬』など、バッテラに必要なアイテムが手に入る噂を聞いたらしい。

理由を聞いて何も言えなくなってしまうツェズゲラ。

ハンターハンター17巻No.175:三つ巴の攻防⑥

キルア=ゾルディック

ツェズゲラが消えたことで標的はゴンたちになり、突然現れるゲンスルー組。

警戒するゴンたちに「心を入れ替えた。報酬を山分けしよう」と提案する。

「とても信じられないね」とキルアが返すと、本性を見せたゲンスルー。

移動スペルで逃げるが、すぐに追い詰められてしまう。

状況は圧倒的に不利・・・

と見せかけて、全てゴンたちの演技。

本当は万全の状態でゲンスルー達を待ち構え、目的の場所へと誘導することにも成功。

まさか、自分たちが誘導されているとは、微塵も思ってもいないゲンスルー組。

果たして、ゴンたちはゲンスルーたちの油断を突き、勝利を掴むことができるのだろうか?

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ハンターハンター17巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ

17巻の後半は、ツェズゲラの戦略がハイライト。

無闇に叩くのではなく、環境をうまく利用した方法がシングルハンターらしい。個人的に好きなキャラクター。

ハンターハンターには、少年漫画にありがちな『主人公と同じぐらいの強さの敵と遭遇する』ってパターンがあまり感じられない。

むしろ、いつも敵がゴンたちを上回っている。それを策や立ち回りで乗り越えるからこそ深みがあるのかも。

さて、18巻ではグリードアイランド編も最終章。

果たして、10年以上誰もクリアできなかったゲームを制するのは一体誰なのか!?

そして、ゴンたちは強敵ゲンスルーを打ち破ることができるのか!?

ということで18巻でまた会おう!

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