こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンター17巻後半【感想・ネタバレ】

17巻の前半では、ゲーム上のラスボスといっても過言ではないレイザーを打ち破り『一坪の海岸線』を手にしたゴンたち。
喜びも束の間、同じく『一坪の海岸線』を狙っていたゲンスルーにバレてしまう。
「命と引き換えにカードをよこせ」と取引をしてくるが、以前共に戦ったカヅスール組などが殺されたと知ったゴンは宣戦布告。
一方、幻影旅団は除念師を見つけることに成功していた。
果たして、このままゲンスルーと連戦になってしまうのか!?
そして、クロロは除念に成功するのだろうか!?
さまざまな思惑が交錯する17巻を見ていこう。
ハンターハンター17巻No.170:三つ巴の攻防【ダブル交渉】

ゴンの怒鳴り声を聞いても挑発には乗らず、静観する姿勢を見せたゲンスルー。
どうやら、ツェズゲラがそばにいたことで警戒したようだ。
シングルハンターの称号は伊達じゃない。
ゲンスルーはゴンたちの実力を知らないため『一坪の海岸線』はツェズゲラが持っていると思い込んでいて、そのスキを突く。
「勝てるチャンスがあるとすれば君たちしかいない」と断言。
しかし、ゴンが不用意にゲンスルーを挑発したことは、仲間の命まで危険にさらした最も愚かな行為だったと厳重注意。(ごもっとも)
一緒にいることがゲンスルーにバレてしまった以上、もうツェズゲラが囮になる(同盟)のメリットはない。
代わりにツェズゲラは3週間の時間を稼ぐから『奇運アレキサンドライト』をくれと取引を持ちかける。
3週間という短い時間でゲンスルーを倒す作戦の考案と準備をしなければならない。
3人は了承し、早速行動に移す。

その頃、除念師(アベンガネ)を見つけたとフィンクスから連絡を受けていたヒソカ。
シャルナークの指に結ばれた糸の先に除念師がいるらしい。
糸を辿っていくとマチとノブナガが除念師を見張る形で待機しており、ヒソカが抜けた後に入ってきた『カルト』の能力によって見つけることができた。
あとはヒソカがアベンガネと交渉して、クロロの除念を成功させるだけだ。
奇しくも、ツェズゲラとヒソカはどちらも交渉の場に行くことになる。(相手は違うが)
果たして、双方の交渉はそれぞれどんな結果を招くことになるのだろうか?
ハンターハンター17巻No.171:三つ巴の攻防②【決裂と決心】

交渉には「1人で来い」と言われていたが、全員で現れたツェズゲラ組は宣戦布告と同時に『徴収』を唱える。
いつぞやの仕返しと言わんばかりにカードを奪って逃げていった。
ゲンスルーは焦ることなく奪われたカードを確認し、覚悟を決めたツェズゲラの表情から手強さを感じる。
果たして本気になった一ツ星ハンターは、どんな戦いを見せるのだろうか!?

ツェズゲラが稼いでくれる3週間で、掴まれた場所を爆破する『一握りの火薬』を防ぐための訓練と、武器となる放出系の修行をするゴン。(幽遊白書でもこんなシーンあった気が・・・)
もし、間に合わなければ3週間がまるっきり無駄になってしまい、間に合ったとしても戦術の幅が少し広がる程度で必殺技にはならない。
現時点でゴンとゲンスルーの実力差は、かなり絶望的だ。
そんなゴンが修行をしている間、手を負傷しているキルアが作戦の立案を行う。
作戦が立てやすくなるようにビスケに能力を尋ねると披露してくれるが・・・

ビスケの能力は『魔法美容師』
エスティシャンである女性を念で具現化し、さまざまなマッサージを施してくれる。
疲労回復などには役立つが戦闘向きではないため、キルアに「使えねー!」と言われブチギレ。

僕も念が使えたら戦闘向きじゃなくて便利なものにする。
ゴンたちが修行に励んでいる間、ゲンスルー組はツェズゲラの奇襲作戦に嫌気がさしていた。
ツェズゲラの戦法は、攻撃したらスペルで逃げるヒットアンドアウェイ。
場所を変えてもすぐに見つかり、ゆっくり休むことさえできない。
ツェズゲラの仲間に「レーダー機能と似た能力を持つ者がいる」と考察したゲンスルーは、状況を打破するべく乱暴な手を使う。
ハンターハンター17巻No.172:三つ巴の攻防③【爆する者】

ゲンスルーの『乱暴な手』とは、スペルカードを買いに来た人間を無差別に襲い、リストを見てツェズゲラと会っていれば殺す作戦。(マジでヒソカとぶつかって欲しい)
出会っていなかった場合、移動系のスペルカードを奪うという徹底ぶり。
ツェズゲラにカードを供給している容疑者を減らしつつ、カードを確実に手に入れることができる非人道的な作戦に戦慄するゴレイヌ。
もし、事前に知らなければゴレイヌも犠牲者となっていただろう。
しかし、ゲンスルーの作戦はツェズゲラの予測の範疇だった。
逆に「移動系のスペルカードが集まるまで動かない」と言っているようなもので、時間を稼ぐにはちょうど良い。
約束の期日まで残り12日。ツェズゲラたちの方は順調だ。
一方、ゴンは・・・

放出系の修行にかなり苦戦していた。
能力は全く上がらず、武器になる気配はない。
ゴンの修行が間に合わなかった場合を想定し、キルアとビスケはとんでもなく巨大な岩を見て何やら作戦を話し合う。

こんなのどうするんだ・・・?
そして時間が経ち、ゲンスルーたちがついに動き出す。
『同行』の枚数がツェズゲラを上回ったということだ。
急速に近づいてくるゲンスルーにも冷静に「来たか」と呟くツェズゲラ。
果たして、ここからどんな戦いを見せてくれるのか!?
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター17巻No.173:三つ巴の攻防④【逃亡と敗走】

スペルカードの応酬を繰り返すゲンスルーとツェズゲラ。
カード枚数はゲンスルーが上回っているが、ツェズゲラには何やら計画があるそうだ。
驕らず冷静に作戦を実行する姿は、まさにベテランハンターそのもの!
約束の期日まで残り5日・・・。
その頃、ゴンはキルアの考えた作戦準備をするため修行を止められていた。
修行を中断してまで行う秘策とは一体どんなものなのだろうか?

ツェズゲラたちのカードは尽き、計画はついに最終段階を迎える。
作戦の内容は、現実世界に戻った場所で待機している武装兵と共に、追いかけてきたゲンスルーたちを返り討ちにするというものだ。
ところが、現実世界に戻ると待機しているはずの武装兵が1人もいない。
『サバズシ』という人物に理由を聞くと、バッテラから直々にキャンセルが出たらしい。
計画の最終段階で、予想外の事態に思わず絶句するツェズゲラ。(気持ちは分かる)
バッテラの部屋まで急いで向かい「もうすぐクリアできるんですよ!」と説得するが、扉が開かれることはなく「もう良いんだ」としか返事がない。
いくら大口の雇い主であっても、10年以上の苦労を「もう良いんだ」の一言で済ませられては、怒りを隠すことができない。(気持ちは分かる)
そんなやり取りをしているうちにゲンスルーが追いかけてきてしまった。
万事休す・・・
ハンターハンター17巻No.174:三つ巴の攻防⑤【バッテラ】

ツェズゲラたちが現実世界に戻って、何の連絡もないまま10日目を迎えたゴンたち。
ツェズゲラのカードが消えてしまうのではないかと心配していたところ、ようやくゴレイヌから連絡がくる。
現実世界に戻って10日(240時間)以内にゲームへとログインしなければカードが全て消えてしまう。
ゴレイヌによると、ツェズゲラたちはグリードアイランドには戻ってこないらしい。
ゲームの開始地点でゲンスルーたちが見張っていることを知っているからだ。
そして、240時間が過ぎ、カード(10年間の苦労)は全て消えてしまった・・・
かに思われたが、実はカードは全てフェイク。重要なカードは全てゴレイヌが所持している。
あとはゲンスルーをぶっ倒すだけ。時間はまだまだ足りないがやるしかない。
話が終わると、ゴンはストップウォッチを1分ジャストで止められるようになっていた。(関係あるの?)

ゴンたちがゴレイヌと連絡を取り合っている間、現実世界ではツェズゲラがバッテラにキャンセルした理由を聞いていた。
このままでは、いくらお金をもらっても納得ができない。
長い沈黙の末、バッテラが話し出したのは、孫とも呼べる年齢の恋人が先日亡くなったことだった。
お互いは本当に愛し合っており、資産を全て処分して一緒になろうとしていた矢先、事故でいつ目覚めるか分からない状態になった。
そんな時、グリードアイランドをクリアすれば『どんなケガでも治せる呪文』『若返りの薬』など、バッテラに必要なアイテムが手に入る噂を聞いたらしい。
理由を聞いて何も言えなくなってしまうツェズゲラ。

使いきれない程のお金を持っていても手に入らないものってあるんだね・・・
ハンターハンター17巻No.175:三つ巴の攻防⑥【演技VS演技】

ツェズゲラが消えたことで標的はゴンたちになり、突然現れるゲンスルー組。
警戒するゴンたちに「心を入れ替えた。報酬を山分けしよう」と提案する。
「とても信じられないね」とキルアが返すと、早速本性を見せたゲンスルー。(気短すぎw)
移動スペルで逃げるが、すぐに追い詰められてしまった。
状況は圧倒的に不利・・・
と見せかけて、全てゴンたちの演技。
本当は万全の状態でゲンスルー達を待ち構え、目的の場所へと誘導することにも成功。(お互い演技派やな)

まさか、自分たちが誘導されているなんて思ってもいないゲンスルー組。
ただ「それでも勝てるか分からない」という問題は払拭することができない。
3人がバラバラになったところで、ゲンスルーがいきなり手が大きくなる能力を発動させて17巻は終わる。

そんな能力持ってたっけ!?

ハンターハンター17巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
17巻の後半は、全体的にツェズゲラが主人公っぽい。
個人的に好きなキャラクターだから、スピンオフ作品をぜひ作ってほしい!(売れなさそうだけど)
それにしても、ハンターハンターには少年漫画にありがちな『主人公と同じぐらいの強さの敵と遭遇する』ってパターンがあまり感じられないよね。
むしろ、いつも敵がゴン達より強くて、策や立ち回りで乗り越えるからこそ深みがあるのかも。
さて、18巻ではグリードアイランド編も最終章。
後半では新章にも突入するぞ!
果たして、10年以上誰もクリアできなかったゲームを制するのは一体誰なのか!?
そして、ゴンたちは強敵ゲンスルーを打ち破ることができるのか!?
18巻でまた会おう!

本当に冨樫先生は絵が上手だなぁ
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