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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター9巻のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター9巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 192ページ |
初版発行 | 2000年7月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
その後レオリオとも合流し、お金を稼ぐために街中で腕相撲大会を開催する。
一方、クラピカはゴンたちよりも早くヨークシンへ来ており、ネオンの護衛とお宝の競りを任務としていた。
ところが、オークション会場に幻影旅団が出現したことで事態は一変。
会場内のマフィアは、1人残らず殺されてしまう。
全世界の裏社会を敵に回した幻影旅団。
マフィアは最大戦力の陰獣をクモにぶつける。
果たして、戦いの行方は!?
そんな気になる9巻を一緒に見ていこう!
ハンターハンター9巻No.074:9月1日③
オークション会場で何かが起こったことに気づいたクラピカとセンリツ。
急いでビルへと駆けつけるが、会場内には警備も客も、そして競売品も何一つ残されていなかった。
あまりの異常さに現場は混乱状態。マフィアンコミュニティーは首謀者に莫大な懸賞金をかける。
しかし、異常な事態を感じ取っていたのはマフィアだけではない。奇襲を仕掛けたはずの幻影旅団たちも競売品がすべてなくなっていたことに驚いていた。
ウボォーギンはクモの中に密告者がいるとクロロに説明するが、裏切るメリットがないこと、警備の薄さを指摘して否定する。
競売品はマフィアたちの頂点『十老頭』と呼ばれる者たちの実行部隊『陰獣』の1人がどこかへやってしまったらしい。
お宝の行方は果たして・・・
ハンターハンター9巻No.075:9月1日④
ウボォーたちの乗っていた気球を見つけ、追いかけるマフィア。
行き着いた先は人気のない荒野のような場所。
怒り狂う大量のマフィアたちの前にウボォーは1人で立ちはだかる。
壁を彷彿とさせる分厚い肉体と巨木を連想させる大きな体。
銃弾を顔面に向け放たれるが、歯で容易く受け止める。
そして、戦争と呼ぶにはあまりに一方的な殺戮が始まった。
ただの銃器が通用しないと判断したマフィアは、戦車をも破壊するバズーカを持ち出すが・・・
それさえも素手で受け止めてしまう。
バズーカが通用しないと分かったマフィアは、完全に戦意を失い、蜘蛛の子を散らしたように逃げ出す。
人を紙のように千切るウボォーを捕らえることなど到底できない。
ダルツォルネたちが遠くから様子を伺っていると、ついに陰獣が現れる。
この場に現れた陰獣は『蛭』『豪猪』『病犬』『蚯蚓』の4人。
ウボォーの圧倒的な戦闘力を目の当たりにしても、怯える様子を全く見せず、堂々と正面からぶつかる。
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バズーカさえ通用しなかったウボォーにダメージを与えた蚯蚓は、そのままの腕を掴み、地中に引きずり込もうとする。
そして、動けなくなったウボォーに一斉に攻撃を仕掛ける陰獣たち。
絶体絶命かと思われたその時、念を込めた右ストレート『超破壊拳』を放つ。
まるで隕石が落ちたかのような凄まじい破壊力。地面には大きなクレーターができ、蚯蚓は跡形もなく消え去った。
しかし、陰獣たちは『超破壊拳』の威力を見ても尚、怯むことなく襲いかかる。
体毛を自在に操る豪猪がウボォーの腕を絡み取り、強靭な牙を持つ病犬が肩の筋肉を食いちぎる。
銃弾すら通さない鋼鉄の身体を引き裂く陰獣たち。シャルナークも「かなり鍛えられた念能力者」と彼らを評価する。
そして、病犬の歯に仕込まれた神経毒によって、首から上の身体の自由を奪われるウボォー。
動けなくなったウボォーの傷口にヒルの卵を植え付ける蛭。
今度こそ、絶体絶命のピンチかと思われたが「首から上だけ動けば十分」と強気な姿勢を変えることなく、蛭の頭を食いちぎる。
そこからは圧巻だった。
蛭の頭蓋骨を口から放ち、病犬の顔面を貫いた後、豪猪には音が質量を持ったと錯覚するほどの大声。
戦いは呆気なく終わる。
ハンターハンター9巻No.077:9月1日⑥
復讐の対象を目の前にして、クラピカは冷静さを失い、周囲の制止を無視して飛び出そうとする。
混乱する状況を止めたのは、センリツの奏でたメロディだった。
落ち着ちを取り戻したクラピカは勝算があると提案し、毒で身動きの取れないウボォーを遠くから捕獲する。
突如、ウボォーの身体に現れた鎖によって、どこかへ連れ去られるが、マチは素早く針を飛ばしてで追跡を開始する。
ところが、陰獣の1人『梟』が追跡を妨げ、旅団が乗っていた車を大きな風呂敷で包んだ。
包まれた車はポケットに入るサイズまで縮み、ノブナガを閉じ込めてしまう。
車から逃れたクモのメンバーを待ち受けていたのは、残っていた陰獣6名。
シズクは陰獣を意に介さず、陰獣の数が揃っていることに気が付く。
どちらも強者同士、果たして・・・?
ハンターハンター9巻No.078:9月1日⑦
ウボォーをアジトまで連れてきたダルツォルネたちは、拷問を開始しようとしていた。
拷問の準備を進める中、ウボォーは平然と話し始める。
その態度に苛立ちを募らせたダルツォルネは刃をウボォーに振るうが、傷一つつけることができない。
彼の強靭な肉体を支えているのは、不動の精神力。そして、その精神力から生み出されるオーラ。
通常であれば、命乞いをする状況の中、ウボォーは取引を持ちかける。
しかし、ヴェーゼたちを殺したことを知ったクラピカが怒ったことにより、交渉は決裂。
最終的にウボォーは、マフィアンコミュニティーに引き渡すことになり、クラピカはヒソカと密会を交わす。
ヒソカはクラピカに「組まないか?」と提案。
ヒソカの目的は、旅団のリーダー、クロロと戦うこと。クロロは常に3人で行動しており、なかなか戦う機会がない。そこで、旅団に恨みを持つクラピカに、少しずつメンバーを排除してもらいたいと考えている。
クラピカが出した答えは・・・?
その頃、マフィアンコミュニティーに扮したクモがアジトに現れ、ウボォーは救出されていた。
救出の際、ダルツォルネはフィンクスの手によって殺害される。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター9巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
9巻前半の見どころは、何といってもウボォーと陰獣の対決。
陰獣はあっさり倒されてしまうけど、念能力者としては間違いなくかなりの使い手であり、幻影旅団に気圧されることもなかった。
序盤の登場で気付きにくいけど、彼らの戦いには、念の基本的な技術の重要性が詰まっている素晴らしい場面。
9巻の後半では、圧倒的な戦闘力を誇るウボォーとクラピカがぶつかる!
念を覚えたてのクラピカは、バケモノと対等に戦うことができるのだろうか?
というわけで9巻の後半でまた会おう!
ちなみに旧アニメ版だと、リーダーはみんなが逃げるまでの時間を稼ごうと奮闘するぞ!
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