こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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ハンターハンターネタバレ一覧
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ハンターハンター18巻前半【感想・ネタバレ】

17巻の後半では、ツェズゲラとゲンスルーの戦いが意外な形で終わりを迎えた。
そして、次のターゲットはゴンたちに・・・
ビスケはバラ、キルアはサブ、ゴンはゲンスルー、それぞれを担当する。
3人は果たして人を殺めるために念能力を習得した凶悪人たちに勝利することができるのか!?
グリードアイランド編もついに最終局面!
10年以上、クリアされていないゲームを制するのは一体誰になるのか!?
ハンターハンター18巻No.176:三つ巴の攻防⑦【実力差】

ゲンスルーとの戦闘で気をつけなければいけないのが、掴まれた場所を爆破する『一握りの火薬』だ。
手を異様に警戒するゴンの動きを見て、自分の能力がバレていることを理解したゲンスルーは「オレの能力は誰に聞いた?」と質問。
少しの動きで戦闘経験の差を感じ取ったゴンは、ゲンスルーのペースに巻き込まれないように話を逸らしながら『練』で身体を覆い、攻めの姿勢を見せる。
力の差があり過ぎてゲンスルーは『一握りの火薬』を使わないと宣言。
ここまではビスケの読み通り。
だが・・・

ゴン自身がそれを許せなかった。
「作戦はゲンスルーに能力を使わせた後に実行する」この損な性格こそがゴンを主人公にしているのだろう。
容赦なく殴打を叩き込まれるゴン。
果たして勝算はあるのか?

よく子どもこんなに殴れるな・・・
ハンターハンター18巻No.177:三つ巴の攻防⑧【ビスケとバラ】

ビスケは『同行』を発動し、バラと離れた場所に移動していた。
仲間と分断されても余裕の態度を崩さないバラ。
ひ弱そうな女の子に自分が負けるなんて1mmも想像していないのだろう。
しかし、その余裕は一瞬でかき消されることになる。
ビスケは突如、バラの後頭部に蹴りを食らわし、倒れた上から更に拳をぶつけた。
起き上がってからも喉・みぞおち・顔面に殴打のラッシュ。
かつて、ビノールトが一撃で致命傷となった拳を何度受けても「軽いねぇ」とニヤケ面を見せるが、再度近づいてきたビスケの顔面を思いっきり殴り飛ばし「手加減しねーぞ」とマジモード。
ビスケのことを手加減して勝てる相手ではないと判断したのだろう。
だが、時すでに遅し・・・

反撃を喰らったビスケの変化に目を仰天させるバラ。
そして、今までとは比較にならない拳を顔面に受け、盛大に吹き飛んでいく。
なんとか一命を取り留めるが、もはや自力での回復は困難。
バラは『同行』を使われた時点で逃げるべきだったのだ。
いや、それも結果論でしかないのかもしれない。

なんと、ビスケの真の姿はレイザーよりも大きく、女性なのか疑うような体格と顔をしている。
ビノールトの言葉を借りるなら、まさに極限をも超えた鍛錬の結晶だ。
ただ、本人は元の姿を気に入っていないらしい。
ビスケVSバラはビスケの勝利。
ハンターハンター18巻No.178:三つ巴の攻防⑨【キルアとサブ】

キルアもビスケと同じく『同行』を使い、トンガリモブ(サブ)とタイマンに持ち込んでいた。
体術と筋力はキルアがやや勝っているが、オーラ量ではサブの方がはるかに多い。
オーラは攻撃と防御に大きく影響するため、キルアは通常の攻撃でサブにダメージを与えることができない。
更にドッジボールで負傷した手も癒えておらず、状況は圧倒的に不利。
だからこそ、キルアは新たな能力と武器を試す良い機会だと判断する。

相手が弱すぎると実験にならないからね
まずは、電気がどのぐらい通用するのか『雷掌』を発動。
気絶させるほどの威力はないが、動きを数秒間止めることはできた。
サブは電気を警戒して距離を取るが、キルアは離れた敵にも対応できるヨーヨーを取り出し、勢いよく振り回す。
避けると隣の大木に当たり、当たった場所がエグり取られる。
キルア曰く、ヨーヨーは(アニキ)特注の合金で作られていて、重さ50kgあるらしく遠心力も相まって、とんでもない威力になっているのだ。
サブは電気よりもヨーヨーの方が厄介だと判断し、近づいて一気に勝負を仕掛ける。

子ども相手に容赦なく蹴りを入れ「あばら粉砕コォース!!」と得気になるサブw
キルア万事休すか・・・
と思いきや、ヨーヨーをサブの頭にぶつけて反撃。
蹴られたのはヨーヨーを直撃させるための罠だった。

サブとの戦いは計算されたもので、すべてキルアの手のひらの上だったようだ。
まだ意識のあるサブの頭にヨーヨーを落とし、ヨーヨー越しに電気を流す容赦ないキルアw
キルアVSサブの戦い、キルアの圧。
一方、ゴンはゲンスルーにボロボロにされていた・・・
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター18巻No.179:三つ巴の攻防⑩【ゴンとゲンスルー】

何度ボコボコにしても立ち上がるゴンに対して「前言を撤回する。お前は強い」と能力を使う宣言するゲンスルー。(センゲンスル、ゲンスルー)
肉体を痛めつけるのではなく、心を折らなければ戦いは終わらないと判断したのだ。
そして、一瞬で腕を掴み爆破するが『一握りの火薬』対策をしていたゴンは笑みを浮かべながら防ぎ切る。
能力を防がれたゲンスルーは不快に思い、今度は爆破すると見せかけてボディーブローを放つ。
直撃したゴンはのたうちまわるが、起き上がり再び笑みを浮かべた。どうやら、ゲンスルーの神経を逆撫でするのが上手いらしい。
ゴンはゲンスルーの手が『凝』で覆われていたら爆破、覆われていなければフェイクと見抜いている。
そのことに気づいたゲンスルーは両手を『凝』で覆う。

これで、ゴンの対策も通じなくなってしまい、ビスケからも「両手を爆破に使う素振りを見せたら、何が何でも作戦実行しろ」と忠告を受けていた。
ゲンスルーからも「諦めろ」と最終警告を受けるが・・・
ゴンは絶対に諦めない!
殺されないと思っているのではない。殺される覚悟で戦っているのだ。
そんなゴンにゲンスルーは「両腕を同時に爆破する。残したい方を守れ。次は残した腕と足を同時に爆破する。キサマがダルマになるまでな」とサイコパス全開なセリフと共に接近。
ここからが正念場になるが、果たして・・・!?
ハンターハンター18巻No.180:三つ巴の攻防⑪【会心の一撃】

ゴンの防ぎきれない速度と威力で両手を爆破しようとするゲンスルーの視界が突然揺らぐ。(爆破する時の顔キモすぎ)
何が起きたか全く理解できない中、ゴンから急激に膨れ上がるオーラを感じて避けようとするが身体が言うことを聞かない。
そして、直撃・・・
する前に転んだことで当たらずに済んだ。
少しずつまともな思考と視力を取り戻したゲンスルーは、ゴンを見て状況を完全に理解する。

ゴンは爆破された両腕の1つだけオーラで守り、残りのオーラを足に集めてゲンスルーのアゴを蹴り上げたのだった。(痛そう)
ゲンスルーは両手にオーラを集中させているため、他の箇所は極端に脆い。
そこを突かれたゲンスルーは、ゴンの発想力と実行する異常さに戦慄する。
確かに、思いついても両腕を犠牲にできる人間などほとんどいないだろう。
追い討ちをかけるように「ここからが本番だ」と言い放つゴンのイカれ具合に圧倒(ドン引き)される・
ゲンスルーは身をもって、命をかけて戦う者の恐ろしさを痛感していた。
プーハットには「交渉はいかに冷静でイカれてるかを理解させるのがコツ」とか言ってたのに・・・
ゴンが「最悪死ぬかもしれない」と言ったことにより、降伏するゲンスルー。
ただ、1つだけカードを残して欲しいと歩み寄ってくる。
大丈夫か?

こんな顔した奴はマジで危険だからみんなも気をつけようね。

1つだけ頼みがある。

ほらな。平気で嘘つくサイコパスメガネ野郎。
ゴンは喉を思いっきり殴られるが、攻撃を食らった直後『一握りの火薬』を使わせないようにガソリンをゲンスルーにぶち撒けた。
そして「絶対にぶっ飛ばす!!」と今まで以上に闘志を燃やす。

こんな外道やっちまえー!
ハンターハンター18巻No.181:三つ巴の攻防⑫【1分】

ガソリンをかけられたことによりは『一握りの火薬』を封じられてしまうが、ゲンスルーにはもう一つの能力『命の音』がある。
殺傷能力は『一握りの火薬』の10倍。ゴンの防御力では防ぎ切ることはできない。
能力の説明を終えたゲンスルー。あとはゴンに触れて「爆弾魔」とさえ言えば発動することができる。
だが、条件が整ったのはゲンスルーだけではない。
ジャンケンの構えを見せるゴン。凄まじいオーラにゲンスルーは迂闊に近づけない。
そのまま、地面を殴ると大きな落とし穴が出現。
高くて登ることはできないが、それはゴンも同じ。
むしろ、狭い穴の中で追い詰められたのはゴンの方だろうと考えていると、頭上からカードから具現化された巨大な岩が突然降ってくる。
なんとか小さな穴へと滑り込むようにして岩を回避するが、そこにはジャンケンの構えをしたゴンが・・・

降参虚しく、思いっきり殴られて意識を失う。(むしろ殴られただけで済んで良かったな)
ゲンスルー組は敗北したが、カードを渡す条件として、今にも死にそうなバラを『大天使の息吹』で治して欲しいと申し出るゲンスルー。
しかし、予想外にもゴンたちは最初から全員を治すつもりで準備をしていた。
それを知ったゲンスルーは、完全に敗北を認めたような表情を浮かべ、カードを全て差し出した。

と見せかけてリリース!(嘘)

ハンターハンター18巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
グリードアイランド史上、最も凶悪なプレイヤーだったゲンスルーを見事に撃破したゴンたち。
ビスケとキルアは、割とあっさりバラとサブを倒した印象だったけど、ゲンスルーとはどのぐらい実力差があるのかな?
後、2人とも能力を見せる前に倒されたけど、能力は持っているのだろうか・・・?
もし持っているなら、どんな能力なのだろう?
ヒントが少なすぎて考察しようにもできない・・・
彼らがもし能力を発動していたら、少しは結果が変わってたかもしれない。
さて、18巻の後半ではいよいよグリードアイランド編も完結。
新しい章となるキメラアント編に突入するぞ!
一体、誰がグリードアイランドの覇者となるのか!?
そして、キメラアントとは一体何なんのか!?
気になる人は18巻の後半でまた会おう!

それより、ゴンの腕大丈夫・・・?
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