こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。
また、当サイトに「イラストを掲載してもいいよ」という方を常に募集しています!
ご協力してくれる心優しい方は、記載したいリンクを添えて『DM』か『お問い合わせフォーム』から言ってくれると非常に喜びます。
ハンターハンターネタバレ一覧
1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 | 6巻 |
7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 | 11巻 | 12巻 |
13巻 | 14巻 | 15巻 | 16巻 | 17巻 | 18巻 |
19巻 | 20巻 | 21巻 | 22巻 | 23巻 | 24巻 |
25巻 | 26巻 | 27巻 | 28巻 | 29巻 | 30巻 |
31巻 | 32巻 | 33巻 | 34巻 | 35巻 | 36巻 |
0巻 | 図鑑 | 診断 | 協会 | 小ネタ |
ハンターハンター20巻後半【感想・ネタバレ】
20巻の前半では、ゴンたちが修行、ネテロ会長たちがキメラアントを討伐し、全てが順調に進んでいるように思われた。
そんな中、ジャイロという謎の人物が語られるが、詳細は一切謎。
今後、物語にどのように絡んでくるのだろうか?
果たして、勝敗はどちらの手に!?
そんな気になる20巻を早速見ていこう!
ハンターハンター20巻No.206:勝負

3時間の『練』を終えても疲れることのなくなったゴンとキルアは、ついに全力でナックルと戦うことになる。
力強いオーラを纏ってやってきた2人を見たナックルはいつもと違うことを感じた。
早速、ぶつかり合うゴンとナックル。
ナックルの攻撃は『堅』の状態でガードしても内側まで痺れるほどの威力。
『堅』を維持できなくなった時点で勝負ありだ。

キメラアントたちの戦力も残りわずか・・
だが、ネテロ会長は誰かを犠牲にしないと今回の任務は果たせないと勘が訴えかける。
ハンターハンター20巻No.207:弱点①

戦いが始まり、防戦一方のゴン。
あまりに一方的すぎて、ナックルはゴンの必殺技の弱点を2つ指摘する。
- タメが長い
- 危険が大きい
1つ目、戦闘中に技を発動させるための数秒間は気が遠くなるほど長い。
2つ目、威力を上げようとして拳にオーラを集中させる分、他の部分を攻撃されたら大ダメージを受ける。
しかし、指摘されたことはゴンも承知済み。弱点を補うために1ヶ月修行してきたのだ。
ゴンのオーラを見て、プロの中堅と遜色ないと評価すると同時に圧倒的に経験不足だと感じるナックル。
オーラの流れで何をしようとしているのかが分かってしまうので、少しフェイント入れるだけでボロボロにできる。

ゴンはボロボロになりながら、ナックルの指摘してくれる優しさを感じながら、本気を出してもらうために挑発する。
そして、目の前でジャジャン拳の構えを見せた。
ハンターハンター20巻No.208:弱点②

いきなり目の前でジャジャン拳の構えをされたナックルは焦って殴りかかるが、避けられて初めて反撃にあう。
ゴンは攻撃までに時間がかかる技の弱点を逆手に取り、動きを誘導したのだ。つまり、フェイント。
ゴンは始めからフェイントを考えていた訳ではなく、戦闘中に思いついた。
そして、フェイントはゴンの攻撃力を知っている者ほど効果が大きい。
「来る!」と恐怖が平常心を失わせるからだ。
さらに、相手が退いた場合でも『チー』や『パー』で追い討ちをかけやすくなる。
弱点だと思われたゴンの必殺技は応用がいくらでも効き、オーラを上手く操れるようになれば、フェイントか本当かを見極めるのは限りなく困難。

戦いの中で急激に成長していくゴン。しかし、オーラのスタミナが保たない。
動かない状態で『練』を3時間維持できても、動きながらだと30分が限界。
加えて、ジャジャン拳はフェイントだけでもかなりのオーラを消費する。
あと1度でも技を使えば、1分ぐらいしか保たず、慎重に戦わなければいけない・・・
が、離れた場所でジャジャン拳の構えをするゴン。
一体、何をする気なのだろうか!?
ハンターハンター20巻No.209:?

構えたゴンが見せたのは『パー』で、放出系の遠距離攻撃だ。
『グー』に比べると完成度が圧倒的に低く、ナックルは簡単に弾き飛ばしてしまう。
が、これもフェイントで、パーを弾いたときの死角からナックルの背後に上手く回り込み、グーをお見舞いする。
まさにジャジャン拳の連続攻撃だ。
そして、後ろから思いっきりゴンの拳を喰らったナックルは・・・
ダメージを受けることはなかった。
殴る前にゴンが気を失ったからだ。
もし、ゴンがオーラを残したままならナックルは負けていた。

キルアは友達が全力で戦っているのに本気を出さないナックルに怒りを向ける。
当たり前だ。
2人は本気で強くなろうとしている。
本気を出さないまま負けるというのは『優しさ』ではなく『侮辱』に値する行為なのだから。
ビビりのシュートからも「甘い」と指摘される始末。
しかし、ナックルには本気を出せない理由があった・・・

帰ってきたゴンはビスケのおかげで、明日には回復する。
問題はキルアの方だ。一度も敵と戦えなかったのは計算外。
ゴンはナックルとの戦いで、自らの弱点に気づくことができた。
だが、戦う機会がなかったキルアは自分の弱点に未だ気づいていない。
そこでビスケはキルアに戦いを挑ませる。
ハンターハンター20巻No.210:弱点③

朝、ゴンが目覚めるとビスケとの特訓で顔を腫れ上がらせたキルアがいた。
特訓を思い返すキルア。
キルアの弱点は『見切りの早さ』
自分よりも強いと思った敵と戦うとき、逃げることを前提にしている。
イルミから歪んだ教育を受けてきた結果だ。
幼い頃から染み付いてきた習性は、ちょっとやそっとじゃなくならなず「あんたはいつかゴンを見殺しにする」と厳しい意見を叩きつけられる。

若干の強さの違いなら、環境や体調によって勝敗は変わるだろう。
だが、キルアは常に最悪の場合を想定してしまい、相手が少しでも格上なら『逃げの一択』になる。
「もし、シュートに勝てないようならゴンの元から消えなさい」と忠告され、この勝負はキルアにとって2つの意味で負けられない。
そして、戦いの行方が分からないビスケは、パームから逃げるために街を去った。(勝てるやろ)

夜になり、正真正銘最後のガチバトル。
ゴンはナックル。キルアはシュート。
今度は最初から本気のナックル。いきなり顔面にパンチを喰らう。
強烈な一撃だが、不思議なことに痛みがない。
むしろ、力が溢れてくる感覚があり、横に目をやると謎の存在がゴンにまとわりついていた。
額には数字が記載されていて、少しずつ数字が増えていく。
一体、どんな能力なのだろうか?
ハンターハンター20巻No.211:トイチ

ナックルの能力は『天上不知唯我独損』
ナックルから殴られた対象は、オーラを貸された状態になり『ポットクリン』がつきまとい、貸された分のオーラを返さなければトぶことになる。
トんだ状態になると、強制的に30日間『絶』状態になり、念能力は使えなくなる。
だから、ナックルは今まで全力を出すことができなかったのだ。(最初に使ってたらゴンが戦えないから)
もし、最初から全力を出していたら、ゴンは戦うどころかロクに修行もできなかっただろう。
ナックルの能力は相手を潰すというよりも、無効化するのがメイン。
人の良さが体現されたような能力だ。

キルアの相手を観察する悪癖と、シュートの弱気な性格が相まって、戦いはまだ始まっていなかった。
戦いになれば、キルアはシュートだけではなく、自分の悪癖とも戦わなければならない。
そして、いよいよシュートが覚悟を決める。
腕が3つ宙を浮いているが、一体どんな能力なのだろうか!?
ハンターハンター20巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
20巻でようやく、序盤からちょくちょく出ていたキルアの悪癖がビスケによって指摘された。
キルア自身も自分の悪癖に気づいていたからこそ、ノブナガに捕まった時に切羽詰まっていたのだろう。
どちらにしても戦いに勝てなければ、NGLに行くことはできない。
果たして、キルアは呪いとも思えるようなイルミからの呪縛を打ち破ることができるのか!?
そして、ゴンは本気を出したナックルを倒すことができるのか!?
互いに成長をかけた戦いは21巻で決着!

頑張れキルア!
「ネタバレだけじゃ物足りない」という方にお得なお知らせ!
HUNTER×HUNTERのスターターブックなら、最初から総選挙編までザックリと無料で読めるぞ!
フルカラーだし、未読の方は読まなきゃもったいない!
ハンターハンター以外にも無料で読める作品がたくさんあったり、初回クーポンを使えば好きなマンガが6冊分半額で買えるので、ぜひ一度試してみてくれ!

ハンターハンターをアニメで観たい人にオススメなのはdアニメストア!
31日間無料で観れて、31日間を過ぎても月額440円(1日14円)だけで4400作品(国内最大級)のアニメが見放題!
ドコモじゃなくても観れるから、色んなアニメを楽しみたい人は、ぜひ試してみてね!
ハンターハンター以外で面白い作品を探している人には、50個のオススメ作品をご紹介!
かなり悩んだし、定期的に中身入れ替えてるけど、きっと気に入ってくれるはずの作品が盛りだくさん!
素敵な作品に出会いたい人は、ぜひ一度覗いてみてね!
ハンターハンターネタバレ一覧