こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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カルト=ゾルディックについて徹底解説

- 年齢:不明(10歳以下)
- 性格:我慢強い・残忍
- 誕生日:不明
- 身長:150cm
- 体重:31kg
- 血液型:A型
- 念系統:操作系(?)
- 団員No.『4』
- 能力:紙を操作する
ゼノが祖父・シルバが父・キキョウが母の『カルト=ゾルディック』はゾルディック家の五男。
年齢は明かされていないが、キルアが12歳で三男であることから、カルトは最低でも10歳以下だと考えられ、かなり幼い段階で念を習得している。
ヒソカの穴を埋める形で幻影旅団に入ったらしいが、詳しい経緯などは明かされていない。
カルト=ゾルディックについて①:外見
小柄でおかっぱ頭に着物と『日本人形』を彷彿とさせる外見をしており、性別の判断がつきにくい。
また、初登場時は髪の毛のボリュームが凄まじかったが、登場回数が増えるにつれて、今どき風のシュッとしたボブに変化していく。
一応、出てくるたびに着物の柄も違っており、登場回数が増えるたびにシンプルになっているのは気のせい。
カルト=ゾルディックについて②:性格

子ども特有の無邪気さや活発さは見られず、大人顔負けの落ち着いた性格をしている。
しかし、標的を嬲る悪いクセがあり、クワガタ型のキメラアントは原型が分からなくなるほどバラバラにされてしまっていた。
普段は大人しい分、抑圧された何かを標的にぶつけてしまっているのだろうか?
フェイタンがザザンに負傷を負わされた際、フィンクスとボノレノフが助けるのではなく、次に戦う順番を決めようとしていたことを「こいつら絶対変」と思っており、まだ一般常識を持ち合わせているようだ。
いずれにしても、人間味の薄いゾルディック家の中では表情が豊かな部類。
カルト=ゾルディックについて③:強さ

キルアよりも幼い段階で念を習得しており『絶』や『発』も高いレベルで使いこなしている。
念の技術も決して低くないが、身体的な未熟さもあって、まだまだ戦闘力は発展途上だ。
キメラアントの兵隊長クラスには、難なく勝てる実力を持っているものの、師団長クラスだと勝てる見込みはないに等しいだろう。
とはいえ、ポテンシャルは非常に高く、鍛錬を積み続ければ成人を迎える頃には向かうところ敵なしと推察できる。
キルアと同じ『肢曲』などの暗殺技術を習得しているなら、相当な脅威。
ぜひ、これからの成長性に期待したい。
カルト=ゾルディックについて④:念能力

カルトは紙を自在に操る操作系能力者。
紙を飛ばして攻撃する『蛇咬の舞』や、扇子で切りつけることもできる。
キルアが蚊型のキメラアントに使用した『蛇活』と名前が似ているが、何か意識をしてつけたのだろうか・・・?
また、紙を盗聴器のように使用できるなどの隠密にも長けており、暗殺にはもってこいの能力だ。
紙が念によって具現化されたものかは定かでないが、大量の紙を持ち歩いているようには見えず、念で作られている可能性が高い。
カルト=ゾルディックについて⑤:声優

旧アニメ版でカルト役を演じたのは『前川優子』さん。
ちなみに旧アニメ版で、カルトの話すシーンは「はい、お母さま」しかない。(多分)
ただ、カルト以外にネオン役やエレベーターガール役、シズクの掃除機デメちゃん役も演じているぞ。
やっぱり声優はすごいな。

新アニメ版でカルト役を演じたのは『能登麻美子』さん。
カルト以外には、NARUTOのカツユ役・リゼロのエルザ役・食戟のソーマの乾日向子役なども演じているぞ。
カルト=ゾルディックについて徹底考察

ここからはカルト=ゾルディックの、まだ明かされていない謎や伏線・疑問について考察していくぞ!
僕が気になっている部分は、全部考察するつもりだけど「こんなところも気になる!」って意見があれば、お気軽にコメントやお問い合わせを待ってるぜ!
カルト=ゾルディックについて考察①:性別

性別の判断がつきにくいカルトだが、作中の言葉をそのまま受け取るなら男だろう。
しかし、カルトが男なのだとしたら、なぜ女装をしているのだろうか?
その理由を考察していこうと思う。
カルトが女装している理由①:個人的な趣味

1つ目の仮説は、カルトの個人的な趣味という可能性だ。
何やねんそれ!と思うのはまだ早い!
ゾルディック家の集合写真では、カルトはキキョウの服を掴んでおり、初登場時もキキョウの側に控えていた。
相関図でもキキョウとカルトはハートで結ばれている。
もし、カルトがお母さん大好きっ子なのだとしたら、キキョウの着物姿を見て「お母様の服良いなー。僕も真似しよう」と思ったとしても不思議ではない。
実際にアルカの回想シーンでは、キキョウは着物を身に纏っている。
つまり、完全な個人的な趣味!というわけではなく、キキョウを意識している部分が多少含まれているということだ。
カルトが女装している理由②:アルカを意識している

次はアルカを意識している可能性だ。
ゾルディック家の相関図では、カルトはアルカに嫉妬していることが判明した。
では、なぜ嫉妬しているのだろうか?
そう、キルアの寵愛を独り占めにしていることにだ。(他の可能性もあるけど)
ゴン・クラピカ・レオリオの3人がキルアを呼び戻しにきた際も激しく睨みつけていたし、間違いなくカルトはお兄ちゃん大好きっ子。
キルアに甘やかされるアルカを見て「僕だって、超天才兄さんにいい子いい子して欲しいのに!!」なんて思っているのかもしれない!
さらに「そうだ!アルカと同じ格好をしよう!そしたら、僕もいい子いい子してもらえるかも!」なんて思っているかもしれない!
もし、仮説(妄想)が正しいなら、いつかカルトがキルアに褒められているシーンを見てみたいものだ。
カルトが女装している理由③:ゾルディック家は女の子が欲しかった
最後は、ゾルディック家が欲しかったのは女の子説だ。
ゾルディック兄弟は全員『男』
家業を継ぐ人間がいないのは困るが、ゾルディックの長い歴史の中でもピカイチの才能を持つキルアが生まれたあたりでその問題も解消。
「そろそろ女の子が欲しいな」なんて思っていたが、続いて生まれてきたアルカもカルトも男だった。
シルバは仕方ないと思ったものの、キキョウは現実を受け入れられず、カルトに女装させている。
もしくは、女の子が欲しかった話をどこかで聞いてしまったカルトが「せめて格好だけでも女の子みたいにしないと!」なんて思ったのかもしれない!
妄想だけど、カルトが健気すぎて泣けてきた・・・
カルト=ゾルディックについて考察②:クモに入った目的

グリードアイランドで幻影旅団に入ったと判明したカルト。
22巻で幻影旅団に入った目的とされる描写があった。
その中で、最も気になるセリフが「兄さんを取り戻すため」
しかし、このセリフだけでは考えなければいけないことが多すぎる。
例えば、兄さんとは誰のことか?アルカ?キルア?ミルキ?イルミ?それ以外の誰か?
さらに兄さんを取り戻すことと、クモに入ることにどんな関係性があるのか?
少し長くなってしまうが5つのパターンで考えてみよう。
兄さんとは誰のこと?①:アルカ

「兄さん」が「アルカ」を指している可能性はかなり低い。
なぜなら、動機・論理どちらの観点で照らし合わせても、筋が通らないからだ。
カルトはアルカに嫉妬していることが分かった。
「でも、諦めない。耐えるのは慣れている。何年かかっても」というフレーズからは、強い決意を感じられる。
嫉妬している対象を取り戻すことに強い決意を持てるだろうか?
おそらく、無理だ。やはり違和感がある。
無理やり理由をつけるなら、ナニカとアルカを引き剥がすことぐらいだ。
ただ、その場合だと幻影旅団に入った目的がかなり不明瞭になってしまうし、ゾルディック家はアルカについてほとんど何も分かっていない点とも矛盾してしまう。
シルバ「あれは別の何処かから来た闇だ」
イルミ「ただ何処から来たかがわからない」
そんな中、カルトがアルカの状況を把握しているとは考えにくいことから、動機的にも理屈的にも「兄さん」が「アルカ」を指している可能性は限りなくゼロに近い。
兄さんとは誰のこと?②:キルア

可能性として高いのはキルア。
カルトはキルアを大好きだし、キキョウもキルアに帰ってきて欲しいと思っている。
まさに一石二鳥で、何年耐えても取り戻そうと思える存在!
しかし、キルアの場合だと1つ疑問が残る。
なぜ幻影旅団に加入することが、キルアを取り戻すことに繋がるのか?だ。
無理やり理由をつけるとしたら、幻影旅団に入ったのは強くなるためだけの修行。
クモに加入したことは重要ではなくて、真の目的は強くなってアルカを殺すこと。
アルカを殺せば、キルアが戻ってくると信じている+家族もアルカに悩む必要がなくなる・・・
んー、ちょっと無理があるか。
やっぱり、キルアを取り戻すことと、幻影旅団に入った因果関係が分からない。
兄さんとは誰のこと?③:ミルキ

ある意味、一番あり得ないのがミルキ。
というか、ずっと家にいるし・・・
ネットでは『人間の証明』はミルキの能力で、取り返すためにカルトは活動しているという声も見るけど、僕はその可能性はないと思っている。
なぜなら、クロロは『人間の証明』の説明をしている際、元の持ち主がどんな人物かを少しだけ語っているからだ。
クロロによると、元の持ち主は『死んだ人間(死体)でも、人間として思うような人物』らしい。
ミルキはそんな人間だろうか?
答えはNOだ。
これまでの描写的にも、明らかに人の命を軽んじており、クロロの言っていた人物像に合わない。
気になる方は34巻をぜひ読み返してほしい。
兄さんとは誰のこと?④:イルミ

イルミに関しても可能性は、ほぼゼロだと思う。
イルミはゾルディック家にも十分貢献もしており、性格以外何か欠損しているような描写もない。
どれだけ考察しても「取り戻す」と「イルミ」の関連性が得られなかった。
話が進み、新たな秘密が出れば話は別だが・・・
兄さんとは誰のこと?⑤:ゾルディック家以外の誰か
最後はゾルディック家以外の誰かだった場合。
前述した通り「兄さん」とは誰を指すのか?
兄を取り返すことと幻影旅団に入ったことに関係はあるのか?
上記の2つが分からない限り、ゾルディック家以外の誰かである可能性は捨てきれない。
なぜなら、もし「兄さん」がゾルディック家の者を指す場合、幻影旅団に入った理由が不明のまま。
一方「兄さん」がゾルディック家以外の者を指す場合「幻影旅団に関係する誰か」と考えられ、幻影旅団に入った理由も説明がつく。(もちろん、全く関係ないかもしれない線もあるけど)
では、肝心の「幻影旅団に関係する誰か」とは何者なのか?
結論は「分からない」だ。
なぜかクロロやフェイタン説も流れているけど、現段階では妄想の域を出ない。
僕の妄想をつけ足すなら、カルトはカイトのように前世の記憶を持っていて、現世での兄さんではなく、前世での兄さんを取り戻そうとしている。
ただし、前世の兄さんが誰なのかは結局分からない。とまぁ、どれだけ妄想をつけ足しても結論が「分からない」ってことに変わりはない。
カルト=ゾルディックについて考察③:幻影旅団に入った経緯

フランクリンとボノレノフは、アジトで一度カルトを目撃しており「あ!こいつこの前アジトに忍び込んでた奴や!」となっても不思議ではない。
というか、普通なる。
どう考えても怪しい存在だ。
そんな怪しい人物がどうして幻影旅団に入ることができたのだろうか?
考えられる可能性としては2つ。
- 自ら入団を希望した
- クロロがイルミに依頼してカルトが派遣
カルトが自ら入団を希望していた場合、当然フランクリンやボノレノフは怪しむだろう。
クロロ経由だった場合、怪しんだとしても依頼ということで受け入れることができる。
よって、カルトの入団は後者である可能性が高い。
カルト=ゾルディックについて徹底解説&考察 まとめ

キルアよりも早い年齢で念能力を使いこなす将来有望なカルト。
いつかアルカとカルトで、キルアを仲良く取り合っているシーンが見たいよ。
そんな日が来るかは分からない・・・
でも諦めない!!
僕も耐えるのは慣れているからね!

何年かかってもハンターハンターを完結させて欲しい!
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