こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター14巻後半【前回のあらすじ】
ハンターハンター14巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 208ページ |
初版発行 | 2002年4月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
14巻の前半で『ハメ組』と呼ばれるチームに勧誘されたゴンとキルアだったが、ジンの作ったゲームを悪く言われたことで拒否。
その後、ジャンケン大会に参加してレアカードを入手。
しかし、多くのプレイヤーから狙われた結果、カードは奪われてしまう。
グリードアイランドの洗礼を受けたことによって、魔法都市マサドラへ向かうことを決意した2人。
そんな2人に近づく不穏な少女の影。
果たして、ゴンたちは無事にマサドラへ辿り着くことができるのだろうか!?
ハンターハンター14巻No.134:島ゲームの秘密
ゴンとキルアは魔法都市マサドラへ向かうため、店で地図を購入。
その際「道中で山賊や怪物が出る」と聞き、2人はワクワクが隠しきれない。
街を出たところで、お嬢さまを連想させるような服装のツインテール少女に呼び止められる。
少女は2人の仲間になりたいと申し出るが、キルアは即座に断る。
予想外の拒絶にたじろぐ少女。キルアの「邪魔だから」という理由には、内心怒りを感じており、ゴンとキルアの関係を修復不能な程ズタズタしようと決意する。
その頃、シャルナークはシズクとコルトピと共に、グリードアイランド内でさまざまな実験を行っていた。
その結果、グリードアイランドが仮想世界ではなく、現実世界のどこかで行われているという結論に辿り着く。
フェイタンとフィンクスが消えた瞬間から、仮想世界ではないと薄々気づいていたのだ。
もし、グリードアイランドが現実世界のどこかで行われているなら、ゲームをクリアしなくても宝を手に入れることができるかもしれない。
シャルナークは、より多くの情報を集めるためにフェイタンたちとの合流を急ぐ。
ハンターハンター14巻No.135:いざマサドラへ!①
後ろから着いてくる少女を無視して、マサドラを目指す2人。
山道を進んでいると、山賊から「助けてくれ」と頼まれる。
どうやら、山賊たちは風土病で苦しんでいるらしい。
ゲームの知識を持っているキルアは、イベントだと思いお金や物資を提供するが、何も見返りはなく一文無しとなる。
気を取り直して岩石地帯に足を運ぶと、一つ目の巨人モンスターと遭遇。
力は強いが、目を攻撃すれば簡単に倒すことができる。
戦う2人を影から見ていた謎の少女は「なかなか」と評価。
調子良く進むと、次のモンスターに早速遭遇。
今度は巨大なトカゲのようなモンスターだ。
果たして、勝つことができるのだろうか?
ハンターハンター14巻No.136:いざマサドラへ!②
巨大なトカゲには、まるで歯が立たなかったゴンたち。
1つ目巨人が『Gランク』のモンスターだったことを考え、キルアは巨大なトカゲを「Aランク」と評価したが、実際は『Eランク』
現時点での2人は『Eランク』のモンスターにすら勝てないほど未熟。
巨大トカゲを隠れてやり過ごすと、今度は真っ黒くろすけのようなモンスターに遭遇する。
攻撃力は低いが、とてつもなく早いのが特徴。
そんな黒い玉に翻弄される2人を見て謎の少女は苛立つ。
ポテンシャルを発揮できていない2人にアドバイスをしたくて仕方ないのだ。
その後も次々にモンスターに遭遇するが、一向に対処できない。
遂に我慢できなくなった謎の少女は2人に『凝』と指示を出す。
指示通り『凝』をすると、いとも簡単に攻略できてしまった。
少女が「なぜ凝をしなかったのか?」と尋ねると2人は忘れていたと返答。
念能力での戦闘は相手の能力や状況に応じて正しく対処する能力も必要とされる。
その対処の一端を担うのが『凝』
遠くを見るときに目を凝らすのと同じぐらい自然に行わなければならないが、相当修行を積まないと身につかない。
謎の少女はゴンとキルアの未熟さを指摘し「時別にコーチをタダでしてやる」と申し出るが、当然キルアは反発する。
と、その様子を遠くから窺う、ハサミを持った男の姿が・・・
ハンターハンター14巻No.137:いざマサドラへ!③
少女の名前は『ビスケット=クルーガー』実年齢は57歳!
念を覚えて約40年の強者だ。
念を教わるのに不足はないが、納得のいかないキルアは師匠(ウイング)以外から教わる気はないと断ろうとする。
しかし、ウイングはビスケの元教え子だった。
そんなやり取りをしていると、何者かの殺気を感じ取るビスケ。
急遽、作戦会議を始める。
感じ取った殺気だけで相手の実力を測るビスケ。キルアは素直に「どうすればいい?」と質問。
さっきまで反発していたが、切り替えの早さにビスケは「頭の良いコ」と評価し、ゴンとキルア・ビスケの二手に別れる作戦を提案する。
男は十中八九、女の子であるビスケを追うので、自らを囮にしてゴンたちに二重尾行させる作戦だ。
そして、作戦開始!
急いでビスケの元へ戻ると、戦闘の真っ只中だった。
男の能力は愛用のハサミで髪の毛を切り、食べることで本人さえ知り得ない肉体の情報を知ることができる。
ビスケの髪の毛を食べた男は、ビスケの実年齢が57歳なこと、鍛え抜かれた肉体に戦慄する。
勝ち目がなく逃げるのかと思いきや「武闘家として手合わせを願いたい」と申し出た。
「武闘家として」というのは助かるための提案なのか、それとも純粋に己を試したくなったのか、どちらにしても彼は武闘家として挑んだことで命拾いすることになる。
ハンターハンター14巻No.138:いざマサドラへ・・・
なんとか一命を取り留めたハサミの男。
この男は決して弱くない。それ以上にビスケが強すぎるのだ。
この男をゲーム内のモンスターで例えるなら『Dランク』と評価するビスケ。
もし、ビスケがいない状況で2人がハサミ男に遭遇していたら間違いなく殺されていただろう。
ビスケの実力を垣間見た2人は、正式に師として認める。
ビスケにジンについて質問するが、残念ながら居場所は分からないとのこと。
ただ、ネテロ会長曰く「念能力者として間違いなく世界の5本指に入る」らしい。
雑談が終わり、修行を開始。
修行内容は閉ざされた空間の中で、(死にかけている)ハサミ男を倒すというもの。
この男の名前は『ビノールト』
ブラックリストハンターでありながら、自身も賞金首で22歳の女性の肉を好んで食べる食人鬼。
相手は死にかけ寸前で簡単に勝てそうに思えるが、2人は迂闊に近づくことすらできない。
両者の間には、それぐらいの実力差がある。
そこで、ゴンはハサミでは対処できない岩を盾にしながら戦うという作戦に出る。
この発想が刺さり、ビノールトは回避に徹することになった。
ハンターハンター14巻No.139:ホントにマサドラ行くのか?
体をゆっくり休めてから反撃に出ようと思っていたのだが、身体を休めるどころか状況はどんどん不利になる一方だ。
その様子を見ていたビスケは、生死のかかった極限の状況で動きが磨かれる2人を『原石』で表現。
ゴンを鍛錬によって表情を変えるダイヤモンド。
キルアを熱処理によって半永久的な強さを手に入れるサファイア。
如何に2人のポテンシャルが凄まじいかを物語っている。
これからドンドン強くなっていくであろう2人に高揚するビスケ。
そして、気がつけば辺り一面が岩だらけになり、ビノールトはキルアにとどめを刺される・・・
寸前でゴンに止められる。ゴンは1対1で勝てるようになるまで続けるつもりだ。
ビノールト相手に1人で勝てないようでは、この先誰にも勝つことはできない。
ゴンは彼にも休むように促す。
仕方なくビノールトも眠りにつくと、昔の記憶を夢に見る。
詳しくは語られていないが、恐らくビノールトが殺人鬼になってしまった原因だろう。
遠い過去の記憶、まだビノールトが幼かった頃、スラム街の貧しい子どもだった彼は、お金持ちが落とした財布を親切に拾ってあげた。
だが、なぜか怒りを買い、ボコボコにされてしまう。
きっと、軽蔑が1人の殺人鬼を生み出したのだ。
2人がビノールトに優しく接していれば、殺人鬼は誕生しなかったのかもしれない。
戦いの最中、なぜか夢の続きを思い出してしまうビノールト。
「ただ、まともに生きたかっただけだ」そんな思いが昔の彼にはあった。
果たして、この戦いで何を得るのだろうか?
そして10日後・・・
とうとう2人に勝てなくなってしまったビノールトは「殺せ」と膝をつく。
少年の真っ直ぐさと感謝の気持ちが彼を、少しは真っ当な道へと歩ませたのか「自首をする」とビスケに申し出る。
自らの危険さえも省みないゴンだからこそ、ビノールトの心を改心させられたのかもしれない。
ハンターハンター14巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
新たな師匠(仲間)ビスケを迎えて、進み出すグリードアイランド編。
登場した当初は「とんでもない奴が現れた!」って感じだったけど、まさかの師匠になるとは・・・
かなりの実力を持っているようだが、果たして2人の成長にどんな恩恵を授けるのか!?
グリードアイランド編は内容も面白いけど、ゴンとキルアが成長するためには欠かせない章でもある。
1巻ごとに強くなる2人から、ますます目が離せない!
では、15巻でまた会おう!
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