こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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ハンターハンターネタバレ一覧
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ハンターハンター16巻後半【感想・ネタバレ】

16巻の前半では、ゲンスルーがツェズゲラからカードを奪い、ゲームクリアまで残り3枚となった。
焦った他のプレイヤーたちは徒党を組み、ゲンスルーたちのゲームクリアの阻止しようとするが、今のメンバーでは実力が足りないと判断したゴンたち。
情報収集に力を注ぎ、ゴレイヌと共に新たな仲間を探すことにした。
後半では意外なアイツが仲間に加わるぞ!
ということで、見ていこう!
ハンターハンター16巻No.158:似た者同士+1

勧誘できそうなプレイヤーを話し合う4人。
リストに載っている名前で最も強いと思われるのは『自称クロロ』だが、おそらく本人ではないし、十中八九クモと関わりのある人間。
ゴンはビノールトを提案するが、グリードアイランドにいるのか不明。
リストを確認してみると、名前の横のライトが暗くなっていた。
ライトが暗くなっているプレイヤーは、グリードアイランドにいないか、死んだかのどちらかになる。
いずれにせよ、ビノールトを勧誘はできない。
ビスケの提案で候補に上がったのはツェズゲラ。
しかし、ツェズゲラもゲンスルーと同じぐらいカードを保有しているため、仲間にするのは悩みどころ・・・
色々と議論していると、話はクロロと名乗る人物が何者なのかを確認するか否かになる。
ゴンは直接会って誰なのかを確かめたいらしいが、危険が伴うためキルアは猛反対。
結局、直接会うことを譲らないゴンにキルアが折れることになる。
移動するためのカード『同行』を『クロロ=ルシルフル』に使用すると、そこには謎の美青年がいた。

吹き出しの位置が印象的な謎の美青年の正体は全裸で水浴び中のヒソカだった。(デスノートの月みたい)
ゴンとキルアも見た目ではヒソカと気付けず、声でヒソカだと判別した様子。
突然、臨戦体制に入ったヒソカを警戒し、身構えるゴンとキルア。
2人の成長が嬉しくて下半身をグググさせる変態を見て、超警戒するゴレイヌ。

真っ当な反応だね
下半身を「グググ」させる変態を見て、ヨダレを垂らすビスケ。

ヒソカと同類だね

そして、ヒソカは「ボク・・・というよりクロロに何の用?」かと聞かれ、ゴンは「何をするためにグリードアイランドにやってきたの?」と尋ねる。
ヒソカは正直に話すか悩むが、これ以上クロロとの戦いを延期されたくなかったため「名前を『クロロ』にしておけば旅団側からアプローチがあると思った」と回答し、納得するゴンとキルア。
すると、突然ビスケが目をウルウルさせながら「仲間になってくれ」と申し出て、あっさり承諾するヒソカ。
もちろん周りは猛反対。

ビスケは、ヒソカから見えない位置に念字で「奴は嘘をついている」と不敵な笑みを浮かべ伝える。
その背後では、ヒソカも不敵な笑みを浮かべるのだった。
ビスケもヒソカも互いに嘘つき同士、近しいものを感じていたのだろう。
こうして、レイザーとの戦いは意外な仲間を迎えて挑むことになる。
ハンターハンター16巻No.159:恋愛都市アイアイ

50年以上嘘をついていると、人が本当のことを言ってるかどうかは大体分かるようになるらしい。

すごいけど、なりたくはないねw
次の町を目指して歩くゴンとキルアの姿を後ろからニヤニヤしながら眺めるヒソカ。
成長した2人を間近で見られて嬉しいらしいが、目が完全にお尻に向いている。
悪寒に耐えれなくなったキルアは「前歩けよ!」と指示するが、普通にスルーw
そんな移動中もキルアはずっと「何かおかしい」とヒソカを疑っていた。
しかし、明確な答えが見つからないまま、目指していた町『恋愛都市アイアイ』にたどり着く。
アイアイでは、そこら中に恋愛イベントが散らばっている。
男に弱いビスケや、ゲームに疎いゴンが振り回されるため、キルアは「場所を変えよう」とヒソカに提案。
すると「ここなら退屈せずに済むのに♠︎」と少し残念そうな様子を見せた。
その瞬間、キルアは気づく。

ヒソカはすでに幻影旅団と接触していて、あとは除念師を見つけるのを待つだけだから退屈していたのだ。
バインダーのリスト(会ったプレイヤー)を確認することができれば、嘘を実証することができる。
しかし、どうやって?勘づいたキルアが頼むとヒソカは姿を消すかもしれない。
そうすると、レイザーと戦うための仲間が減るだけでなく、クモの行方も分からなくなってしまう。
それだけは絶対に避けなければならない。
キルアが悩んでいることを知らず、ゴンはヒソカに「バインダーを見せてくれ」とお願いする。
ツェズゲラがリストに載っているかを確認したいらしい。
リストを見せることを拒めば、ほぼ間違いなくクロだが、予想に反してあっさり見せるヒソカ。
キルアは急いで確認するがリストに旅団の名前はなかったため「考えすぎか?」と疑うのをやめる。
が・・・

ドッキリテクスチャーを使い、リストの改ざんをしていた。
奇術師ヒソカ、流石と言わざるを得ない。
ハンターハンター16巻No.160:対決③【立場逆転】

ツェズゲラと交渉しにきたゴンたち。(現在5人)
『一坪の海岸線』を自力で発見するのは、ほぼ不可能。
カードを手にすることができれば、クリア報酬500億円の10%(50億)で手を組むことになる。
ツェズゲラ組は4人で行動していて、ゴンたち5人と合わせても6人足りない。
しかし、8勝できれば問題ないため、残りは数合わせで何とかする算段だ。
逆にツェズゲラ組に勝算があるのかを確かめるため、キルアが「アンタの”練”を見せてよ」とオーディションを彷彿とさせるセリフを放つ。
ツェズゲラは「立場が変わったな」と笑みを浮かべ、垂直跳びを披露。
飛ぶ瞬間に足にオーラを集中させ10m近く浮かび上がる。
本気を出せば、約17m近くまで飛ぶことができるそうだ。
ツェズゲラを見て、早速マネをするゴンとキルア。
たった一回で17mを遥かに上回るジャンプを見せ、短期間で急成長した2人に驚くツェズゲラは、キルアから「あ、あんた合格でいいや。ナイスジャンプ」と超ついで感覚でOKをもらうことができた。
みんなで作戦会議をしていると、ゲンスルー組が97種類のカードを集めたことを知る。
残りのカードは2枚。絶対に『一坪の海岸線』を手に入れなければならない。

早速、新メンバーでレイザーに再挑戦!
以前と同様に1個目のスポーツはボクシング。
ツェズゲラ組の『バリー』が挑み、放出系のメリットを潰す戦い方で圧勝。
ボーリングは『ロドリオット』フリースローは『ケスー』
レイザーは順調に勝ち進めていくゴンたちを見て「適当に負けていい」と部下に指示するが、反対するボポボ。
どうやら、キルアにやられた火傷が疼いて気が治らないらしい。
「契約違反だ。ムショに逆戻りだぜ」と警告するレイザーを無視し「このクソゲーに付き合うのも、もうやめだ」とツバを吐き捨てる。
すると・・・

顔面に念弾を当てられ、色々とぶち撒けれるボポボ。

余談だけど、僕はこのシーンを初めて見たとき、めちゃくちゃショックを受けた。
完全に怯え切る他の部下たちと人数合わせに集めたメンバー。
そして、遊びは終わりレイザーが出てくる。
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター16巻No.161:対決④【ドッジボール】

オーラで人型の人形を具現化したレイザーが提案したスポーツはドッジボール。
『レイザーと14人の悪魔』とは、部下のことではなくレイザーの能力を指していた。
ドッジボールは8対8で行うため、部下を何人倒しても最後はレイザーを相手にしないといけない仕組みなのだが、人数合わせのモブたちはレイザーのヤバさを見て参加したがらない。
命がかかっているため、ゴンは6人でやろうとするが「8人揃えなければダメだ」と断られてしまう。
「ふざけるなよ!」と何だかキレ気味のゴン。
どうやら、仲間だったはずのボポボを殺したレイザーに怒っているようだ。
ところが、ボポボは絶対服従を条件に雇われた死刑囚だと明かされる。
さらにグリードアイランドが『現実世界のどこかで行われている』と聞かせてはいけないタブーを破り、脱走の扇動まで行ってしまった。
ボポボを見逃せば、罰を受けるのはレイザーとなる。
グリードアイランドが現実世界だと知ったゴンは「ジンもこの中にいるの!?」とレイザーに慌てて問いかける。
質問に対して「そうか、お前がゴンか」と凄まじいオーラを放つレイザー。

ジンから、息子が来たら手加減するなと言われているらしい。
レイザーのオーラを見て完全に怯え切ったモブたちは逃げ出す。
そして、逃げたモブの代わりにゴレイヌが2体のゴリラを具現化した。
これで8対8。命懸けのドッジボールがいよいよ始まる!
ハンターハンター16巻No.162:対決⑤【否!死!】

ドッジボールが始まり、順調にレイザーの生み出した念人形を倒すゴレイヌ。
しかし、レイザーは「お前らを倒す準備が整った」と余裕の態度。
その様子を見た意外と短気なゴレイヌは「やってみろよ!」とボールを全力投球するが、片手で受け止められてしまい、反撃を食らう。
レイザーの放った球はゴレイヌの顔面に目がけて真っ直ぐ飛んでくる。
強くて速い球、受け止めるなんて到底できない。
喰らえば確実に死が待っているだろう。
そして・・・
顔面が粉々にぶっ飛ばされた。のはゴレイヌが生み出した白いゴリラだった。
白いゴリラは、ゴレイヌと位置を入れ替える能力を持つ。
ただ、ゴリラの顔が弾け飛んだのはゴレイヌがボールを見て受けたイメージの結果でもある。
一瞬にしてレイザーとの力量さを感じ取ってしまったゴレイヌ・・・
もはや戦いに参加するのは不可能だろう。
悔しがるゴレイヌをよそにゲームを再開させるレイザー。
ボールを高速で外野にパスし、軌道を追い切れなかったツェズゲラが次の餌食となった。

ゴンの声に反応して致命傷は避けたが、かなりの大ダメージを受ける。
少し前まで自分よりも遥かに格下だったゴンとキルア。
成長したと言っても、総合的な戦闘力ではツェズゲラの方がまだまだ上のはず・・・
なのに、勝算の高い戦いばかりしてきた結果が現状を作り出してしまった。
潜在能力の高い2人を嫉妬と羨望が織り混ざったような目で見るツェズゲラだが「もう一度、一から鍛え直すか」と少しずつ自分の置かれた状況を前向きに捉え、笑みを浮かべる。

何歳になっても慢心せず邁進していこう
次にボールを手にしたのはヒソカ。
バンジーガムを使い、ターゲットを潰しつつボールを引き寄せる。
反撃なるか!?
ハンターハンター16巻No.163:対決⑥【ゴレイヌの逆襲】

一体ではヒソカの球を取れないと判断したレイザーは、念人形を合体させボールを奪い取った。
再びレイザーに球が渡り、いよいよゴンと一騎打ち。
ゴレイヌを襲ったとき以上の凄まじいボールがゴンの顔面を目がけて一直線。
そして、直撃し壁まで吹き飛ばされる。
果たして無事なのだろうか・・・?

大したダメージはなかったみたいだ。
アウトにはなったが「バック」を宣言すれば、内野に戻ることができる。
ゴンの手当てする時間を稼ぐためにゴレイヌとキルアでパスし合っていると、突然ゴレイヌが黒いゴリラに向かって全力投球。
ボールが当たる直前にレイザーとゴリラの場所が入れ替わった。

どうやら、黒いゴリラには他人と位置を入れ替える能力があったらしい。
これでドッジボールもクリアか!?

全は一 一は全
ゴリラはゴレイヌ ゴレイヌはゴリラ

ハンターハンター16巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
宿敵ヒソカがゴンたちの仲間に加わるという意外な展開を見せた16巻。
さらにシングルハンターの称号を持つツェズゲラ。
グリードアイランド内で、これほど心強い味方は他にいないだろう。
それでも一筋縄ではいかないレイザーは、やはりジンの仲間というだけある。
さて、17巻ではいよいよ命懸けのドッジボールも決着を迎える。
果たしてゴンは、ある意味ラスボスであるレイザーを見事打ち倒し『一坪の海岸線』をゲットできるのか!?
17巻でまた会おう!

余談だけど、新アニメ版のOPでヒソカの信頼できる仲間感が半端じゃないw
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