こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンター21巻後半【感想・ネタバレ】

21巻の前半では、キメラアントの王『メルエム』が誕生し、東ゴルトー共和国の宮殿を襲撃。
かつて兵隊だったキメラアントたちは、王の真似をして世界各地へ散らばっていった。
30日間、念が使えなくなったゴンは、いつキメラアントと遭遇するか分からないため、キルアが守ることになる。
果たして、キルアは悪癖を乗り越え、迫り来る脅威からゴンを守り抜くことができるのか!?
そんな気になる21巻の後半を見ていこう!
ハンターハンター21巻No.218:告白

パームとの初デートの準備をするために山奥に来ていたゴンとキルア。
念が使えないゴンから目を離すわけにいかないキルアは、ほぼ付きっきり。
その頃、街に到着していたヂートゥは、無差別に人を襲い大暴れ。
警察が駆けつけ、銃で対抗するが全く歯が立たない。
ピストルの弾でさえ、ヂートゥにとっては止まって見えているようだ。
警察全員の指を切り落とし食べ、その場を去っていく。
ちなみに、普通のチーターでも時速110kmで走ることができる。
虫のスタミナと瞬発力を加えれば、まさにスピードキングだ。

危険な状況と知らず、ゴンはパームと初デート。
無防備なゴンを単独行動させるわけにはいかないため、キルアはこっそり後をつけていく。
待ち合わせ場所に現れた、ほとんど別人のパームに思わずツッコミを入れるキルア。(気持ちは分かる)
恋は人を綺麗にさせるというけど、なんで普段からしないのだろうか・・・
キメラアントの気配がする山に入っていくゴンとパーム。
2人にも伝えたいが、デートを邪魔されたパームは怒り狂い、キメラアントに居場所を教えることになってしまう。
キルアは腹を括り、1人で対処する決意を固めた。

キルアがキメラアントの対処に奔走している間、空気を読まずイチャイチャするゴンとパーム。
ゴンは『世界で一番きれいな花』をパームにプレゼント。
良い雰囲気の中「カイトを取り戻すまで修行に専念したい」と告げると・・・
とんでもなく凶悪な表情を浮かべたパームの姿が。
ゴン、万事休すか?
ハンターハンター21巻No.219:覚醒

キメラアントと2人の距離を引き離すことに成功したキルア。
姿を現したのは、初めて戦ったキメラアント『ラモット』だった。
戦おうとするキルアに呪縛が「逃ゲロ」と邪魔をしてくる。
呪縛と戦っているキルアを見たラモットは、自分にビビっていると勘違いし、テンション爆上がり状態。
涎を下品に垂れ流しながら、容赦なく殴りかかってくる。
実力的に劣っているわけではないが、呪縛のせいで身体を思うように動かせない。

ここで戦うことができなければ、ゴンを助けることができない。
だが、意志で抗うことのできない呪縛。
キルアの泣く姿を見て、我慢できなくなった(何を?)ラモットは殺す宣言。
今までのゴンとの思い出が走馬灯のように脳をよぎる。
絶対に失いたくない大切な友達。
血飛沫が上がった先には・・・
大きく空振ったラモットの姿があった。
状況が理解できないラモットは、自分が見た光景を冷静に思い返す。
トドメを刺す寸前で、キルアは自分の頭に指を突っ込み、目の前から姿を消した。
そう、キルアの頭の中にはイルミの針が仕込まれていたのだ。

極限の状況とゴンを想う気持ちで、針の存在に気づくことができたキルアは自ら針を抜いた。
もうキルアを縛るものは何もない。思う存分戦うことができる。
さっきまで怯え切っていた相手に、自分がビビっている事実を認められないラモット。
キルアからの忠告に反発し、瞬殺されてしまう。
ハンターハンター21巻No.220:再会①【別れ】

ラモットを片づけ、急いでゴンの元へ駆けつけると荷物だけが残った状態に・・・
争った形跡もなく、宿に戻るとパームの気持ちを裏切ったとして、ゴンは写経のようなものを大量に書かされていた。
当然、キルアはやめさせようとするが、頭に包丁を突き刺してくるイカれ女パーム。

「あんたの包丁なんて眠ってたって避けれる」と軽く避け、そのままゴンを抱えて逃走。
パームは占いのような能力を使い、キルアの居場所を特定。
綺麗だった姿を一瞬で忘れさせる形相で、全身に包丁を巻きつけ走り出した瞬間・・・
ノヴと出会う。

元々、好きだったノヴに惚れ直し、ゴンは知らぬ間にフラれることになった。
めでたし、めでたし。
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター21巻No.221:再会②【ヂートゥ】

街で暴れまくるヂートゥを待ち伏せしていたモラウとナックル。
まだ、人間の強者と対峙したことのないヂートゥは自信満々。
表情にも話し方にも余裕を感じる。
実際、素質は凄まじく、念も基礎しか知らないのにかなり強い。
身体能力の差は、知恵と経験で埋めるというナックル。
モラウの能力(煙)で周囲を囲み、不意打ちを食らわせる作戦もヂートゥの驚異的な反射神経で反応するが、ナックルが大量に現れたことで身体が硬直。
ヂートゥはボディブローを食らってしまい、ポットクリンが発動する。
正体不明の謎の存在にイラだったところ、モラウに転かされたヂートゥはキレて叫び倒す。
少しずつ煙が晴れていくと誰もおらず、正体不明の存在だけが残った。

自慢の足でも全くポットクリンを振り解けず、スピードだけでは勝てない世界があると知ったヂートゥ。
モラウたちは、とんでもない敵を生み出してしまったのかもしれない。
ハンターハンター21巻No.222:再会③【カイト】

NGLでカイトは無事だったと報告を受けていたゴンだが、変わり果てた姿を見て愕然。
何者かに操作されたカイトは、近づく者を機械的に攻撃し、キメラアントの訓練に使われていたらしい。
近づいたゴンは思い切り殴られ、初めて出会った時のことを思い出していた。
ひたすら殴られ続けるゴン。
自分を痛めつけることでしか、自分が作り出してしまった現実を受け止めることができない。
攻撃をかわし、カイトを抱きしめるゴン。
カイトに触れたことでレベル2の状態になり、攻略するには更に高度な戦闘技術が必要になる。
触れることで戦闘レベルが上がる仕組みらしい。

カイトの現状を知ったゴンは怒りを露にして「あいつはオレ1人でやる」と伝える。
2人の以前とは比べ物にならない気迫にナックルは「何をしたんだ?」と尋ねるが・・・
2人は何もしていない。何かしたのはキメラアントの方だった。
ハンターハンター21巻No.223:10-①
ゴン・キルア・ナックル・シュート・モラウ・ノヴの6人で東ゴルトーへ向かう。
メルエムに殺されたはずのマサドルディーゴ総帥は、ネフェルピトーによって操作され、全国民を首都『ペイジン』に集結させようとしていた。
目的は強制的に念能力に目覚めさせる『選別』
選別の過程で国民の99%は死ぬ。
何としてでも阻止しなければならない。

ナックルとの戦いから30日が過ぎ、念能力が復活するゴン。
モラウは改めてゴンの実力を試すために、カイトの仇だと思って本気で撃ってこいと挑発する。
目を瞑り、ネフェルピトー・カイトの腕が切られたこと・操られたカイトの姿を思い出す。
深く怒りに沈んだ表情を浮かべたゴンに寒気がするモラウ。
今まで蓋をしていた思いが、一気に爆発。

皆が驚愕する中、キルアだけが切ない表情を浮かべる。
今のゴンの一撃を食らえば、ナックルの時のように気絶では済まないだろう。
しかし、引くに引けないモラウ。
いや、あまりの気迫に動けなくなっているのかもしれない。
そして・・・
キルアが「十分だ」とゴンを止める。
もはや撃つまでもなく、ゴンを認めるモラウ。
ネフェルピトーVSゴン・キルア
モントゥトゥユピーVSナックル・シュート
シャウアプフVSモラウ・ノヴ
それぞれの戦いが定まった。
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ハンターハンター21巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
21巻の後半で、ようやく覚醒したキルア。
唯一の弱点だった精神面もこれで完全になくなった。
念での戦いにおいて、精神が安定することほど重要なことはない。
だが、逆にゴンの闇の部分が気になるところではある。
まだ戦いは始まってすらいない。
果たして、ゴンたちは人類の敵となるキメラアントを撃破することができるのか!?
22巻でまた会おう!

キルアの覚醒する回は感動したなー
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