こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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マチ=コマチネについて徹底解説
マチの概要 | |
---|---|
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 159cm |
体重 | 48kg |
血液型 | A型 |
性格 | 短気・クール・優しい |
念系統 | 変化系 |
能力 | オーラを糸に変える |
団員No. | 3 |
加入時期 | 結成時 |
腕相撲ランキング | 6位/13人中 |
マチ=コマチネは幻影旅団の結成時からのメンバー。
幻影旅団の中で最初に登場し、活躍する場面も多いが旅団の中での役割は明確には語られておらず、戦闘シーンもほとんど描かれていない。
メンバー曰く、勘が鋭くよく当たるとのこと。
フルネームは36巻で判明した。
マチについて①:性格
マチの性格を一言で表すと「ツンデレ」
普段はあまり感情を表に出さないが、仲間に対しては優しく、冷酷な『幻影旅団』のメンバーの中では思いやりのある方。
クロロがクラピカに捕まった際、クモの掟を破ってでもクロロを助けるために動こうとしたり、クロロに敗れ、死んでしまったヒソカの顔を元に戻してあげようとした。
シャルナーク曰く「なんだかんだ優しい」
しかし、仲間以外に対しては他のメンバー同様に冷酷であり、まだ子どもであるゴンとキルアを「殺しとく?」とクロロに提案したりもする。
キレると口がヤンキーのように悪くなり、ヒソカが「クモを殺す」宣言した際、とんでもない表情と言葉を見せた。
マチについて②:強さ
マチは幻影旅団のメンバーとして、一番最初に登場したにもかかわらず、その実力は作中でもまだ明かされていない。
ただ、キルアはマチを見て「ヒソカクラス」と評価したり、メンバー内で揉めた際、フィンクスとフェイタン相手に「簡単に殺されない」という発言から、同じぐらいの強さは有していると推察できる。
また、腕力に関しても幻影旅団の13人中6位とクロロよりも順位が上。
さらにキルアがマチの心臓を抉り取ろうとした際、手刀を胸の筋肉だけで受け止めただけでなく、筋力が強すぎて腕が抜けなくなってしまった。
つまり、マチはビスケにも引けを取らない筋肉女なのだ!!
マチについて③:念能力
マチは変化系能力者でオーラを糸状に変化させ自在に操る念能力を扱う。
糸の長さは木綿程度なら世界一周できるらしいが、実際に世界を一周させられるというより、強度さえ気にしなければ、長さに制限はない的なニュアンスで捉えた方がいいだろう。(暗黒大陸とか含めるとどのぐらい長いのか分からないし)
また距離が1m以内であれば、重さ1トン以上のものでも釣り上げられるらしい。
つまり、狭い範囲でなら切り離すことのできない糸で相手を縛ったり攻撃できるということだ。
マンガあるあるだと、糸を使うキャラは大体強いというのがセオリーなので、マチの強さには期待したい。
マチの念系統
冨樫展で公開された『念能力設定資料』でマチの念系統は変化系と強化系の中間に位置している変化系能力者であることが判明した。
資料によると、中間に位置する能力者は2系統を効率よく習得できるとのこと。
ただし、修行方法や量・生活環境・心身の変化によって位置が変わることもある。
キルアと全く同じ位置に属している。
マチについて④:外見
マチの外見は、忍者のような格好をしていて、髪は基本的にポニーテールのように結ばれている。
一応、スパッツのようなものを履いてるとはいえ、ミニスカート感は半端じゃない。(もし、スパッツ履いてなかったら確実に・・・)
また、ノブナガと一般人を装って行動していた時は珍しく髪を下ろしていたが、髪は結構長く、顔つきと服装(ジャージ)からヤンキー丸出しだった。
マチについて⑤:声優
旧アニメ版でマチ役を演じたのは『並木のり子』さん。
他の作品では
- 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(すずめ)
- 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』(リンド)
- 『赤ずきんチャチャ』(お鈴)
- 『テニスの王子様』(幼少期の不二裕太)
新アニメ版でマチ役を演じたのは『前田玲奈』さん。
他の作品では
- 『ハイスクールD×D』(女子)
- 『ガールフレンド(仮)』(遠山未涼)
- 『寄生獣 セイの格率』(母親)
- 『ワンパンマン』(ゲームキャラ)
などを演じている。
マチ=コマチネについて徹底考察
ここからは、マチの明かされていない謎や伏線について考察していくぞ!
僕自身が気になることは全て考察していくつもりだけど、他にも「こんなことが気になる」という意見があったら、お気軽にお問い合わせしてくれ!
マチについて考察①:過去(あれ・・・クロロ?)
まずは、マチの過去「あれ・・・クロロ?」の意味について考察していく!
と言っても、あのシーン以上に特別何かヒントになるような伏線などは特にない。
だけど、それでも、だからこそ、過去を考察するのは面白いんじゃないか!
あれクロロ?の意味①:クロロが別人みたい
ストーリー的に最もあり得るのが、クロロの性格(外見もしくは両方)が突然、別人のようになってしまったことに動揺して「あれ・・・クロロ?」とパクノダに聞いてる説だ。
この時のクロロは、みんなの前で堂々とキリッとした表情で話しているため、この説が正しいのであれば、元々35巻に見せたような表情をしていて気弱な性格だったのかもしれない。
クロロやマチだけでなく、幻影旅団の過去はほとんど明かされていないので、今後の展開にぜひ期待したい!
あれクロロ?の意味②:読者に分かるように書いた
もう一つの説は、突然回想に入り着いて来れなくなった読者に対して、分かりやすくするために発言させた説。
だが、個人的にこの説は薄いと思っている。
なぜなら、冨樫先生はこんな形で読者に何かを伝えることをほとんどしないからだ。
これまでのハンターハンターでも、意味が分からないシーンは多々見られる。
だが、1つとして読者に理解させようという気配がない。(むしろ、ワザと分かりにくくしているとさえ思える)
マチについて考察②:ヒソカに殺される?
ヒソカとマチは何かと噂されることが多いが、果たしてマチは本当にヒソカに殺されてしまうのだろうか?
34巻の巻末に珍しく冨樫先生からマンガの解説があった。(作品の内容を解説するというより、34巻を描くまでの経緯や今後の展開について)
冨樫先生の書き方的に普通に殺されそうに見えるが、個人的にもこれまで散々マチとは因縁があったので、いずれ決着をつけてくれるだろうと半ば期待混じりで、マチがヒソカに殺される確率は高いと思っている。
ただ、ヒソカは31巻で『アルカ』→『キルア』→『イルミ』の順で殺した方が面白いと考えていたため、マチも幻影旅団の中では最後に殺そうとするかもしれない。
どうせ冨樫先生のことだから、僕の予想なんて大きく飛び越えてくるんだろうけど・・・。
マチについて考察③:ノブナガとのコイントスの結果
あまり気になっている人はいないと思うが、10巻でマチとノブナガがクラピカをどうするか揉めた際、コイントスを行った。
この勝敗の行方は結局明かされていないままだ。
僕はずっと気になっているので、考察していく!
まず、結論から書くと僕はマチが勝ったと思っている。
なぜなら、マチの勘はよく当たるからだ!(論理を置き去りにした)
マチはノブナガとクロロから「マチの勘はよく当たる」と言われていることから、これまでもマチは勘で何かしら当ててきたのだろう。
勘×幻影旅団で思いつくことといえば『コイン投げ』だ。
それも1回や2回ではなく、幾度となく当ててきたはず。
クロロはパクノダの能力でゴンとキルアが、クラピカと関係ないとハッキリしているのにマチを信じるのだから相当なもの。
恐らく、マチは今まで負けたことがないから、勘に対して絶大な信頼を得ているのだろう。
つまり、今回もマチが勝ったのだ。(多分
10巻を読み直したら、マチが勝ったからゴンとキルアの2人を生かしたままアジトに連れて行ったっぽい。
マチについて考察④:シズクと不仲説
作中でマチとシズクは一度も会話をしていないことから不仲説が浮上している。
旅団同士で会話をしていないキャラクターは他にもいるのだが、女同士ということで一際目立つのだろう。
本当にマチとシズクの仲は悪いのかを考察するために、ハンターハンターを読み返していたのだが、割とすぐに答えがハッキリした。
というのも、ウボォーが陰獣を待っている際、マチ・シズク・シャルナーク・フランクリンの4人で仲良くトランプをしていたからだ。
旅団同士で会話したことない組み合わせを全て洗い出すつもりだったから、早めにこのシーンに気づけて良かった・・・。
本当に仲が悪ければ、仲良くカードゲームなんてしないだろう。
だから、マチとシズクは少なくとも険悪な仲ではない。(多分)
マチについて考察⑤:36巻でマチがクロロを見ていた理由
36巻でヒソカを見つけるために、みんながバラバラになった際、マチはクロロをガン見していた。
なぜマチは、クロロをまるで睨むかのように見ていたのだろうか?
3つの可能性を考えた。
- クロロが好きだから
- クロロに怒っていたから
- それ以外の理由があったから
マチがクロロを見てた理由①:クロロが好きだから
別れ際にクロロを見ていたのは、マチが淡い恋心を抱いていたからという説。
クモの掟を破ってまでクロロを助けようとしたマチだ。あり得ないことはない。
あの殺意が宿っていそうな目も激情溢れた結果なのだろう。
というのは、冗談でこの説はほんの遊び心だ。(なんやねん)
マチがクロロを見てた理由②:クロロに怒っていたから
クモのメンバーで集まる前にクロロと少し言い合いになっていたので、クロロに対して怒っていたからという説は先ほどの説と違って普通にあり得る説だ。
恐らく、マチはヒソカを逃したことに負い目を感じているのだろう。
だからこそ、クロロと遭遇した際に目を逸らしたり「・・・」という沈黙が多用されていたのだと思う。
その負い目を払拭するには、自らの手でヒソカを殺すしかないのだが、それをクロロに「無理だ」と否定されたことに憤りを覚えていたのかもしれない。
マチがクロロを見てた理由③:それ以外の理由があったから
僕が最も有力視している説はクロロの後を尾けるためだと考えている。
というのも、解散するシーンではみんな見ている人物と後から合流しているからだ。
例えば、フェイタンはフィンクスを見ていたし、ボノレノフはクロロを見ていて、シズクはボノレノフを見ていた。
つまりマチはクロロの動向を窺っていると見て取れる。
ここからは更に推察によるが「ヒソカと接触するのはクロロだ」マチの勘が働いて、ヒソカがクロロとの戦いの中で作る隙を狙っているのではないだろうか?
そんな気がしてならない。
マチ=コマチネについて徹底解説 まとめ
36巻でようやくフルネームが明かされたマチ=コマチネ。
正直、変な名前と思った人も多いだろう。
『コマネチ』と誤認させようとしているとしか思えない。
今回はそんな変な名前で可愛いマチについて解説&考察をした。
次は何のキャラクターを考察しよう・・・。
最終的にキャラは全員解説するつもりなので、順番の話にはなるのだが悩むんだよなー。
今回、最高にクールなマチの絵を提供してくれたのは
まりもさんとTさんです!
ありがとうございます!
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