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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター22巻のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター22巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 200ページ |
初版発行 | 2005年7月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年4月4日 |
発行所 | 集英社 |
21巻の後半では、指揮系統を失ったキメラアントが世界各地へと進出した。
ゴンたちがいた山で待ち受けていたのは、かつてNGLで戦ったラモット。
ラモットとの戦闘で、キルアは頭の中に埋め込まれていたイルミの針を取り除く。
1ヶ月で更なる強さを得たゴンとキルアは、キメラアント討伐隊として本格参戦。
果たして、ゴンはボロボロにされたカイトを救い出すことができるのか!?
22巻では流星街にやってきたキメラアントを討伐するべく、幻影旅団が動き出す。
A級犯罪集団VS隔離指定生物の戦い!
そんな気になる22巻を一緒に見ていこう!
ハンターハンター22巻No.224:10ー②【幻影旅団】
ヨルビアン大陸を中心に大暴れしているキメラアントたちがいる一方で、頭の良いキメラアントは外部に情報が漏れない地域を選び侵略をしていた。
その1つの選ばれたのが『流星街』
流星街に住み着いたキメラアントを討伐するため、クモのメンバー6人が集まった。
キメラアントに連れ去られた住民は、異形の姿となり敵対する者がいる。
そして『姿を変えられた住民』を報復の対象とするかどうかで流星街では議論しているらしい。
住人たちのズレた考え方を嘲笑うフィンクス。
邪魔するヤツは倒すだけ。「今日中に駆除する」と住民たちに告げて巣へと向かっていく6人。
流星街に住み着いていたのは、サソリの尻尾を生やした女性型キメラアント『ザザン』
彼女の能力は『審美的転生注射』
サソリの尻尾で突き刺した者を怪物へと変貌させ、言いなりにする操作系能力。
数が増えれば、かなりの脅威となるだろう。
早めに駆除しないと取り返しのつかないことになる。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター22巻No.225:10ー③【戦闘開始】
巣に潜入し、各自バラバラに自称女王を狙う旅団メンバーたち。
ボノレノフの前に現れたのは、ポンズを惨殺したトゲトゲのキメラアント『ギョガン』。
トゲだらけの身体でボノレノフを抱きしめようとするが、見事に避けて包帯の下の姿を見せる。
全身に穴が空いていて、動くと「ピュー」と笛のような音が鳴る。
ボノレノフは『ギュドンドンド族』の末裔。
『踊る戦士』と呼ばれ、奏でた音を戦闘力に変えることができる。
『戦闘演武曲』(序曲)で仮面をつけた部族のような格好に変わり、鋭い槍でトゲトゲのキメラアントの胸部を突き刺した。
「オレは世界で最も美しく戦う一族の血を継ぐ者、精霊と一族の名にかけて貴様如きに遅れは取らない」と去ろうとするが・・・
全くダメージを負ってないトゲトゲのキメラアントから「ずいぶんと安い魂だな」と嘲笑される。
その頃、フィンクスは上半身がゴリラ、下半身がカニのキメラアント。
シズクは、かつてポックルを襲った人面のクモ『パイク』
シャルナークは巨大な甲虫のようなキメラアント。それぞれ遭遇していた。
女王ザザンとバッティングしたのはフェイタン。
新たなメンバーとなったカルトは、紙を操る能力を使い、皆の位置や状況を把握していた。
おそらく、グリードアイランドで除念師を見つけた能力だろう。
当たりを引いたフェイタンの元へ行こうとするが、クワガタのようなキメラアントが襲いかかってくる。
ハンターハンター22巻No.226:10ー④【旅団の能力】
カルトは紙吹雪を辺りにばら撒き、風でクワガタキメラアントにぶつけるが、硬い皮膚で守られているため、ダメージはほとんどない。
ただ、左腕の一箇所にだけ紙吹雪が目印のように刺さっていた。
カルトが『蛇咬の舞』と再び、大量の細かな紙を目印に向けて放つと、左腕が引きちぎられる。
「次は右腕だね」と告げ、不気味な笑みを浮かべるカルト。
一方、シャルナークは硬そうなキメラアントにアンテナを刺すことに成功するが、なぜか操作できずに背後から捕まってしまう。
能力が発動しなかったのは、すでに他の者(ウルトラマンのような見た目をしたキメラアント)に操作されていたからだった。
操作系能力は早い者勝ち。
フィンクスは一発撃たしてくれるというゴリラ風のキメラアントに対して、腕を回すほど、パンチ力が増大する『廻天』を使い撃破。
進む先をコインで決める。
その頃、フェイタンは女王と刃を交えていた。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター22巻No.227:10ー⑤【虫けら】
トゲトゲのキメラアントは、ボノレノフの素早さに手も足も出せないでいた。
1人では勝てないと判断し、逃走する。
一目散で逃げていくが、ボノレノフはその場で『戦闘演武曲・木星』を演奏。
すると、逃げるキメラアントの背後に巨大な木星が出現し、押しつぶされる。
巨大なクレーターを残し、消失する木星。
ペシャンコになったトゲトゲのキメラアントに「踏み潰されて息絶える。虫けらの死に様に相応しいだろ?」と皮肉を向けるボノレノフ。
カルトはクワガタのキメラアントを細切れにし、子どもとは思えない残虐性を見せつけ勝利。
捕えられていたシャルナークは、敵に操られる前にアンテナを自身に突き刺す。
すると、携帯電話に「自動操作ON」と文字が表示され、オーラが爆発的に増える。
そして、圧倒的な戦闘力で2体のキメラアントを一瞬で仕留め、自動操作モードは解除。
自動操作になると能力が大幅に上昇する代わりに意識がなくなり、筋肉痛で2・3日まともに動けなくなる。
また、意識がないため、敵を倒しても達成感を得られないという欠点も抱えているらしい。
クモの糸をひたすら飛ばしてくるパイクに防戦一方のシズク。
そして、広範囲に糸を撒き散らす『愛の放射線』によって、ついに捕らわれてしまう。
糸には粘着性があり、力で引きちぎることはできない。
パイクは強敵を捕まえたことに喜びながら、ザザンの元へ引きずっていこうとするが、服を犠牲にしたシズクが糸から抜け出して反撃。
下着だけになったシズクは勝利宣言をする。
果たして、どんな戦略を取るのか!?
ハンターハンター22巻No.228:10ー⑥【シズク】
勝利宣言したシズクが『デメちゃん』(掃除機)に「パイクの血を吸い取れ」と命令する。
傷つけられた部位から血が次々に吸い取られ、あっという間に干からびて絶命。
その場を立ち去ろうとしたシズクは、クモの糸を全身に巻けば助かったことに気づくが時すでに遅し。
その頃、戦いを終えていたシズク以外のメンバーは、フェイタンとザザンの戦いを余裕で観戦していた。
2人の戦いを見て、カルトは旅団のレベルの高さに驚愕する。
フェイタンの動きを目で追うだけでも精一杯。圧倒的な力不足を実感する。
力が拮抗している中、ついに顔面に攻撃を受けてしまうザザン。
憎悪に滾らせた表情を露わにしながら自分の尻尾を引きちぎると、全身がワニのように変貌。
フェイタンは変化のスキを見逃さず『硬』で首を攻撃するが、予想外のノーダメージ。
『硬』での攻撃が仇となり、反撃を受け大ダメージを負ってしまう。
ハンターハンター22巻No.229:10ー⑦【許されざる者】
カルトは他のメンバーとの実力差を改めて実感しながら、心の中で「兄さんを取り戻すため」と意味深なことを考える。
扉絵にはイルミ・ミルキ・キルア・アルカ・カルト・キキョウの家族写真。
果たして「兄さん」とは誰のことを指すのだろうか?
変身したザザンの攻撃で腕を折られてしまうフェイタン。
伊達に女王を名乗ってはいない。
しかし、今度はフェイタンがブチギレて謎の言語を口にする。
その様子を見たフィンクスは「ヤベェ、逃げろ」とカルトに警告。
フェイタンはキレると、周りに見境なく能力を発動する。
能力は『許されざる者』
自身が喰らったダメージを『何か』に変換して相手に返す技。
今回は熱に変えた『太陽に灼かれて』を発動。
小さな太陽のような球体が空中に現れ、一瞬で動けなくなってしまうザザン。
フェイタンは苦しみながら焼け死ぬザザンを眺め笑う。
ザザンが死んでも異形に変えられた者たちが元の姿に戻ることはなかった。
「殺してくれ」と泣きながら懇願する異形たちにフィンクスは喝を入れ、戦いの中で葬り去る。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター22巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
22巻のハイライトは文句なしの幻影旅団VSキメラアント!
今まで描かれなかった旅団の能力と、悪VS悪の構図に胸が熱くなること間違いなし。
やはり、彼らが登場するとストーリーが引き締まる。
さて、後半では打って変わって、ゴンがキメラアントと戦いを繰り広げる!
果たして、成長したゴンはどんな戦いを見せてくれるのか!?
22巻の後半でまた会おう!
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