こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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シャルナーク=リュウセイについて徹底解説
シャルナークの概要 | |
---|---|
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 180cm |
体重 | 72kg |
血液型 | 0型 |
性格 | 穏やか・冷静・明るい |
念系統 | 操作系 |
能力 | アンテナを刺した者を操る |
団員No. | 6 |
加入時期 | 結成時 |
腕相撲ランキング | 10位/13人中 |
シャルナーク=リュウセイは幻影旅団の結成時からのメンバー。
旅団内の役割としては情報収集・分析を担当しており、クロロ不在時のブレインとして行動指針を判断することもある。
クモの活動目的をしっかりと認識しており、本人曰く自身は「代えの効く存在」とのこと。
フルネームは34巻で判明した。
シャルナークについて①:外見
刈り上げられた金髪に青い目をしており、常に少し微笑んだような表情からは爽やかさが感じ取れる。
ハンターハンターには何かと闇を抱えていそうな危ないイケメンは多いが、シャルナークのような爽やかなキャラクターは意外と少ない。
個人的な意見だけど、服のセンスだけは絶望的で分厚めの生地でできたタンクトップのようなものを着ている。
シャルナークについて②:性格
シャルナークの性格を一言で表すなら「穏やか」である。
描かれる機会がなかっただけかもしれないが、作中で焦ったり怒ったりしているシーンはほとんどない。
しかし、感情がないわけではなくウボォーの帰りが遅いことに心配していたり、フェイタンと一緒にフィンクスをおちょくったりするようなお茶目さも普通にある。
また、マチがヒソカの死体を直そうとした際も、嘘と気づきながら指摘しない優しさも合わせ持つ。
シャルナークについて③:強さ
シャルナークの強さは賛否の分かれるところだとは思うが、個人的にはそこまで強くはないと思っている。
純粋な戦闘力だけなら、恐らく旅団の中でも腕相撲ランキング(10番目)ぐらいの順位だろう。
その理由としては
- ヒソカにワンパン
- キメラアントとの戦い
- 戦闘向きの能力じゃない
理由①:ヒソカにワンパン
いくら操作系だからとはいえ、ヒソカにワンパンで殺されるのは防御力(もしくは回避できないこと)に些か問題を感じる。
仮に純粋な殴打でないにしろ、同じようにイルミ(ヒソカから95点と言われた人物)がワンパンで殺されるとは思えない。
理由②:キメラアントとの戦い
22巻でキメラアント(モブ)と戦いで、シャルナークは一度ダメージを負ったうえに捕まった。
苦戦したとまではいかないものの、相手が相手なら死んでいてもおかしくないシチュエーション
だったと言える。
例えば、毒を持っているとか、捕まえた時点で能力の発動条件を満たすとかだった場合。
ましてや、相手は師団長でも何でもないただのモブ。
ザザンに当たっていたら、到底勝てたとは思えない。
理由③:戦闘向きの能力じゃない
シャルナークが旅団の中でもそんなに強くないと思う最大の理由が、能力が戦闘向きではないことだ。
アンテナを指すことができれば、一瞬で勝敗が決まるのが強みで「最強じゃね?」と普通の使い手なら思うじゃろうが・・・
裏を返すとアンテナを刺せなければ無力ということでもある。
さらに自分にアンテナを指すことで自我を失い、爆発的な戦闘力を得る能力も「めっちゃ強くね?」と普通の使い手なら思うじゃろうが・・・
これまた、裏を返すと自分自身の戦闘力がそんなに高くないことを示唆していることにもなる。
しかし、シャルナークの旅団での役割は情報収集であり、情報を集めるのに『携帯する他人の運命』は非常に役立つだろう。戦闘力は別に高くなくても問題ないのだ。
あと、シャルナークがいなかったらウボォーは死んでたかもしれないしね。
シャルナークについて④:念能力
冨樫展で公開された『念能力設定資料』によって、シャルナークは放出系よりの操作系能力者であることが判明した。
能力は『携帯する他人の運命』
所有するアンテナを刺した人間を携帯を使って自由に操作することができる。
オート操作も可能だが、一度に操作できる人数は最大2人まで。
また、自分にアンテナを刺すことで爆発的な戦闘力を得ることができるが、制約として戦闘中は自我を失い、戦闘が終わると全身を強い筋肉痛と疲労感が襲う。
さらに副次的な代償として、戦闘中は自我がないため「戦闘に勝った」という達成感も得ることができない。
シャルナークについて⑤:声優
フジテレビ版でシャルナーク役を演じたのは『高戸靖広』さん。
他の作品では
- 『ONE PIECE(ホトリ/コトリ)
- 『デジモンアドベンチャー』(エレキモン)
- 『トリコ』(クミン)
- 『僕のヒーローアカデミア』(根津校長)
などを演じている。
日本テレビ版でシャルナーク役を演じたのは『日髙のり子』さん。
- 『シティーハンター』(清水美津子)
- 『らんま1/2』(天道あかね )
- 『ONE PIECE』(ベルメール)
- 『DEATH NOTE』(ニア)
- 『PSYCHO-PASS サイコパス』(ドミネーター)
などを演じている。
シャルナーク=リュウセイについて徹底考察
ここからは、まだ明かされていないシャルナークの謎について考察していくぞ!
僕自身が気になってることは全て考察していくつもりだけど、もし他にも「こんなことを考察してほしい!」という意見があったら、お問い合わせからお気軽に言ってくれ!
では、見ていこう。
シャルナークについて考察①:名前がリュウセイな理由
皆さん、ご存知の通りシャルナークは流星街出身である。
そのシャルナークの名前にリュウセイと入っているのは、些かきな臭くなかろうか?(誰やねん)
しかし、同時に「地名と名前が一緒なんてざらにあるだろ」とも思うのだ。(どっちやねん)
シャルナークは流星街の要人と血縁関係のある人物だったのだろうか?
もしくは、シャルナーク自身が旅団メンバーにとって少し特別な存在だったのだろうか?
というのも、ウボォーやパクノダが死んだときは旅団メンバーは割とあっさりしていたのに対して、シャルナークが死んだときの怒り具合が比べ物にならないからだ。
みんなが怒り狂っていた理由に『シャルナーク=リュウセイ』という名前がヒントになっているのかもしれない。
純粋に宣戦布告してきたヒソカにムカついてるだけって可能性もあるけどね
シャルナークについて考察②:殺された理由
ヒソカがクロロ戦の後で、シャルナークとコルトピを真っ先に殺したのは計画的な犯行だった可能性がある。
まず、シャルナークを殺すことで能力をクロロから消すことができて、再び貸し出しをすることができなくなる。
そして、クモにとって第二のブレインのような存在でもあるシャルナークを早々に潰したかったのかもしれない。
グリードアイランドを現実世界だとすぐに気付いたり、島の位置を特定したり、クロロが一度グリードアイランドにやってきていた事実に気付いたり、かなりの頭脳派。
生かしておくと、クロロ(頭)がいなくても行動が乱れずにヒソカにとっては動きづらいはずだ。
ヒソカはガチで旅団を狩るために、戦闘力は高くないが生かしておくと厄介なシャルナークとコルトピを真っ先に消したのかもしれない。
シャルナークについて考察③:ヒソカとどっちが強い?
シャルナークは不意を突かれる形でヒソカに殺されたが、仮に自動操作モードならヒソカとどっちが強かったのだろうか?
結論から書くと、恐らくヒソカが十中八九勝つと僕は予想する。
というのも、シャルナークの自動操作モードはオーラが爆発的に増え、身体能力などが上昇するだけで能力が新たに追加されるわけではない。
つまり、大量のオーラを持った身体能力が高い人間と大差がないのだ。
一方、ヒソカのバンジーガムは戦いに応じて、回避・防御・攻撃など様々な使い方ができる。
恐らく、ただオーラが多い・身体能力が高いというだけでは、ヒソカに上手く絡め取られてしまうだろう。
シャルナークについて考察④:実はハンター
シャルナークは盗賊でありながら、実はハンターでもある。
「それがどうした?」と思われるかもしれないが、僕は意外と重要な伏線なんじゃないかと考えていたりする。
フェイタンやウボォーは自分たちが盗賊であることを誇りに思っていて「欲しいものは盗る!お金は持たない」と断言していた。
さらに欲しいものを買ったりするのはご法度的な発言もしていた。つまり、社会で全く生きていけないタイプなのだ。
ところが、シャルナークはそんな考えを持っておらず、ある程度のお金は所持していることから、ある程度の社会に馴染める素養があると思っていいだろう。
いくら幻影旅団とはいえ、社会から断絶された状態で生きていくのは難しいはず・・・
それを支えていたのがシャルナーク!!だったのかもしれない?
あと、団長もハンターライセンス持ってるっぽいよね。
シャルナーク=リュウセイについて徹底解説 まとめ
あまりにも急に、あまりにも呆気なく消えてしまったイケメンキャラのシャルナーク。
「オレやノブナガは替えが効く」なんて言っていたが、みんなの悲しみ方からやっぱりそんなことはないのかもしれない。
そして、僕もややショッキングな瞬間だった。
中には34巻でヒソカを嫌いになった人もいたのではないだろうか?
どちらにしても、冨樫先生のどんなキャラでも使い捨てのように描くセンス(?)には脱帽するばかりである。
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