こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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パクノダについて徹底解説
パクノダの概要 | |
---|---|
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 182cm |
体重 | 52kg |
血液型 | 0型 |
性格 | クール・仲間思い・優しい |
念系統 | 特質系(優) |
能力 | 人や物質から記憶を読み取る |
団員No. | 9 |
加入時期 | 結成時 |
腕相撲ランキング | 11位/13人中 |
パクノダは幻影旅団の情報収集係。
能力の性質上、幻影旅団の行動を補佐する重要な役割を担っており、戦闘員はパクノダやシズクの盾になることも役割の1つ。
その強力すぎる能力が故にクラピカからターゲットとされ、心臓に鎖を刺される。
その後、仲間割れを起こしそうなメンバーたちの関係を修復するために命を落とした。
結成時からのメンバーだが、フルネームは明かされていない。
パクノダについて①:外見
胸元が大きく開いたスーツを素肌の上から着用しており、OLとしては決して通用しない格好をしている。
金髪のショートカットに長いまつ毛、魔女のような鼻が特徴的。
高い身長と堂々とした立ち振る舞いから、少し近寄りづらい印象を受ける。
おそらく、作中ではかなりの美女ポジション。
パクノダについて②:性格
パクノダからはクールな印象を受けるが、野良猫に微笑みかけたり、掟を破ってクロロを助けようとするなど、実は幻影旅団の中で最も優しい人物。
関係のない人物の命を躊躇いなく奪う点に関しては冷酷だが、仲間や関わりのある人物に対しては幻影旅団の中と言わず、作中でもトップクラスに思いやりがあるだろう。
個人的にハンターハンター優しい人物ランキングの2位はパクノダ。1位はナックル。
優しいが故に自らの命を落とす原因となってしまったが、パクノダの思いがなければ、幻影旅団は崩壊の危機にまで陥る可能性があった。
今の幻影旅団はパクノダの優しさのうえで成り立っているといっても過言ではない。
パクノダについて③:強さ
パクノダは戦闘シーンがほとんどないため、確かな実力は分かっていないが、能力が戦闘向きでないことから戦闘力はそこまで高くないと予想される。
しかし、強者と比較すると見劣りするだけであって、一般的に見れば十分な使い手であることは間違いない。
パクノダの強さについては、記事の後半で分析しようと思う。
パクノダについて④:念能力
パクノダは触れた人や物から記憶を引き出すことのできる特質系能力者。
冨樫展で公開された『念能力設定資料』によって『属性円』と呼ばれる系統の修練度を表す値は『優』と呼ばれる場所に位置していることが判明した。
現在分かっている能力名は『記憶弾』のみ。
『記憶弾』は引き出した記憶を具現化されたマグナムの弾に込めて撃つことができる。
撃たれた相手は記憶を直接植えつけられ、記憶を引き出した本人が撃たれると記憶を失わせることができる特質系を軸とした操作系・具現化系の能力。
触れられると偽証は不可能で、読み取った記憶も口頭ではなくイメージとして他者に見せることができる。
情報収集において、これほど最適な能力は他にないだろう。
パクノダを失ったのは、幻影旅団にとって相当な痛手。
パクノダについて⑤:声優
フジテレビ(旧)アニメ版でパクノダ役を演じたのは『井関佳子』さん。
他の作品では
- 『ハングリーハート WILD STRIKER』(大森福子)
- 『僕等がいた』(有里の母)
- 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(御伽ガールズ3)
- 『メダロット』(カガミヤマ)
などを演じている。
新アニメ版でパクノダ役を演じたのは『朴璐美』さん。
他の作品では
- 『鋼の錬金術師』(エドワード・エルリック)
- 『シャーマンキング』(道蓮)
- 『NARUTO』(テマリ)
- 『BLEACH』(日番谷冬獅郎)
などを演じている。
パクノダについて徹底考察
ここからはパクノダの、まだ明かされていない謎や伏線・疑問について考察していくぞ!
僕が気になっている部分は、全部考察するつもりだけど「こんなところも気になる!」って意見があれば、お気軽にコメントやお問い合わせを待ってるぜ!
パクノダについて考察①:なぜ自ら死を選んだ?
クロロはクラピカに鎖を刺されても、除念師を見つけたことによって制限を受けなくなった。
パクノダもクロロと同様に「除念師を待てば良かったのでは?」と思った読者も多いのではないだろうか?
僕も最初は「早計すぎるだろパクノダ!」とか思っていたのだが、何度も読み返していると、パクノダが死を選んだのには深い理由があったことに気がついた。
というのも、パクノダが死ぬ直前の幻影旅団は内部崩壊寸前だったからだ。
もし、パクノダが死を選ばなければどうなっていただろう?
フィンクスは「返答次第じゃ覚悟しろよ」と臨戦体制にまで入っており、崩壊していた可能性は十分にあるだろう。
逆にパクノダが死を選んだことでどうなったのかをまとめてみる。
パクノダの優しさは初期メンバーであるシャルナーク・フェイタン・フィンクス・マチ・ノブナガ・フランクリンは知っていることだろう。
彼らも決して血も涙もないわけではない。
仲間の想いを汲むぐらいの絆は彼らにもあったということだ。
もしかしたら、パクノダの死は旅団の結成と紐づく大きな出来事だったのかもしれない。
パクノダについて考察②:ゴンたちになぜ感謝していた?
パクノダの死が旅団の崩壊を救ったのは前述した通りだ。
その後、ゴンたちと遭遇したフィンクスはパクノダが感謝していたことを告げたが、一体何を感謝していたのだろうか?
おそらく、見失っていた『仲間の在り方』をゴンたちから再認識させられた点だろう。
0巻での冨樫先生のインタビューの書き方的に幻影旅団は仕方なく作られた組織、もしくは作らざるを得なかった組織だ。
その時に鉄の掟も作らなければいけない理由があったのだろう。
だからこそ、掟を守ろうとする側・クロロを守ろうとする側に別れたのだ。
パクノダの死が幻影旅団を救ったのは間違いないが、ゴンたちとの出会いがなければ同じ結果になっていたとは限らないとパクノダは感じていたのかもしれない。
作中でゴンたちが最後にクモと接点を持ったのは、感謝を告げられたシーンなのも感慨深く思う。
パクノダについて考察③:強さは?
前述した通り、パクノダは戦闘力に関して飛び抜けた強さは持ち合わせていない。
しかし、テクニカル的強さは持っていると僕は考察している。
例えば、記憶を引き出されたものが撃たれた場合、記憶を失うというのは操作系にも似た一撃必殺感がある。
特に強化系は肉体に自信を持っているため、ピストルぐらい当たってもダメージはないと受ける者も多いだろう。
能力さえバレていなければ、相手の戦闘意欲を一撃で削ぎ落とすことができる。
とはいえ、パクノダの真価はやはり情報収集・行動補佐にある。
死者からでさえ記憶を引き出すことができるのだから、ある意味とんでもないぶっ壊れキャラだ。
パクノダについて徹底解説&考察 まとめ
ウボォーと同様に序盤で退場してしまったパクノダだが、彼女が生きていれば違った意味で物語は大きく異なっていただろう。
旅団的にも僕たち的にも惜しい人物を亡くしてしまった。
今後、彼女の想いは引き継がれるのだろうか・・・
改めて、パクノダの死に哀悼の意を捧げたい。
信じて受け止めたい!
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