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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター8巻のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター8巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 200ページ |
初版発行 | 2000年4月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
念を習得したことにより、大幅に成長したゴンはハンター試験での借りを返すことに成功。
見事に目的を達成したゴンは天空闘技場を去り、自身の故郷であるくじら島にキルアを招待する。
2人はくじら島で一体何を得ることができるのだろうか?
8巻では今まで語られなかったジンの過去が、ミトの口から語られる。
そんな気になるジンの過去を一緒に見ていこう!
ハンターハンター8巻No.064:帰郷
キルアを連れて、半年ぶりにくじら島に帰ってきたゴン。
事前の連絡もなく、突然友達を連れて帰って来たことに小言を口にしながらも、どこか嬉しそうなミト。ご馳走を振る舞いながら、ゴンが経験してきたことを聞く。
そして、見せてもらったライセンスを「えい」と折り曲げる。
冗談と言いながら、やはりハンターをやめてほしい気持ちはどこかにあるのだろう。
星空の下、2人はこれからの活動について話し合う。
ゴンの旅には『父親を探す』という明確な目的があるが、キルアには特に目的がなかった。
進路に悩むキルアにゴンが提案したのは「やりたいことを探す旅」
人生の大半を暗殺の訓練だけに費やしてきたキルア。先の見えなかった暗い道を瞬時に照らすことができるのは、ゴンが持つ天性の資質だろう。
まるで互いを照らし合うように2人は絆を深めていく。
翌日、ミトは「ゴンがハンターになったら渡してくれ」とジンから預かっていた『謎の箱』を取り出した。
今まで何の手がかりもなかったジンの情報が少しだけ手に入るかもしれない。
果たして、箱の中身とは・・・!?
ハンターハンター8巻No.065:ジンについて
ジンはおばあちゃんの長男の1人息子。ミトは次男の1人娘。ジンとミトはイトコ関係になる。
ジンがくじら島を出たのは、ゴンがハンター試験を受けたのと同じ12歳になる少し前。
彼が島を出た後、ミトの両親は旅行で交通事故に亡くなり、ジンの父親は漁に行って帰らぬ人となり、不幸な出来事が続く。
試験を受けてから10年後、赤ん坊だったゴンを抱えてジンは帰ってきたが、その際に親権がミトへと移った。
次の日、ジンの残した箱を力ずくで開けようとする2人だが、どんなに試しても開けることができない。
そんな中「ハンターになったら渡してくれ」というワードにキルアは、箱を開けるカギは『念』であることに閃く。
ゴンが箱に念を込めると、光を放ち、バラバラに砕け散る。
箱の中には、また箱が入っていて、ハンターライセンスを差し込めそうな穴がある。
どうやら、箱の中身を知るために『念』と『ハンターライセンス』の両方が必要だったらしい。
そして、箱の中身は3つ。
- カセットテープ
- メモリーカード
- 謎の指輪
まずは、カセットを流すことに・・・
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター8巻No.066:テープ
テープにはジンの声が録音されていた。
そして、内容は辛辣にも「オレはお前に会いたくない」というもの。
親であることを放棄した息子に合わせる顔がないらしい。
「捕まえてみろよ、お前もハンターなんだろ?」という言葉で、嬉しそうな笑みを浮かべるゴン。
そして、母親についてジンが語ろうとした時、ゴンはテープを切る。ゴンにとっての母親はミト以外にいないのだ。
テープが止まると、自動的に巻き戻り、手掛かりを消すための録音が始まる。
音声だけでも身長・体重・性別・年齢・顔・心理状態・居場所がバレてしまうことがある。
特に警戒したのは念能力。声だけで居場所が分かる能力などもあり得なくはない。
一切の手掛かりを残さないジンの手口に手強さを感じつつ、残った指輪とゲーム機のROMカード
果たして、どんな意味があるのだろうか・・・?
ハンターハンター8巻No.067:人体収集家の館①
とある館に訪れたクラピカ。
以前、ヒヨッコ以下と追い返された『千耳会』から紹介された、人体収集家の屋敷。
すでに何人かが集まっていた。
小柄で不気味な顔した人物『センリツ』
露出度が高めの服装をした性格のきつそうな女性『ヴェーゼ』
リーゼントが特徴的な大柄な男『バショウ』
インド人のような見た目にロングヘアー『スクワラ』
何となくヨーロピアンな雰囲気を醸し出す『シャッチモーノトチーノ』
しかし、依頼主は見当たらない。代わりに現れたのはモニター越しの男『ダルツォルネ』
ダルツォルネから、正式に雇われるための条件が言い渡される。
条件は渡されたリストの中から、好きなもの1つだけ探し出すこと。
コレクターは常に二つのものを欲しがっている。
1つは珍しく貴重なアイテム。もう1つはコレクションを自慢できる理解者。
プライドの高いクラピカが、趣味の悪い雇い主を探しているのは、反吐が出るような趣味を持つ者たちを一網打尽にするため。
そのためには、内部に潜入して秘密が共有されるほどの信頼を得なければならない。
リストを渡された者たちが屋敷を出ようとした瞬間、武装した集団が襲いかかってくる。
雇われるための最低条件、それは生きて屋敷を出ること。
果たして、クラピカたちは無事に屋敷を脱出することができるのだろうか?
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター8巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
8巻の前半の見どころは、なんと言ってもジンの過去。
作中で初めてジンの姿がまともに描かれたシーンでもある。
また、ゴンのグリードアイランド獲得・クラピカの私怨・幻影旅団の思惑・個々の念能力などが交錯して、物語の密度がより一層濃くなっていくから読み応え抜群。
読めば読むほど理解が深まって、読むたびに新しい発見があるのはハンターハンターの醍醐味。
というわけで、まだまだ見どころたっぷりな8巻の後半でまた会おう!
ダルツォルネは隠れ推しキャラ!
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