こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンターネタバレ一覧
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ハンターハンター19巻後半【感想・ネタバレ】

19巻の前半では、大量の人間がキメラアントのエサになってしまった。
NGLにたどり着いたゴン・キルア・カイトの3人は急いで捜索を始める。
一方、先にたどり着いていたポックル組は、キメラアントの犠牲となる・・・
ゴンたちがキメラアントの活動している地域まで辿り着くと、そこには悲惨な光景が広がっていた。
一刻も早く巣を目指し、女王を討伐しなければ、想像を絶する死人が出てしまう。
果たして、ゴンたちは間に合うのか!?
ハンターハンター19巻No.194:VSハギャ隊①【ラモットの覚醒】

ユンジュを倒したカイトの能力は『気狂いピエロ』
数字が1〜9までランダムに表示され、出た目によって武器が変わる。
出した武器は使わない限り消すことができない。
4番はライフルのような形に武器になり、ユンジュはライフルによって仕留められた。
ユンジュからの(キメラアント特有)信号が途絶えたことによって、カイトたちの居場所が麻薬工場だとハギャ隊にバレてしまう。

キメラアントの生態は女王を頂点に5つの階級で構成されていて、王が生まれると直属護衛隊は王に従うようになる。
女王は一定周期で王を産み、王は放浪しながら様々な生物と交配して次世代の女王を孕ませて、種を爆発的に増やす。
増殖を止めるには、女王が王を産む前に討伐しなければならない。
果たして、間に合うのか・・・?

死にかけていたラモットは念能力に目覚めていた。
凄まじいエネルギーを目の当たりにしたコルトは、ゴンたちからの攻撃が目覚めたキッカケと考察し「オレを殴れ」と命令する。
これで生身でも強かったキメラアントが、さらに強化されてしまう・・・
そして、念を纏ったままコルトを遠慮なくぶん殴るラモット。
果たして、コルトは大丈夫なのか!?
ハンターハンター19巻No.195:VSハギャ隊②【下痢】

ハギャに居場所が電波で送られ、キメラアントの大群に取り囲まれてしまうゴンたち。
意外なことに一斉に攻撃されることはなく、タイマンを持ちかけられる。
どうやら、自分たちが楽しむためらしい。
人間の特性が色濃く出ている証拠だ。アリだけならあり得ない。
最初に戦いに応じたのはゴン。
対戦相手はアルマジロ風キメラアント『バロ』(アルマジロにしか見えない)
ゴンが勝利条件を確認すると「どちらかが死ぬまで」と返ってくるが「まいった」と言えば、見逃すとゴンが提案したことでブチギレるアルマジロ。
高速で転がりながらゴンに向かってくるが、余裕で回避。
ただ、念能力も使わずに避けた先の大木がへし折れる威力なのは脅威だ。
さっきと同じように再び転がってくるが、今度は尻尾で軌道を変え、直撃してしまう。
大したダメージがないことに驚くバロ。
普通の人間なら口から内臓を吐き出す威力らしく、それが楽しいから人を殺すのだと邪悪な笑みを浮かべる。

しかし、バロの発言は悪手、ゴンの怒りを買ってしまった。
生物として人間を捕食するだけなら、ゴンはそこまで怒らなかっただろう。
今度はバロの攻撃を真正面から迎え撃つ。
強力な転がり攻撃もレイザーのスパイクを経験したゴンにとっては大した威力ではない。

受け止めたバロをそのまま押しつぶすゴン。
口から内臓を出して死んだ模様。
1回目の決闘はゴンの勝利となった。
次はキルア。対戦相手はサイのようなキメラアント。(トリケラトプスっぽいけど)
ハンターハンター19巻No.196:VSハギャ隊③【つまり100倍】

バロの10倍強いと自称するサイっぽいキメラアント。
それを聞いても全く動じないキルアと先ほどのゴンの戦いを見て、王を産む前に女王の元へ辿り着けると確信するカイト。
しかし、嫌な予感を拭い切ることができない。まるで何かを見落としているような不安がずっと消えないのだ。
修羅場を潜ってきた者にだけ働く勘がカイトに訴えかけているのだろう・・・
その頃、ラモットは身に纏うオーラを自在に操ることができることに気づき、ペギーに自慢していた。
キメラアントは『念』という存在をまだ知らないため、先日捕まえたレアモノ(ポックル)から詳しく聞き出そうと瀕死になりかけたコルトが提案する。

自称バロより10倍強いマンは戦闘描写すら描かれることなくキルアに殺されていた。

アニメでは、しっかり戦闘シーンも描かれてたよ。
さらに「10倍強いやついないの?」と煽る。(10倍×10倍=つまり100倍)
キルアの戦闘を見てカイトは「兵隊長クラスを相手にしても苦にしない。やはり杞憂か・・・オレの不安は」と自身の能力『気狂いピエロ』を発動。
長引きそうな戦いを一瞬で終わらせるつもりだ。
出た目は『2』大きなカマに変化。
カイトはハズレだと言うが、ゴンとキルアはカマから発せられる危険度に冷や汗を流す。

カイトを前に既視感を抱くカエル風のキメラアント。(というかカエル)
発動されたのは『死神の円舞曲』
周囲にいたキメラアントは一掃されてしまう。
死にゆく直前に女王に捕食される瞬間を思い出すカエル。
カエルの抱いた既視感は圧倒的強者との対峙だった。
⇨『ハンター試験』『ヨークシン編』『総選挙編』まで試しに読んでみる
ハンターハンター19巻No.197:VSハギャ隊④【愚かな夢】

捕獲された人間を管理しているブタ風のキメラアントの元に訪れていたペギーとラモット。
3日前に連れて来られたレアモノ(ポックル)の確認だったが、間違いなく食べられていると断言。
ところが、ポックルは生きていた。
ザザン(サソリ風のキメラアント)に毒を刺される直前に奥歯に仕込んだ解毒剤のおかげで、何とか動けるようになり、屍の下に息を潜めていたのだ。
ラモットは自身の纏うオーラを見える者と見えない者がいることを知り、自分が王になることすら可能と自惚れる。
と、その瞬間!とんでもなく強大な気配を背後から感じ取り、慌てて振り返る。
そこには・・・

猫の耳を生やした人型のキメラアントが立っていた。
猫っぽいキメラアントは女王直属護衛軍『ネフェルピトー』
女王と王を守るために生まれてきた精鋭中の精鋭だ。
一瞬で格の差を感じ取ったラモットは、横柄な態度など微塵も見せず、片膝をつきながら「短い・・・そして、愚かな夢だった」と自分の無力感を噛み締める。
ネフェルピトーは、いつの間にか正座のような姿勢になっていたラモットの頭に軽く手を乗せるのだが、まるで巨人の手が頭上にあるかのよう錯覚するほどの威圧感。

ネフェルピトーを前に自分が王になろうとしていたことさえ忘れ、全身全霊の奉仕をするつもりのラモット。

俺が王になることすら可能・・・!!!

はっ、はい!!
まるで別人w
凶々しいオーラを感じ取り、屍の下で震えるポックルをなぜか見つけるネフェルピトー。
果たして・・・

あちこちで思惑が行き交っている中、女王は我関せずの食欲で1日に250人分の肉団子を食べていた。
とんでもない犠牲の上に誕生してくる王は、一体どれほどの存在になるのだろうか?
そして、相対するハギャ隊とゴンたち。
今の実力では勝てないと判断し、引き返すハギャ。
爪と牙だけが武器だったライオンの頃とは違い、学習することが今の武器だ。
退かないといけない時はしっかり退ける器。やがて、手強い敵となって戻ってくるだろう。
ハンターハンター19巻No.198:急襲【あっあっあっあっ】

19巻最大のトラウマシーン。
ネフェルピトーに見つかってしまったポックルは脳を弄られて、念に関する情報を抜き出されていた。(ヤバすぎ)
抜き出した情報を元に水見式を試すラモットとネフェルピトー。
ラモットは強化系、ネフェルピトーは特質系だと判明し、ポックルは女王のエサとなった。
キメラアント全体の能力を底上げするためにラモットは兵隊長・師団長を次々に殴っていく。

念能力を目覚めさせるためには、全力で殴る必要がある。
何体かは死んでしまうかもしれないが、戦闘力の高まったキメラアントは爆発的に増えるだろう。
その様子を退屈そうに見ていたピトーだったが、何かに気づき「自分の強さを確かめてくる」とその場を去った。
一方、カイトもネフェルピトーの強さを感じ取り、ゴンとキルアに急いで逃げるように指示。
しかし、巣を目の前にして突然「逃げろ」と言われても理解できない2人は困惑する。
何kmも離れた場所からネフェルピトーは跳躍の構えを見せ、カイトたちの元へと飛んだ。
そして・・・

2人がもたついている間にカイトの腕を切り落とすネフェルピトー。
ほんの一瞬の出来事だった。
ネフェルピトーの凶悪なオーラに晒された2人は強張ってしまうが、カイトの腕が切り落とされたのを見てゴンは暴走してしまう。
このままでは全滅だ。
キルアは咄嗟にゴンの頭を殴り気絶させ、そのままゴンを抱え逃げる。
絶体絶命のピンチの中、少しでもキルアが逃げる時間を稼ぐためにカイトは能力を発動。
出た目は『3』で、スティックのような頼りない武器だが大丈夫だろうか?
「カイト1人なら、こんなことにならなかった。オレ達は大馬鹿だ」と逃げゆく中、キルアは自分を責めていた。
当然だ。「ガキ扱いするな」と大口を叩きながら、結果的にカイトの足を引っ張ってしまったのだから・・・
ハンターハンター19巻No.199:光と影

一心不乱に国境まで逃げてきたキルア。
応援部隊はハンター協会最強のネテロ会長だった。
連れているのは「理知的」という言葉が似合う、黒いスーツを纏ったメガネの男『ノヴ』
もう1人は「芸能界のプロデューサー」っぽいサングラスをかけたガタイのいい男『モラウ』
ネテロ会長が連れて来る程なのだから、どちらもかなりの実力者だろう。
2人を見てガキ扱いするが、自分の弱さを自覚したキルアは何も言い返せない。

ネテロ会長に感想を聞かれ「あんた達でも勝てる気がしない」と告げるが、ノヴとモラウからは相手にされない。
それどころかモラウから「相手に気圧された時点で、お前は失格。敗者以下だ!」と煽られる始末。
ネテロ会長からも戦力外通告を受けるが「最寄りの街の刺客を倒すことができたなら追って来ても良い」とチャンスが与えられる。
街に戻ってからも落ち込みを隠せないキルア。
目覚めたゴンから「オレの暴走を止めてくれてありがとう」と礼を言われるが、カイトを見殺しにした事実は消えない。
それでもゴンは、早く強くなってNGLに戻り、カイトを助けに行こうと生きていることを信じて疑わない。

ゴンの眩しさに救われるキルア。
改めて2人は強くなる決心を固める。
しかし・・・

現実の非情さを押し付けるように19巻は幕を閉じたのだった・・・
⇨ハンターハンター19巻を試し読みする
ハンターハンター19巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
カイトがずっと感じていた不安の正体は、たった1体の護衛軍の登場によって明らかになる。
絶望的な状況⇨少しの希望⇨更なる絶望⇨また少しの希望⇨取り返しのつかない絶望
みたいな感じで、19巻は全体的にショッキングなシーンがかなり多かった。
ネフェルピトーを目の当たりにしたキルアは、ヒソカやイルミよりも薄気味悪いオーラだったと感じていたけど、読者にも同じ印象を与えたはず。
こんな絶望的な状況を2人はどうやって乗り越えるのだろう?
そして、ネテロ会長が放った刺客とは、一体どんな人物なのだろうか!?
全ては20巻で明らかになるぞ!
気になる人は20巻でまた会おう!

19巻は何回読んでもトラウマだわ
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