こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
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ウボォーギンについて徹底解説
ウボォーギンの概要 | |
---|---|
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 258cm |
体重 | 189kg |
血液型 | B型 |
性格 | 傍若無人・不撓不屈 |
念系統 | 強化系(天賦) |
能力 | 自身の強化 |
団員No. | 11(9巻時点) |
加入時期 | 結成時 |
腕相撲ランキング | 1位/13人中 |
ウボォーギンは幻影旅団の結成時からのメンバー。
旅団内の役割としては戦闘を担当しており、マフィアの武闘派戦力である陰獣4人を1人で倒すほどの圧倒的な戦闘力を誇る。
陰獣との戦闘をクラピカに目撃されたことで捕獲のターゲットとなり、その後タイマンを果たす。
戦闘時にクルタ族の虐殺に関与していたことが発覚したが、クラピカは詳しい話は何一つ聞き出すことはできず死亡した。
ウボォーギンについて①:外見
ウボォーギンの外見的特徴は、無造作に伸ばされた白髪に2mを超える大きな身体。
ゴリラ以上にゴリラのような見た目をしていて「筋肉の塊」と呼んで差し支えないだろう。
獣から皮を剥いだものを纏っているだけのような服装をしていて、ハンターハンターで最もスマートフォンが似合わない男だ。
ハンターズガイドの情報なので、信憑性は定かではないが血液型はゴリラと同じB型だ。(絶対ゴリラがB型しかいない情報知ってて記載してるだろ)
腕相撲ランキングはもちろん1位。
ウボォーギンについて②:性格
ウボォーギンの性格を一言で表すと「戦闘狂」
見た目を裏切らず、強者と戦うことを何よりも好み「何よりも強く。ただ強く」という信念を持っている。
一番の喜びはリベンジしに来た相手を返り討ちにすること。
ウボォーギン自身はタイマンを好んではいるらしいが、フランクリン曰く、ノブナガと組んで戦うときが最も強かったらしい。
一見、時計の読み方も分からなそうだが、意外にも時間はしっかり守るタイプで、腹の減り具合だけで時間を推察することもできる超本能マン。
金は持たない主義。
ウボォーギンについて③:強さ
ウボォーギンは強化系能力者として作中でもトップクラスの強さを誇る。
どんな状況でも屈さずに勝利への活路を見いだす強靭な精神力と、ライフルやロケットランチャーを生身で受け止める防御力・ミサイル以上の攻撃力は馬鹿げているとしか言いようがない。
物語の序盤で退場+念を覚えたてのクラピカに敗北と相まって、実力以下の評価をされがちだが、ウボォーギンよりも強いキャラクターは多くないだろう。
あの陰獣が4人がかりでも勝てなかったがいい証拠だ。(証拠になりにくい)
油断なく戦っていれば、陰獣が10人全員でかかっても勝てなかったとすら十分に思わせる。
ウボォーギンについて④:念能力
ウボォーギンは強化系能力者。
冨樫展で公開された『念能力設定資料』によって『属性円』と呼ばれる系統の修練度を表す値は『天賦』と呼ばれる場所に位置していることが判明した。
念能力は『超破壊拳』
念を込めただけの右ストレートだが、シンプルさゆえに絶大な威力を持つ。
おそらく『発』ではなく『硬』で殴っているだけなので、まさに「強化系は必殺技が要らない」を体現したような能力だ。
全力の『超破壊拳』を生身で受けきれる人間などいないため、基本的に食らったら死ぬ。
将来的には核ミサイル並みの威力を目指していたらしいが、夢半ばで敗れてしまった。
アニメの描写だとマジで生身で受けれる威力じゃない。
普通に爆弾。
ウボォーギンについて⑤:声優
フジテレビ(旧)版でウボォーギン役を演じたのは『竹本英史』さん。
同作品内では、キリコ・ウモリ・ボドロ・カムリ・バーボンも演じている。
他の作品では
- 『ONE PIECE』(ロシオ/X・ドレーク)
- 『トリコ』(ボギーウッズ)
- 『アカメが斬る!』(ボルス)
- 『ダーウィンズゲーム』(バンダ君)
などを演じている。
日本テレビ(新)版でウボォーギン役を演じたのは『大塚明夫』さん。
同作品内でミザイストム役も演じている。
他の作品では
- 『ONE PIECE』(マーシャル・D・ティーチ)
- 『BLEACH』(京楽春水)
- 『Fate/Zero』(ライダー・イスカンダル)
- 『僕のヒーローアカデミア』(オール・フォー・ワン)
- 『モブサイコ100』(エクボ)
などを演じている。
ウボォーギンについて徹底考察
ここからはウボォーギンの、まだ明かされていない謎や伏線・疑問について考察していくぞ!
僕が気になっている部分は、全部考察するつもりだけど「こんなところも気になる!」って意見があれば、お気軽にコメントやお問い合せを待ってるぜ!
ウボォーギンについて考察①:本当に強いのか?
僕はウボォーギンがとんでもない強さを持っていると考えているのだが、読者の中には「念を覚えたてのクラピカに負けたし、凝も怠ってたし、そんなに強くないだろ」と考えている人もいるかもしれない。
そこで、ウボォーギンは本当に強いのか?を以下の3つの観点から検証してみようと思う。
- 身体面
- 精神面
- 念能力
ウボォーギンは本当に強いのか①:身体面
ウボォーギンの筋骨隆々の身体面に関しては、語るまでもないだろう。
誰がどう見ても「筋肉の塊」「ゴリラ of ゴリラ」「野獣」で意見に食い違いが出ないはずだ。
念なしの状態なら最強なのでは?とさえ思える肉体に念能力が加われば、銃やバズーカが効かないのも納得がいく。
では、逆に銃やバズーカを生身で防げそうなキャラは他に誰がいるだろうか?
肉体面だけで考えるなら、ベンジャミン・フランクリン・レイザー・ビスケ(真の姿)になるが、純粋な強化系ではないため、ウボォーギンのように防ぐことはできないだろう。
よって、生身の肉体で勝負するなら、やはりウボォーは最強といっても過言ではない。
ウボォーギンは本当に強いのか②:精神面
精神面に関しても、ウボォーは間違いなくトップクラスだ。
体の自由を奪われても、拷問を受けると分かっても、殺されると知っても、動じることは一切なかった。
そして、良くも悪くも人の死に対して無頓着なため、戦うことにも全く躊躇いがない。
正義の味方では、決して持ち得ない不撓不屈の精神を持ち合わせている。
念能力は精神の影響を多大に受けるため、ウボォーの強さを支えているのは肉体以上に『決して折れない精神性』なのかもしれない。
ウボォーギンは本当に強いのか③:念能力
ウボォーギンの念能力はシンプルに肉体の強化のみ。
鋼のような肉体を持つとはいえ、肉体の強化だけの念能力は本当に強いと言えるのだろうか?
もちろん、答えは『YES』だ。
ただし、ウボォーギンぐらい突き抜けた強さでなければ、同じ回答にはならない。
というのも、狙撃用のライフルやバズーカですら効かない肉体だからこそ武器になり得るからだ。
ライフルの威力を調べてみたところ、一般的なもので1km〜2kmが射程範囲で、すごいものだと7km近くの距離まで届くらしい。
いやいや、7kmって・・・
富士山ですら高さ3776mなのに・・・
ライフルが鉄板を容易く貫通する威力なのを考えれば、ウボォーギンの肉体は正真正銘『鉄』以上。
そんな存在が弱いわけがないだろう。
逆にライフルを耐えられない肉体であれば、念を使えない者でも簡単に倒すことができる。
つまり、ウボォー並みの強さがあるから、他の能力がなくとも最強と言えるのだ。
ウボォーギンについて考察②:なぜクラピカに負けたのか?
そんな強い存在であるウボォーギンは、なぜ念を覚えたばかりのクラピカに敗北してしまったのだろうか?
僕の分析だと要因は大きく3つある。
ウボォーがクラピカに負けた理由①:初見ではなかった
クラピカがウボォーに性格や能力を知っていたのは大きなアドバンテージだろう。
念能力の戦いの基本は能力を明かさないこと。
立場を逆転すれば、その意味がよく理解できるはずだ。
例えば、ウボォーがクラピカが具現化系だと知っていたら『凝』も怠ることはなかった。
さらに全ての系統を100%引き出せると知っていた場合、殴ることに執着せず、陰獣の豪猪を倒した時のように声を出すなども考えられる。
クラピカが初見でぶつかっていたら、勝っていたのはウボォーだったかもしれない。
ウボォーがクラピカに負けた理由②:経験が仇となった
基本的に経験は積めば積むほど強くなるが、ウボォーVSクラピカ戦においては、経験がウボォーの足を引っ張る結果となってしまった。
通常、念系統は1つしか極めることができない。
しかし、クラピカは異例中の異例である全系統100%を引き出す特質系。
ウボォーはクラピカを操作系か具現化系と認識してしまい、殴ることにこだわった結果が鎖による捕縛=敗北だ。
そして「本気を出したビッグバンインパクトを生身で受け切れるやつなんていない」という強者の奢り。
殴ることができれば勝てると思い込んでしまったのも敗因の1つだろう。
数々の敵を討ち滅ぼしてきた必殺技が自らを死へと招いてしまったのだ。
マジか・・・
ウボォーがクラピカに負けた理由③:クラピカの作戦勝ち
ノブナガの言う通り、ウボォーは意外と機転が効きバカではない。
しかし、それ以上にクラピカは優秀すぎた。
クラピカはウボォー戦でいくつもの策と罠を張り巡らせている。
例えば
- タイマンに誘い込む
- 鎖を実物だと思い込ませる
- 挑発し冷静さを欠かせる
- 見えている鎖に意識を向けさせる
- 特質系であることを秘匿
など。
もちろん、クラピカが勝てたのは能力の相性もあるが、ウボォーほどの実力者になると、生半可な能力では、相性が多少悪くても打破できるだろう。
勝敗は戦う前に決していたのだ。
ウボォーギンについて考察③:過去にはアフロだった?棍棒を使っていた?
クロロの回想シーンで、幻影旅団の貴重な過去シーンが描かれている。
そこには昔のウボォーギンと思わしき、アフロのマッチョがいる。
昔のウボォーギンはアフロだったのだろうか?
もし、回想シーンのアフロがウボォーギンなら、なぜウボォーは白髪ロン毛になってしまったのだろうか?
考察要素としては弱いかもしれないが、個人的にめっちゃ気になっている。
特に白髪になってしまった理由だ。(もはや、どうでもいいのかもしれない)
いや、だって、みんな面影あるのにウボォーだけ髪の色変わるっておかしいでしょ!?
別人説だってあり得る!(アフロについては以上)
で、もう1つ気になっていることがあって、回想シーンでウボォーギンが棍棒を使っていたことがある。
演出的な描写なのかもしれないが、あまりにもしっくり来すぎてる感がすごい。
素手で戦うイメージの強いウボォーギンだが、昔は武器を使っていたのなら・・・(なんやねん)
鬼に金棒って言いたかった
ウボォーギンについて考察④:ノブナガとの関係性
ノブナガはウボォーギンを親友のように思っているっぽいが、実は作中でウボォーとノブナガが会話してるシーンはない。
2人は本当に仲が良かったのだろうか?
作中の描写だけを見るならシャルナークとウボォーの方がよっぽど仲良く見える。
しかし、フランクリン曰く、ウボォーが最も力を発揮するのはノブナガと組んで戦うときだったらしいので、戦闘での相性が良かったのは間違いないだろう。
またしても考察とは言えないレベルだが、個人的に気になったので少し取り上げさせてもらった。
そ、そうか・・・
ウボォーギンについて徹底解説&考察 まとめ
少しネタに走ってしまったが、大好きなキャラだぜウボォーさん!
僕的にも旅団的にも惜しいキャラを序盤になくしてしまった・・・
そう、僕はウボォーの生前したかった『大暴れ』を実現したに過ぎない!
ウボォーさん!聞こえますか?
これが、オレたち?からあなたへの鎮魂歌です。(もうええわ)
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