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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター25巻のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター25巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 208ページ |
初版発行 | 2008年3月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年4月4日 |
発行所 | 集英社 |
24巻の後半で、重体だったキルアが復活し、イカルゴが新たな仲間として加わった。
一方、メルエムは暴力こそがこの世で最も強い力だと確信。
しかし、殺そうとしたコムギを助けてしまい、自分を見失ってしまう。
それぞれの歯車が少しずつ狂いだす。
果たして、狂い出した歯車は作戦にいい影響を与えるのだろうか!?
それとも、人類を敗北に導いてしまうのか!?
そんな気になる25巻を一緒に見ていこう!
ハンターハンター25巻No.261:突入①
ヂートゥについたポットクリンを除念したヒナ。
除念の代償として、お腹が大きく膨らむことに不満を持っているようだ。
ヒナの雑談に付き合う雑務兵の『シドレ』
相槌を打つだけの姿が幼いように見えるのは錯覚か、それとも・・・
パームを地下から逃してしまったことに焦って、電話をしながら宮殿内をうろちょろするビゼフ長官は、ウェルフィンにパーム探しを手伝ってもらう。
影の王を目指しているウェルフィンは、メルエムではなくビゼフを利用しようとしているのだ。
その頃、コムギは王に名前を教えてもらえなかったことを悲しんでいた。
コムギは軍儀を通じて、メルエムと少なからず結びつきを感じている
コムギを悲しませている王自身もまた自分の置かれた境遇に行き場のない感情を募らせていた。
他人の城に住みつき、自分の名前さえ分からず、意志を持たない人間を従える天命・・・
退屈以外の何者でもない。
募る感情の矛先は、ユピーとピトーの『円』に向けられるが、警戒を解くわけにはいかない。
何とか交渉して宮殿の1階まで警戒することを許される。
ユピーとピトーは、王が不機嫌な理由は軍儀に勝てないからだと思っているが、プフだけはメルエムの中に芽生えかけている感情の正体に気づいていた。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター25巻No.262:突入②
突入の7分前に迫って尚、キルアは護衛軍が王の周りにいないパターンを考えていた。
計画の全てを狂わしてしまうほどの『何か』がそこにあると感じているのだろう。
モラウは、パームと王が子作りをしている可能性をあげるがモヤモヤは晴れず、王が自分自身を傷つけた件にヒントがあると考え続けている。
自分で自分を傷つけるのはどんな時か?
ゴンはカイトのことを思い出しながら「自分が許せない時」と重たく口にする。
その頃、ウェルフィンはノヴの臭いを追って、宮殿の階段まで辿り着いた。
臭いは階段で消えており、ちょうどユピーに遭遇するがノヴのことは報告しない。
裏の王を目指すウェルフィンは自身の評価を上げるため、プフに直接伝えたいからだ。
さらにビゼフ長官には、パームが宮殿内に爆弾を仕掛けたと嘘を吐き、代わりに見つけてやると大きな恩を売る。
そして、いよいよ作戦開始まで残り1分。
ハンターハンター25巻No.263:突入③
王の命令で『円』を制限されたピトーは何となく空を見上げると、何かが落ちてくるのを感じ取り、臨戦体勢に入った。
『円』を上空へと伸ばすピトーを不思議に思い、プフも空へと目を向ける。
2匹が目にしたのは龍。そして、龍の背に乗るゼノとネテロ会長。
龍がピトーの『円』に触れると同時にお互いの力量を察した。
遊びで戦える相手ではない。
ピトーは本気を出すために『円』を解除。
だが『円』を解いた直後、大きな龍は小さな龍にいくつも分裂して2人の姿を見失ってしまう。
そして、複数の龍は宮殿全体に降り注ぎ、2人は気配を消して龍の背後に隠れた。
0時になり、作戦が開始される。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター25巻No.264:突入④
空から無数に降り注ぐ龍『龍星群』を視認したプフは「2階に来るな」という言いつけを完全に忘れ、玉座にすっ飛んでいく。
一方、ピトーは王への脅威を前に第六感が極限まで研ぎ澄まされ、見失った侵入者を容易く見つける。
降り注ぐ龍よりも危険な存在を前に好戦的な笑みを浮かべるピトー。
全力で戦うために『黒子無想』を発動させるが・・・
戦いが行われることはなかった。
『黒子無想』の発動までにかかる時間は0.1秒を切るのだが、ピトーは「そりゃ握手だろ。蟻んコ」とハッキリと耳にする。
ゼノ曰く、ネテロの強さの秘訣はいくつかある。
まず、恐ろしく静かな念。オーラの流れから次の攻撃を読むことは誰にもできない。
ゼノが乳飲子の頃から姿が変わっておらず、精神的には植物の域にある。
そして、戦闘に関しては『百式観音』という能力が最も厄介。
ピトーすら認識できないほどの速攻。
強烈な一撃を受け、宮殿の敷地外へ飛ばされてしまう。
ハンターハンター25巻No.265:突入⑤
当時、46歳のネテロは己の肉体と武術に限界を感じ、悩みに悩み抜いた結果、辿り着いたのは感謝であった。
自分を育ててくれた武道へ恩を少しでも返すために1日1万回の感謝の正拳突き。
気を整え、拝み、祈り、構えて、突く。
一連の動作に当初は5〜6秒かかり、正拳突きの初日は18時間以上を費やした。
突き終えれば、倒れるように寝る。
起きてまた突きを繰り返す日々。
2年が過ぎた頃、ネテロは異変に気づく。
1万回突き終えても日が暮れていない。
つまり、18時間もかからずに一連の動作を終わらせることができるようになったのだ。
50歳を過ぎた頃には感謝の正拳突きは1時間を切り、代わりに祈る時間が増えた。
そして、山を降りたネテロの拳は・・・
音を置き去りにした。
怪物の誕生である。
ネテロの回想が終わる頃、遠くへ飛ばされるはずだったピトーは『玩具修理者』の制約(20m以上離れることができない)のおかげで、何とか遠くまで吹き飛ばされずに済む。
翼を持たないピトーは、上空からの落下を待つしかない。
王の窮地に気が遠くなるような落下時間、ピトーが目にしたのは龍の雨が宮殿に降り注いだ瞬間だった。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター25巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
ついに始まった人類の存続がかかった王討伐の任務。
ちなみに「そりゃ握手だろ、蟻んコ」という言葉を発するのにどれぐらい時間がかかるか測ってみたら、最速で0.7台だった。
仮に0.1秒以内に言えたとしても、相手は絶対に聞き取れない。
自分でも何を言ってるか分からないレベル。
自分で試してみた結論として、0.1秒以内に相手に何かを伝えるのは無理。
普通ではあり得ない。
以前、ピトーを自分より強いと言っていたネテロ会長だけど、25巻だけを見ると力量差はかなり開いてるように感じる。
結果だけ見れば、ピトーはネテロ会長の動きを目で追うだけで精一杯だったし、自分が何をされたかさえ分かっていない。
出だしは好調のように見えるが、キルアが気にしていたモヤモヤの正体は依然分からないまま。
後半ではユピーとシュートがぶつかり合い、メルエムが信じられないような行動を見せるぞ!
果たして、人間VSキメラアントの戦いはどちらが勝利するのだろうか!?
ということで、25巻の後半でまた会おう!
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