こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。
また、当サイトに「イラストを掲載してもいいよ」という方を常に募集しています!
ご協力してくれる心優しい方は、記載したいリンクを添えて『DM』か『お問い合わせフォーム』から言ってくれると非常に喜びます。
ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター15巻後半のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター15巻の概要 | |
---|---|
著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 200ページ |
初版発行 | 2002年10月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
15巻の前半で、自身がボマーであることを明かしたゲンスルー。
クリア目前まで迫ったハメ組を皆殺しにして、カードをすべて奪い去る。
大量のカードを手にしたことで正体を隠す必要がなくなり、本格的に悪逆プレイヤーとして行動を開始。
大幅にパワーアップした2人の修行は最終段階にまで移行。
後半では、キルアがハンター試験に再挑戦!
さらに念能力を失ったはずのクロロの名前がなぜかグリードアイランドに・・・
果たして、クロロは本物なのか、それとも偽物なのか!?
そして、キルアはハンター試験に受かることができるのだろうか!?
そんな気になる15巻を一緒に見ていこう!
ハンターハンター15巻No.146:アベンガネ①
ゴンは自分の念能力をジャンケンに見立てて発展させる。
『グー』は近距離、『チョキ』は中距離、『パー』は遠距離に特化した技。
ビスケは、念能力において「これだ!」と感じることは重要だと語る。
念能力は個性を形にするもので、自分に合った能力でなければ最大限の効果が発揮できないからだ。
続いてキルアはオーラを電気に変える能力を発表。
ビスケはキルアの才能よりも、電気を浴びせられる環境で過ごした悲しい過去に想いを馳せる。
きっと、今笑って過ごせていることが奇跡なほど、地獄の日常だったはずだったと・・・
修行が楽しくなってきたところで、ゴンはハンター試験日が近いことを思い出す。
申し込み締め切りまで残り2日。急いで現実世界へ戻る方法を探すために再びマサドラを目指す。
現実世界に戻る方法は2つ。
- スペルカード『離脱』を使う
- 港の所長を倒す
港の所長を倒したキルアは、無事に現実世界へ戻り、ゴンが教えてくれたドーレ港の一本杉へと向かう。
キルアが現実世界へ戻った後、ゴンとビスケの前に姿を現したアベンガネ。
彼の目的とは・・・
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター15巻No.147:アベンガネ②
ハメ組で起こった出来事を話すアベンガネ。
爆弾の解除が、一斉爆破だと見抜いていた彼は「どうか自分の仇を討ってほしい」とゴンとビスケに告げ去って行った。
しかし、アベンガネが死ぬことはない。念解除の確率を少しでも上げるための演技だ。
アベンガネの能力は除念であり、ゲンスルーにつけられた爆弾も取り払うことが可能。
森の精霊の力『森に棲む生物の生命エネルギー』と彼自身の具現化能力で念獣を創り出し、他人の放った念能力を食べてくれる。
生み出された念獣の大きさ・風貌は、つけられた念の強さや性質によって変化する。
その頃、キルアはキリコの住む場所へとたどり着いていた。
ゴンの友達というだけで高待遇を受けられる。
そして、キルアがいない間にカードを購入し、レアカードを引き当ててしまったゴンとビスケ。
どう扱えばいいか分からなくて慌てふためく。
果たしてキルアが戻るまで2週間、無事にカードを守り切ることができるのだろうか!?
ハンターハンター15巻No.148:試験開始
キリコに試験会場まで案内されるキルア。
会場内にはトンパ、アモリ三兄弟、トードー、ポンズなど、懐かしい顔ぶれが揃っているが、誰1人キルアの記憶には残っていない。
今年、試験に集まったのは1489人。前年の3倍近い人数。
試験管は参加者を300人程度に絞り込むため「殴り合い」を課題として出す。
2時間以内に5人からプレートを奪えば合格。
試験管は参加者が200人程度に減ることを予想していたが、残っているのはキルアだけだった。
アモリ三兄弟は後に「敗因は認識不足が敗因。想像の限界を超えた怪物の存在」と語る。
彼らも努力してきたはずだが、キルアの才能と努力の前では、何もしていないに等しいと感じさせられた出来事だった。
何度も挑戦してきた志望者の中には、今年を最後にする者もいるかもしれない。
キルア以外に意識のある者がいないこと、ネテロ会長がキルアの実力を認めていることから、試験合格が言い渡される。
1巻から4巻にかけて描かれた試験が一話で終わる様子は圧巻。
ハンターハンター15巻No.149:遭遇
ハンター試験をクリアし、グリードアイランドに戻ってきたキルア。
手に入れたカードについて相談しながら、遭遇したプレイヤーを確認していると「クロロ」の名前を見つける。
念が封じられていたはずのクロロが、グリードアイランドに来ることは考えにくい。
ビスケから「念を解除する能力がある」と聞いた二人は、クロロが実際に本人であるかどうかは定かではないが、念の封印が解除された可能性があると考え、クラピカに報告するためキルアは再び現実世界に戻る。
一方、シャルナークは自称クロロが本人ではないことに気づく。
グリードアイランドはヨークシンの真東にある。クロロは占い通り東に向かって進み、島にやってきたところをレイザーに飛ばされたのだとシャルナークは推察。
そして、誰かを雇い「クロロ」を名乗らせている。考察していたシャルナークの前に姿を現したのはヒソカだった。
キルアはクラピカに「クロロ」という人物の存在を報告するが、意外にも冷静に対応した。
クラピカは念を外された場合、それを知ることができる。無関係とは思えないが、今は為すべきことがあると言わんばかりの表情を浮かべる。
思考するクラピカを呼ぶノストラード。ネオンの能力が使えなくなったことによって、彼は取り乱し、まるで別人のようになっていた。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター15巻No.150:始動
帰ってきたキルアに修行の成果を見せるゴン。
まだまだ未熟な部分はあるが「鍛えれば相当手強い」とビスケからの評価は高い。
そして、いよいよ本格的にゲームの攻略を開始する3人。
まずは大木を揺らしてゲットしなければならない『キングホワイトオオクワガタ』
構えるゴンを見て、大きなハンマーをイメージするキルア。
結果、貴重なカードを3枚ゲットする。
『キングホワイトオオクワガタ』を皮切りに、次々とAランクのカードを手に入れていく3人。
厳しい修行を乗り越えた2人には簡単に感じるらしい。
時々見せるビスケの母親のような表情も、彼らを認めている証拠だろう。
ハンターハンター15巻No.151:躍進
カードを順調に集めていると、他のプレイヤーから「カードを交換しないか?」とコンタクトがくる。
相手は、以前アントキバの大会でゲットした真実の剣を奪った『カヅスール』だ。
ゴンとキルアの成長をまるで魔法のような成長だと告げる。
カードを一度奪われている分、警戒するがトレードは想像以上にあっさり終了。
そのまま、まだゲットしていないカードを取りにカジノへ向かう。
スロットで当たりが出る確率は0.01%。
あまりに運要素が強いが、キルアは『リスキーダイス』というアイテムを使えば攻略できることに気がつく。
リスキーダイスは20面体のサイコロで19面には『大吉』1面だけ『大凶』があり、大吉が出れば幸運が訪れ、大凶が出ればおそらく死ぬ。
キルアはリスキーダイスを転がし、大吉を引いてからスロットに挑む。
すると一発で当たり。
次々にカードをゲットしていく中でゴンはAランクのカードが多く残っていることに疑問を抱く。
それに対して、キルアの出した結論は「まともにプレイできてる人間がほとんどいない」というもの。
ゴンが思っている以上にグリードアイランドの攻略は難しいらしい。
しかし、この疑問が新たなカードをゲットする機会となった。
現実世界に帰るためには『離脱』というカードを使わなければいけないのだが、多くのプレイヤーには入手難易度が高く、なかなか手に入らない。
そこで彼らが持っているレアカードと、現実世界に帰るためのカードを交換を交換することで3人は更に多くのカードを手に入れた。
現在のカード枚数は57枚!ゴールが少しだけど見えてきた!
果たして、このまま一気に攻略できるのだろうか!?
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター15巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
グリードアイランドにやってきた当初は、多くのプレイヤーよりも弱かったゴンとキルアが、ビスケとの出会いによって上位プレイヤーに躍り出た。
2人のポテンシャルが遺憾無く発揮されたのが15巻。
冨樫先生はキルアの描き方をかなり特別なものにしている気がする。
主人公のゴンよりも、キルアのスポットライトが当てられるのは、育ってきた環境が違うことを主張するためなのかな?
それとも、何かの伏線なのか・・・
さて、16巻ではついにゲームマスターと激突。
グリードアイランドを作った人物であり、ジンの仲間でもある強敵。
果たして、ゴンたちはゲームマスターを打ちまかすことができるのだろうか!?
ということで、16巻でまた会おう!
ハンターハンターネタバレ一覧