モラウVSレオル!ハンターハンター24巻前半のあらすじ・ネタバレ | マンガマスタリー
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モラウVSレオル!ハンターハンター24巻前半のあらすじ・ネタバレ

ハンターハンター24巻前半感想・ネタバレ 表紙
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こんにちは、宮本(@mangablog2)です。

当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。

※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。

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ハンターハンターネタバレ一覧

ハンターハンター24巻のネタバレ【前回のあらすじ】

ハンターハンター24巻の概要
著者冨樫義博
ページ数216ページ
初版発行2007年10月4日
デジタル発行(モノクロ)2012年12月4日
デジタル発行(カラー版)2013年4月4日
発行所集英社

23巻の後半では、元師団長だったメレオロンがゴンと手を組むことになった。

メレオロンは誰にも存在を認識されることがない能力『神の不在証明パーフェクトプラン』を持ち、ゴンの必殺技と組み合わせて王を打倒しようと考える。

一方、メルエムは軍儀の世界チャンピオンである盲目の少女に連敗続き。

人と蟻、共に種族の垣根を越えた繋がりは吉と出るのか、凶と出るのか?

師団長たちが討伐隊に牙をむく!

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ハンターハンター24巻No.248:6ー⑤

ハンターハンター キメラアント ヂートゥ

ロープに繋がれ、逃げることのできない状況で新たな能力を目覚めさせたヂートゥ。

モラウに直接触れてしまうと能力が解除されてしまうため、ボウガン付きのかぎ爪が手に具現化。

新たな能力は離れていても近づいても対応可能とさせた。

ボウガンをモラウに向けて放つが・・・

余裕で矢を防ぐモラウ。ヂートゥは自分の脚よりも遅い武器を能力にしてしまったのだ。

モラウは続けて「お前の敗因はバカだから」と挑発し、見事にブチギレるヂートゥ。

触れられる前にかぎ爪でモラウを貫くが、貫いた相手は煙によって作られら偽物フェイクだった。

そして、背後から本物のモラウにタッチされ能力は解除。

雨が降る元の場所へと景色が変わっていく。

ヂートゥの能力は一度でも捕まれば、2度と発動することができない。

「次は絶対に負けない」と言い残し去っていくとノヴから連絡が入り、フラッタを仕留めたことを知る。

一方、フラッタからの連絡が途絶えたレオルは、自身の能力『謝権発行機レンタルポッド』を使い、フラッタの『衛星蜻蛉サテライトンボ』を発動。

レオルの能力は対象者に恩を売り、見返りとして能力を一時的に借りることができる。

条件は2つ。

1つは相手の能力を実際に見るか、能力名を知ること。

2つ目は「これは貸しだぜ?」や「タダじゃないぜ?」と相手に確認し、同意を得ること。

条件が整うと自動的にレオルの発行機にデータが記載される。(相手が死亡するとデータから消える)

レンタルは1回1時間で、レオルが能力を借りている間は相手は能力を使えなくなるが、念を使えなくなるわけではない。

レオルの目的は王に恩を売ること。そのためにネフェルピトーの評価を下げるわけにはいかない。

その頃、メルエムは軍儀に勝てない状況(本来なら屈辱的な状況)を「苛立ちながら楽しんでいる」という矛盾に不愉快さを露わにしていた。

軍儀を再開させたメルエムは、盲目の少女に賭けを持ちかける。

一体、どんな思惑があるのだろうか?

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ハンターハンター24巻No.249:6ー⑥

ハンターハンター メルエム セカンドライン(N)

メルエムの提案した賭けは『勝てば望むものを何でも与える。その代わり、負ければ左腕をもらう』という内容。

欲望と恐怖で呼吸を乱すのが目的なのだが、少女の答えは「負ければ左腕ではなく、命を差し出す。欲しいものは特にない」という意外なものだった。

盲目の少女がプロの棋士を目指した日から、負ければ自ら命を絶つ覚悟で軍儀に臨み続けたことを知り、覚悟が足りなかったのは自分だったとメルエムは笑う。

もし、少女が賭けに乗り、勝った時に王の命を差し出せと言われれば、メルエムは差し出すしかないだろう。

なぜなら、王としての矜持を守れなかった時点で、王は死んだも同然だからだ。

メルエムは浅慮だった自分を許すことができず、下らないマネをしたと自らの左腕を引きちぎる。

自分の持ち出した『浅はかな賭け』をうやむやにしてしまっては『王』ではなくなる。

慌てふためくシャウアプフが治療しようと近づくが、以前ネフェルピトーを殴った時のように激しく殴りつける。

メルエムは対局を続けようとするが・・・

腕が治るまで打たないと宣言する少女。

メルエムは首元に尻尾を突きつけるが、普段から命をかけている者の意思は固い。

結局、治療するためにネフェルピトーを呼ぶことになるが、それはつまり『円』を解くことになるということだ。

人間にとって願ってもないチャンス。

ノヴとモラウは、宮殿内部に潜入を試みる。

ハンターハンター24巻No.250:6ー⑦

ハンターハンター ノヴ

千切れた腕を完璧に修復するには2〜3時間かかる。

再生させるにはエネルギーをかなり使うため、治療中は『円』や『人形』は使えなくなってしまう。

代わりにプフが『円』で見張ることになるが、ピトーと比べると範囲は宮殿の2階と1階を繋ぐ階段部分までと、そこまで広くない。

まさに千載一遇のチャンス。

ノヴは遠くから宮殿を観察し、慎重に宮殿へと近づいていく。

その頃、宮殿内部では実質的に東ゴルトーを牛耳っていた裏の総帥『ビゼフ長官』(人間として唯一、王の側近として許された者)が『肉の件』と称して自分の欲を満たそうとしていた。

各国との連絡などの仕事をするために生かされた彼だが、どんな状況に陥っても人は変われない。

汚れた肉欲を満たすためにパームを指名して、宮殿内部に招き入れる。

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ハンターハンター24巻No.251:6ー⑧

ノヴ イラスト(セカンドライン)

最大のチャンスを見事掴むことに成功したノヴ。

ノヴの目的は『四次元マンションハイドアンドシーク』の出口をできるだけ多く、宮殿内部に作ること。

慎重に宮殿内部を徘徊していると1匹のキメラアントと遭遇し、異空間の能力を応用した『窓を開く者スクリーム』を発動。

キメラアントは瞬殺するが、他にも仲間がいたかもしれないということで動揺するノヴ。

何の変化もないため、宮殿の内部を再び目指す。

ところが・・・

プフの凶々しいオーラを目にしたことで進行は中断された。

進めば確実に殺される。いや、殺されることなど今更怖くない。

最も怖いのは、王に関する情報を抜き取られること。しかも、考えられる限りありとあらゆる残酷な方法を用いて・・・

そう確信させる凶々しさがプフのオーラには感じられた。

結局、ノヴが進めたのは2階へ続く階段の手前まで。

そして、同じタイミングで派遣されたパームが宮殿へと到着した。

ハンターハンター24巻No.252:6ー⑨

ハンターハンター パーム

何とか宮殿内部に出口を作り、無事に帰還することのできたノヴは緊張が解け、一気に震え出す。

オーラを見ただけで心が折れてしまったのだ。

ゴンキルアは直接オーラに触れ、間近で感じたにもかかわらず、それでも立ち向かうことができる。

仲間のため?人類のため?

どんなに大切なものがあったとしてもノヴはもうキメラアントと戦うことはできない。

パームの身を遠くから案じるので精一杯。

ノヴが恐怖で錯乱している頃、パームは違う形で宮殿内部に潜伏に成功。

彼女のミッションは、王を視認すること。

おそらく、仲間内で最高ランクの難易度のミッションだが、成功すれば王討伐の確率が大幅に上がる。

そして、最も大切なことは成功させることではなく、失敗した時に速やかに死ぬこと。

リスクも覚悟も他の者とはレベルが違うパーム、ミッションを果たすことができるのか?

ハンターハンター24巻No.253:6ー⑩

ハンターハンター キメラアント レオル

ノヴからモラウに標的を変えたレオルは、地下教会でついに戦闘となっていた。

モラウは逃げる形で地下教会に辿り着いたのだが、本当に追い詰められたのは果たしてどちらなのだろうか?

レオルは自分が負けるなんて微塵も想像していない。

元百獣の王としての気質もあるが、応用力の効く能力がレオルの自信を見事に底上げしている。

能力を発動させる前に、イヤホンをつけ曲を聴くレオル。

決して制約などによるものではなく、アルバムがちょうど1時間で終わるからだ。(レンタルポッドで使える時間が1時間)

レオルが使った能力は雨の日しか発動できない『TUBEイナムラ

TUBEイナムラ』は大量の水を呼ぶことができ、閉ざされた空間に流れ込んできた水はモラウの煙ごと飲みこんだ。

だが『TUBEイナムラ』を使ったのは悪手。

なぜなら、水を呼ぶ能力はモラウの友人から奪ったものだからだ。

そして、もう一つの理由はモラウがシーハンターであるということ。

彼の普段の仕事は海で行われるため、水には慣れている。

借りた能力でオリジナルの技を使うレオル。

不可避の大波を起こし、水中で上か下かも分からなくなるほどの水流を生み出す力技だ。

そして、水面に浮かんで来たところを音速で放たれる銛で貫くはずだったが・・・

想定していた場所とは違う場所に浮かび上がるモラウ。

この世の誰にも負けない肺活量で、息をジェット噴射のように吐き出した結果だ。

果たしてモラウは危機的状況を抜け出すことができるのか!?

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ハンターハンター24巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ

ヂートゥとの戦闘が終わってすぐにレオルと戦闘に入るモラウ。

彼が王の討伐に与えている影響は今後どのように響くのか。

また、盲目の少女がメルエムにどんな変化をもたらすのだろう。

たとえ、護衛軍でも腕を引きちぎらせるなんてことはできない。

メルエムを王として崇める護衛軍では、少女のように王を楽しませ苛立たせる発言や行動ができないからだ。

後半ではレオルとモラウの激しい戦いも決着。

果たして、勝利を手にするのはどちらか!?

ということで、24巻の後半でまた会おう。

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