運命の出会い!ハンターハンター23巻後半のあらすじ・ネタバレ | マンガマスタリー
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運命の出会い!ハンターハンター23巻後半のあらすじ・ネタバレ

ハンターハンター23巻後半感想・ネタバレ 表紙
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こんにちは、宮本(@mangablog2)です。

当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。

※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。

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ハンターハンターネタバレ一覧

ハンターハンター23巻後半のネタバレ【前回のあらすじ】

ハンターハンター23巻の概要
著者冨樫義博
ページ数200ページ
初版発行2006年3月3日
デジタル発行(モノクロ)2012年12月4日
デジタル発行(カラー版)2013年4月4日
発行所集英社

23巻の前半では、キルアが大量のキメラアントを相手にして瀕死状態となった。

窮地を救ったのはキメラアントであるイカルゴ。

一方、ゴンの前には元師団長だったメレオロンが姿を現し、敵対するつもりがないと告げる。

果たして、彼の言葉は本当なのか!?

そして、イカルゴとメレオロンとの接触は、キメラアントの討伐にどんな影響を与えるだろうか!?

後半では、メルエムも人間と接触することに!

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ハンターハンター23巻No.242:7ー①【人と蟻】

ハンターハンター キメラアント メレオロン

「敵じゃない」と告げたメレオロンと食事をするゴン

あまりにも簡単に信じてくれたことで少し不安になるメレオロンだったが、ゴンの狂気じみた目を見て「こいつには何かある!」と確信する。

ザワついた心を落ち着かせるためにメレオロンがタバコを吸うと、ゴンはやめた方がいいと忠告。

せっかくの透明になる能力なのに、匂いで居場所がバレてしまうからだ。

だが、ゴンの忠告を聞いたメレオロンの姿が完全に消えてなくなる。

透明になるなんてレベルではなく、完全にその場から消えていなくなってしまったのだ。

ゴンが困惑していると、消えていたメレオロンが再び姿を現した。

メレオロンの能力は『神の不在証明パーフェクトプラン』呼吸を止めている間、誰も彼の存在を認識できなくなる。

透明になる能力は『神の不在証明パーフェクトプラン』をカモフラージュするためのもの。

本当の能力は、完全に世界から姿を隠すことができる。

能力の詳細を知っている者は、世界でゴンとメレオロンの2人だけ。

メレオロンは、出会って間もないゴンの信頼を深めるために自分のリスクを晒した。

メレオロンの目的は王を倒すこと。

かつて女王を助けようとしたペギーは、人間だった頃のメレオロン(ジェイル)の恩人(義父)だった。

目の前で恩人を殺されたメレオロンは復讐を誓う。

人間だった頃の記憶がキメラアントにもあると知って驚くゴンだが、同時にメレオロンの人間臭さにも納得して、改めて握手する2人。

手を握りながらメレオロンは不敵な笑みを浮かべて、第3の能力を発動させた。

一体、どんな能力なのか?

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ハンターハンター23巻No.243:7ー②【神の共犯者】

ゴン=フリークス

第3の能力を発動させたメレオロンに連れられ、木に止まっている鳥を触ってみるゴン。

鳥は全く反応しなかったが、メレオロンが息を吐き出したと同時に慌てて逃げ出す。

ゴンにも『神の不在証明パーフェクトプラン』が使えたのだ。

メレオロンの第3の能力は『神の共犯者』

神の不在証明パーフェクトプラン』を発動している間、メレオロンが手で触れている者にも同じ効果が及ぶ。

この能力を使えば、スキだらけの急所に最強の一撃だってぶち込むことができる。

まさにゴンの攻撃力はメレオロンの相棒に相応しいのだ。

ところが、ゴンは「オレよりも適任者がいる」と提案し、ナックルに連絡しようとするが止めるメレオロン。

これ以上、自分の能力を知る人間を増やしたくないからだ。

そこで、ナックルという人物が信頼に値するかを直接確かめてみることにする。

ナックルに連絡してみると、ゴンたちが選別を止めたことによって作戦が大幅に変わったと伝えられる。

王討伐まで潜伏しているはずだったが、モラウの能力で首都『ペイジン』を包囲し、選別を中断。

代わりに作戦当日は護衛軍と戦う力は残らない。

そして、ネテロ会長はギリギリまで牙を磨くことのこと。

選別の日まで残り7日、ヒマを潰すためにメルエムは将棋や囲碁などのボードゲームの国内チャンピオンを次々と倒していた。

ハンターハンター23巻No.244:6ー①【軍儀】

ハンターハンター メルエム 作:Tさん
作:Tさん

囲碁のチャンピオンをわずか10局で倒してしまうメルエム

打ち手には呼吸があり、呼吸を乱すことができれば勝つことは容易いらしい。

囲碁の次は『軍儀』と呼ばれる現実には存在しないゲームであり、盤上遊戯でありながら立体的な視点が必要とされる種目だ。

軍儀の世界チャンピオンは鼻水を垂らしっ放しの盲目の少女。

頭も悪く、口を閉じると鼻が詰まって呼吸できずに失神してしまう。

本当に強いのか?と思わせられるが、対局が始まると明らかに空気が変わる。

ハンターハンター ナックル

その頃、ゴンとナックル・シュートは合流し、離れた場所で2人を観察するメレオロン。

まず、ナックルの時代錯誤を隠さないスタイルに第一印象が最悪。

シュートの印象は猜疑心の塊で、合う合わないではなく受け入れられることがないと判断。

信頼関係を築くのは難しいと思われたが、ナックルが野犬の群れを保護していたのを知り、少しだけ好感度が上がるのだった。

ハンターハンター モラウ

一方、モラウは『紫煙機兵隊ディープパープル』を使いネフェルピトーの人形を封じる。

紫煙機兵隊ディープパープル』はモラウのオーラを核とした、煙の念人形。

最大216体を作成することができ、与える命令に応じて生み出せる人形の数は変わる。

順調にネフェルピトーの人形を倒していると、新たな能力を習得したヂートゥが待ち伏せていた。

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ハンターハンター23巻No.245:6ー②【鬼ごっこ】

ハンターハンター キメラアント ヂートゥ

新たな能力を身につけ、再びモラウの前に姿を現したヂートゥ。

ナックルに付けられたポットクリンが外されており、もし新たな能力が除念であるなら仕留めるしかない。

ヂートゥがモラウを殴りつけると、草原が広がるだけの異空間に移動。

能力名は不明だが、8時間以内にヂートゥに触れられなければ、何らかのペナルティが待っているらしい。

草原の広さは野球のグラウンドぐらいで、壁や時計は壊すことができないと分かったモラウは「5時間後に起こしてくれ」と眠りだす。

ヂートゥとモラウが消えたのを見届けたレオル。

ノヴを始末しようとするが、誰にも自分の能力を見せたくないため、ブロヴーダ(ザリガニ)とウェルフィン(オオカミ)に手伝ってもらう。

その頃、メルエムは軍儀で負けが続いていた・・・

ハンターハンター23巻No.246:6ー③【5000体の繭】

モラウ イラスト(セカンドライン)

ゴルドー宮殿には約5000個もの選別を終えた繭があり、孵化すれば全てがメルエムの食糧と兵隊となる予定だ。

そんな繭を眺めながら、2匹の師団長『ブロヴーダ』と『ウェルフィン』がレオルの補助をするためにペイジンへと向かう。

ノヴの能力『四次元マンションハイドアンドシーク』は地面や壁に手をかざすと、念空間に移動することができ、あらかじめマーキングした出口に自由に出入りすることができるため、客観的に見ると瞬間移動したようにしか見えない。

監視をしていたフラッタもノヴを見失ったことにより、瞬間移動と勘違いしてレオルに報告。

高台に移動していたノヴは逆にフラッタを見つけ、情報収集の役割を持っているなら厄介だと判断し、叩くことに・・・

その頃、ヂートゥの念空間に飛ばされたモラウは、横になりながら勝利を確信していた。

勝利を確信したのは、能力の本質が『根比べ』だと見抜いたからだ。

ヂートゥの性格は飽きっぽく、8時間も勝負に集中することができない。

故にいずれ、モラウから目を離すことになり、その時に勝負が決まる。

ハンターハンター23巻No.247:6ー④【離隠はなれがくれ】

ハンターハンター メルエム セカンドライン(N)

メルエムは軍儀の初期配置で『帥』を離れた場所に配置する『離隠』を生み出し、盲目の少女の呼吸を乱そうとしていた。

すると、今まで澱みなく一定のリズムで打っていた少女の手が初めて一瞬だけ止まる。

メルエムの考案した『離隠』は対応次第で無限に策を講じることができ、絶対的な自信を持っていた。

「少女がどんな手で来ようとも必ず返すことができる」そんな自信が。

しかし・・・

たった一手で、無限にあったはずの戦略が全て破綻してしまう。

少女は『離隠』が死路(勝ち目がないダメな戦法)であることを知っていたのだ。

メルエムはそれを見抜き「なぜ手を止める必要があった?」と不快感を露わにする。

王の矜持を無闇に傷つける行為、返答を誤れば少女に命はない。

少しの沈黙の末、少女は語る。

『離隠』の本当の名は『狐狐狸固ココリコ

元々、彼女が10年ほど前に考案した手だった。

当時『狐狐狸固』は互いの読みの力を試すことができる優秀な戦法として話題になったが『狐狐狸固』を破ったのも彼女だった。

その試合以降、公式戦や書物から『狐狐狸固』は姿を消すことになる。

メルエムが『離隠』を出した時、一度死んだ子が蘇った気がして、蘇った命を再び消すのが忍びなく、手が一瞬止まってしまったのだ。

話を聞き終えたメルエムは「興が殺がれた」と部屋を出ていくが、傲慢な王が人の話を黙って聞くのは初めてのこと。

その頃、ヂートゥとモラウの戦いは終わりを迎えようとしていた。

モラウから目を離してマンガを読んでいたヂートゥのスキを突いて、足に煙のロープを巻きつけ、あとは手繰り寄せるだけ。

ロープに攻撃をするヂートゥだが、全く切ることができない。

絶体絶命のピンチにもかかわらず、直接モラウを攻撃しないのは身体に触れた瞬間に能力が解除されてしまうからだ。

ヂートゥを追い詰めているのはモラウではない。

自分の資質を見抜けないまま、8時間という長丁場での鬼ごっこルールを作り出した本人。

ところが・・・

追い詰められたヂートゥの右腕に異変が起きる。

この危機的状況を打破することができるのだろうか?

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ハンターハンター23巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ

人間側に元師団長クラスの『メレオロン』が味方となった。

戦闘力は高くないが、能力の特殊さから王討伐に拍車がかかる。

そして、王サイドにも盲目の少女という人間が接触・・・

果たして、お互いの陣営に違う種族の者が入ることで、一体どんな変化をもたらすのだろうか?

さて、24巻ではなんとメルエムが左腕を失うという大怪我を負うことになる。

キメラアントの頂点に立つバケモノを傷つける存在とは!?

ということで、24巻でまた会おう。

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