こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。
また、当サイトに「イラストを掲載してもいいよ」という方を常に募集しています!
ご協力してくれる心優しい方は、記載したいリンクを添えて『DM』か『お問い合わせフォーム』から言ってくれると非常に喜びます。
ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター9巻後半のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター9巻の概要 | |
---|---|
著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 192ページ |
初版発行 | 2000年7月4日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
9巻の前半で、全世界のマフィアを敵に回した幻影旅団。
裏社会の人間はこぞって捕らえようとするが、クモの圧倒的な戦闘力を前になす術がない。
そこへ現れたのは陰獣の『蚯蚓』『病犬』『豪猪』『蛭』
ダメージは負ったものの、強敵4人をたった1人で倒してしまったウボォーギン。
ウボォーがクモであることを知ったクラピカは、毒で身体が動かなくなったところを捕えるが、マフィアンコミュニティーに扮したクモによって解放されてしまう。
残りの陰獣も幻影旅団に始末され、怒り狂った野獣のウボォーに狙われるクラピカ。
怒りの炎はどちらかを飲み込むまで決して止まることはない!
勝つのは百戦錬磨の人間兵器か!?
それとも、復讐に人生を捧げた緋の目の末裔か!?
ウボォーVSクラピカ!
そんな気になる9巻の後半を見ていこう!
ハンターハンター9巻No.079:9月2日①
情報交換を基本としたギブアンドテイクの関係をヒソカに持ちかけられていたクラピカ。
旅団の能力を得られるのは大きなアドバンテージだが、途中でウボォーが逃げ出したことを知らされたため、返答を先送りにし、仲間の元へ戻る。
連絡が取れないダルツォルネは死んだという前提で今後の方針を話し合うノストラードファミリー。
スクワラは、真の雇い主が父親の『ライト=ノストラード』であることを知っており、ネオンを通じて連絡を取る。
その際、ダルツォルネ不在の間、代理のリーダーをクラピカが務めることとなった。
雇い主との距離が近くなる思わぬチャンス。裏社会での信頼を得ることがクラピカの真の目的。
ライト=ノストラードの指示で正式にリーダーとして任命される。
一方、ウボォーはシャルナークが集めた情報によって、確実にクラピカとの距離を縮めていた。
ハンターハンター9巻No.080:9月2日②
レオリオが主催する腕相撲大会は、ゴンの圧倒的な強さのために客足が遠のいていた。
そんな中、平均的な人間よりも1.5倍は大きい強面の男が腕相撲に挑戦してくる。
ゴンとの腕の長さの差が大きすぎるため、レオリオが代わりに対戦することになり圧勝。
その腕前を認められたレオリオは、男から怪しげな場所へ案内される。
そこでは「かくれんぼ」という名の下、幻影旅団のメンバーに懸賞金をかけた捕獲大会が開催されいて、1人捕獲するごとに20億円の報酬が設定されていた(参加費は500万円)。
この大会に参加することで、89億円のグリードアイランドを手に入れることを目指す3人。
一方、ホテルの部屋ではウボォーがクラピカが相見える。
「どこで死ぬ?」と勝つ前提のウボォーと「お前の断末魔はうるさそうだ」と全く譲らぬクラピカ。
両者のやり取りは、雌雄を決するのに相応しい緊張感が溢れていた。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター9巻No.081:9月2日③【クラピカVSウボォー】
街中で旅団を捜索する3人をよそに、荒野に移動していたクラピカとウボォー。
戦う前にウボォーから、鎖に込められた特別な意志について質問が飛ぶ。
質問に対してクラピカは、自身がクルタ族の生き残りであること、5年前に幻影旅団から襲撃を受けたことを告げる。
しかし、ウボォーからの返答はクラピカの怒りを増幅させるだけだった。
戦闘開始・・・!
ハンターハンター9巻No.082:9月2日④
開戦早々、ウボォーは石礫を飛ばすが、クラピカは回避して鎖を放つ。
ウボォーは鎖の威力を知っている。
長期戦になると鎖に捕まるリスクが高まると考え、クラピカの腕を潰しにかかった。
しかし、ダメージなしの異常事態。鋼鉄の身体をも封じる強力な念を鎖に込められるのは、操作系か具現化系だけ。
仮にどちらだとしても、強化系の拳を生身で受け切れるわけがない。
冷静に分析するウボォーの思考を止めるには十分なクラピカの挑発。
「今のパンチ、まさか全力か?」
ボルテージを上げた攻撃を繰り出すが、ことごとく回避され、更なる挑発を受ける。
放たれる凄まじいオーラ。
ウボォーは地面を殴り、土煙で視界を遮りながら気配を消して襲いかかる。
クラピカはかろうじてガードするが、全力の『超破壊拳』を生身にくらってしまう。
確かに感じた手応え。だが・・・
ウボォーの身体にはいつの間にか鎖が巻かれていた。
ハンターハンター9巻No.083:9月2日⑤
クラピカの防御力と鎖の強度にウボォーの困惑はより深まる。
ある系統の能力を極めたとしても、他の系統の能力は限定的にしか使えない。
つまり、強化系の攻撃を生身で防ぐことができるのは、同じ強化系の能力者だけ。
目の前で起こっている状況の理解ができないウボォーに、クラピカは「黄泉の手向けに教えてやる」と自身の秘密『緋の目が発動した時のみ特質系に変わる』ことを明かす。
具現化系と操作系が特質系の両隣にあるのは、後天的に特質系に変わる可能性があるからだ。
クラピカはまさに後天的な特質系能力者。
緋の目になっている間、すべての系統を100%引き出すことができる能力『絶対時間』
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター9巻後半【感想・ネタバレ】 まとめ
9巻後半の見どころは、なんと言ってもウボォーとクラピカの戦い!
念を覚えて間もないクラピカが、旅団でもトップクラスの強さを持つウボォーに勝利してしまう。
答えはNOだ。
仮にエンペラータイムがあったとしても、念のガードや能力の使い所が甘いと勝てる相手ではない。
そう考えると、クラピカはマジで本当にすごいよね。
とはいえ、ウボォーはまだ戦意を失っておらず、鎖を引きちぎる気満々!
10巻では、いよいよクラピカVSウボォーの戦いは最終局面を迎える!
さて、勝敗はどちらが手にするのか!?
10巻でまた会おう!
ハンターハンターネタバレ一覧