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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター10巻のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター10巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 200ページ |
初版発行 | 2000年11月2日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
9巻の後半で、息の詰まるような戦いを見せたクラピカとウボォーギン。
激闘の末、復讐の鎖がクモの野獣を捕える。
そして、黄泉の手向けに明かされたのはクラピカが後天的な特質系能力者であること。
緋の目になっている間、すべての念系統の力を100%引き出せる脅威の能力・・・
10巻では、2人の戦いに終止符が打たれ、ゴンとキルアが本格的にお金集めに奮闘する。
最低落札金額89億のグリードアイランドに手が届くのか!?
そして、クラピカとクモの因縁はどうなるのか!?
片時も目が離せない10巻を一緒に見ていこう!
ハンターハンター10巻No.084:9月2日⑥
全系統の能力を100%引き出せるというあり得ない事実を証明するように強化系能力である『癒す親指の鎖』を使用するクラピカ。
完全に砕かれたはずの腕が、まるで何もなかったかのように元に戻る。
クラピカが圧倒的な戦闘力を持つウボォーを最初のターゲットに選んだ理由は2つ。
1つは、タイマンを好む性格であること。もう1つは、自身の鎖が旅団全員に通用するかを確かめるため。
『束縛する中指の鎖』は捕まえた相手を強制的に『絶』の状態にした上で肉体の自由を奪う。捕らえられた者は純粋な腕力のみで鎖を断ち切らなければならない。
旅団の中で最も腕力のあるウボォーに鎖を断ち切ることができなければ、他のメンバーもできないことになる。
そして、バズーカすら通用しなかった肉体に突き刺さるような一撃。捕えることさえできれば、素手で倒すことができる。
クラピカは拷問にも近い攻撃を繰り出し、旅団の情報を聞き出そうとするが、ウボォーは何も答えようとしない。
憎き仇を前に怒りが頂点に達したクラピカは「律する小指の鎖」を発動。
「律する小指の鎖」は対象者の心臓に鎖を刺し、定められた法を破ると鎖が心臓を握りつぶす能力だ。
定めた法は「質問に偽りなく答えること」
果たしてウボォーは・・・
ハンターハンター10巻No.085:9月3日①
ゴンは元手を増やすために、自身のハンターライセンスを担保に1億ジェニーを借り、オークション参加のためのカタログを1200万ジェニーで購入。
リスクの高い行いも、すべてはグリードアイランドを手に入れるため。
最低落札金額89億に少しでも近づけられるよう、幻影旅団を捕らえる計画を練りながら歩く3人。
その時、ゴンの目があるナイフに引かれる。
キルアはそのナイフを見覚えがあり、レオリオに安く購入できないか交渉を依頼。
購入後、キルアはそれが『ベンズナイフ』であり、安くても500万ジェニーで売れると説明する。
しかし、ゴンはベンズナイフについて知っていたわけではなく、ナイフから感じた奇妙な気配に『凝』を使って確認し、わずかなオーラを感じ取ったのだった。
これをきっかけに、ゴンとキルアは『凝』を使って隠れたお宝を探すことに決める。(レオリオは凝が使えないため、幻影旅団の情報収集を担当)
一方、ミルキもグリードアイランドを手に入れるためにカタログを購入しに来ていた。
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レオリオはインターネットを駆使して幻影旅団の情報を収集しようと試みていたが、偽情報に惑わされていた。
一方で、ゴンとキルアの『お宝探し』においても妨害に遭遇。
彼らの購入を邪魔する『ゼパイル』という人物が、常にわずかに高い金額で競り勝っていたのだ。
何点かのお宝を諦めた後、2人は手に入れた品々をオークションに出品しようとするが、出品するには本物か偽物かの鑑定が必要で、通常は1年前からの準備が必要だと判明。
仕方なく、質屋を訪れた2人は、変わった木で作られた像以外の品々が購入価格よりも高く評価され、店主は「像自体には価値がないが、その木には価値がある」と言って買い取りを申し出る。
その瞬間、もみあげと眉毛が特徴的な男性『ゼパイル』が現れ、取引を中断させる。彼は、その木の像が「木造蔵」と呼ばれ、内部に多くの財宝が隠されていることを明かした。
ゼパイルとは一体何者なのか・・・?
ハンターハンター10巻No.087:9月3日③
質屋の店主に騙されそうになっていたゴンとキルアを救ったのは、2人の仕入れを妨害していた男『ゼパイル』
ゼパイルは騙されなかったお礼として、宝石が売れた20%を報酬として求めるが、キルアが断るとあっさりと身を引く。
代わりに質屋に入れたお宝をどうやって見つけたのか尋ねられ、正直に念能力を使用したことを教える。
ゼパイルは念能力の説明を聞いたことで、2人が数多くの商品の中から見事に価値あるお宝を見つけたのに対して、ブランド品や流行り物などには手を出さなかったことを納得した。
そして、いくつかの質問を互いに繰り返し、一緒に仕事をしないかと提案。
目利きの仕事を長くやっていると、物だけでなく人間を見抜く力も培われる。2人からは、他の者とは違う「何か」を感じ取ったのだ。
最初の仕事は木造蔵の開封。中には3億円相当の宝石がぎっしり詰まっていた。
早速、下見市に出店するが・・・
ハンターハンター10巻No.088:9月3日④
スキンヘッドの男は、価値ある商品を安く手に入れるために悪評をばらまくつもりのようだ。
競売の世界では日常茶飯事らしく、ゼパイルは商品がすり替えられないように注意深く見張るよう指示する。
ゼパイルは悪評を食い止めるため、宝石が本物であることを伝えるが、鑑定書などの正式な証明ができるわけでない。
スキンヘッドの男は、いい品を法外に安く買い叩こうとする『落とし専門の業者』
結果的に下見市は疑惑の声でいっぱいとなった。
しかし、ゴンの表情は明るい。彼は善悪に頓着がなく、あるのは純粋な好奇心。
ゼパイルが木造蔵について説明をしていると、レオリオから旅団が見つかったと報告が入る。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター10巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
10巻の前半の見どころは、戦闘以外での細かな世界観を見せてくれるところ。
途中で何の漫画を読んでるのか忘れてしまうぐらい目利きの話が説明がされ、尚且つ、ちゃんと本筋に関係があるから冨樫先生の話の膨らませ方にセンスを感じる。
後半では、ついにゴンとキルアが旅団と接触。
捕まえれば1人20億。しかし、抱えるリスクはあまりにデカい。
果たして、2人は虎穴から無事帰ってくることができるのだろうか!?
ということで10巻の後半でまた会おう!
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