こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
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ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター7巻のネタバレ【前回のあらすじ】
ハンターハンター7巻の概要 | |
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著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 192ページ |
初版発行 | 1999年12月22日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
2人を待ち受けていたのは、新人をターゲットに勝利数を稼ぐ3人衆『ギド』『サダソ』『リールベルト』
ウイングとの言いつけを破り、ゴンはギドとの戦いに応じて大怪我を負ってしまう。
一方、ヒソカはフロアマスターに大手をかけたカストロと試合。
前半は両腕を切断されるところまで追い詰められるが、後半でカストロの精神を揺さぶり見事に勝利した。
7巻では、念を覚えたゴンとキルアの2人が更なる成長を見せる。
ハンターハンター7巻No.055:ヒソカは・・・

カストロとの戦闘を終え、控え室に戻ろうとしたヒソカの前に現れた『マチ』
彼女は辛辣な言葉を投げかけながら切断された腕を『念糸縫合』で縫い合わせていく。
あっという間に切断された両腕が元通りになり、残っている損傷部分には『薄っぺらな嘘』で皮膚を再現。
見た目は完全に綺麗な状態となり、念の使えない観客からすれば、理解不能な奇術としか思えないだろう。

ヒソカは自身の能力である『伸縮自在の愛』『薄っぺらな嘘』の2つを使い、カストロを倒した。
一見、カストロの『ダブル』と比べると地味な能力のように思えるが、相手にどんな能力かバレたとしても応用が効くヒソカらしい能力。
そして、ヒソカは2つの能力が自分に最も適していると確信する。
背中には『4』と刻まれたクモの刺青。それをシールのように剥がす。
ヒソカは属さない。ヒソカは自分以外の誰にも属さない。自分が最強だと理解しているからだ。
ハンターハンター7巻No.056:修行再開

ウイングと約束した2ヶ月が経ち、再び念の修行に戻るゴンとキルア。
ゴンは久しぶりの『纏』に少し緊張するが、問題なくオーラを使うことができた。
自転車の乗り方と同じように、念は一度覚えると忘れることはない。
まだまだ念のことを知らないキルアは、カストロ戦でヒソカが念で行ったことが自分にもできるのかをウイングに尋ねる。
「答えはYESでもありNOでもある」
人の持つ個性が念能力に与える影響は大きく、一人一人好きなことや得意な分野が違うように、念にも得手不得手がある。
念能力を極めたいのならば、誰かの真似をしようとするのではなく、自分の資質を見極めることが大切。
何を思い・何に怒り・何を好み・何を求めるか・何処を旅し・誰と出会い・どんな経験をするのか。それら全てが念を形づくるとウイングは説き、次の試合(28日後)までに四大行の応用技である『凝』を使えるようになることを課題として解散した。
『凝』とは『練』で溜めたオーラを一箇所に集中させることによって、防御したり、攻撃したり基本ではあるものの、念の戦闘においては勝敗を分ける重要なもの。
目にオーラを集中すれば、相手が隠した念能力を見破ることができる。
帰り道で新人を狩って勝利数を稼ごうとする怪しい3人衆が再び姿を現す。
どうやら試合の期限が迫っているらしい。
何をするつもりだろうか・・・?
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ハンターハンター7巻No.057:約束

ホテルに戻り『練』の練習をするゴン・キルア・ズシ。
ズシは、自身が数週間かけて習得した技術を2人に半日で追い抜かされそうになり、早めに練習を切り上げる。
何とか練習をやめさせることに成功したズシは、宿への帰宅途中に新人狩りの3人衆から襲われて気を失う。
ズシを人質に取り、2人と無理やり試合をするつもりだ。
しかし、企みに気づいていたキルアが現れ、勝利を譲る約束をしてズシを返してもらう。
殺しをやめたキルアはできる範囲で努力をしている。


ところが翌日、街中で『ゴンVSサダソ』の試合チケットを売っていたおっさんにより、約束が破られたことを知ったキルア。その表情には明らかな殺意が宿っていた・・・
ウイングの宿に再び訪れたゴンとキルアは、1日で『凝』を習得したことを報告。
さらにヒソカの能力の解析までしてしまう。
2人の才能に言葉が出ないズシと、呆れ果てるウイング。(一般的に『凝』を身につけるには何ヶ月も修行が必要)
見事に課題をクリアした2人は、早く試合に出してくれと申し出る。ズシを守るためだ。
ズシの心配をするゴンに「心配いらない」と自信満々に伝えるキルア。
どう考えても何かを考えている顔だ。
そして、試合当日。サダソの控え室で起きた出来事とは・・・
ハンターハンター7巻No.058:再戦


キルアから死の宣告を受けたサダソ。
圧倒的な殺意を目の当たりにし、天空闘技場から去ることを決意。
キルアの魔の手は残されたリールベルトとギドにも届き、改めて忠告を受けた2人は恐怖のあまり正々堂々戦うことを決めた。
そして、試合当日を迎えたゴン。
対戦相手は2ヶ月前まで手も足も出なかったコマ使いのギド。
前の経験を活かして、釣り竿を持ってきたようだ。
試合開始と同時にコマをショットガンのように飛ばしてくるギド。
しかし、ゴンにダメージはなかった。
2ヶ月前とはオーラによる防御力が桁違いに上がっていて、もはやギドの攻撃力ではゴンを倒すことは不可能。
倒すことができない事実を知ったギドの精神的ダメージは相当デカい。
続いてゴンは釣り竿をギドに向かって投げるが、高速で回転していて弾かれてしまう。
だが、ゴンの狙いはギドではなく、ギドが回転する真下の石板をひっくり返すこと。
そのままギドに降参する間を与えることなく、怒りのまま鉄の義足をへし折り勝利。
これでヒソカとの対戦条件がクリアされた。
次の試合はキルアとリールベルトだ。
果たして、念を習得したキルアはどんな戦いを見せてくれるのか!?
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ハンターハンター7巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
7巻前半の見どころは、何と言ってもゴンとキルアのポテンシャルの凄まじさ。
ギドと戦うのは5年早いと、ウイングに言われていたにもかかわらず、なんと2ヶ月近くで勝利してしまうゴン。
修行ができなかった期間を除くと、実質1週間という計算になる。
また、2人に圧倒されるズシやウイングの描き方が上手いのなんの・・・
才能溢れる2人が生まれたのは、紛れもなく冨樫先生の才能が溢れているからだと僕は確信する!
さて、後半ではゴンとヒソカの因縁の対決。
ゴンはハンター試験で受けた屈辱を晴らすことができるのか!?
7巻の後半でまた会おう!

キルアとリールベルトの戦いなんざ前座に過ぎん
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