こんにちは、宮本(@mangablog2)です。
当記事では、20年以上ハンターハンターを愛してやまない僕が考察&解説をしています。
※ネタバレを含むため、苦手な方はブラウザバックを推奨。
また、当サイトに「イラストを掲載してもいいよ」という方を常に募集しています!
ご協力してくれる心優しい方は、記載したいリンクを添えて『DM』か『お問い合わせフォーム』から言ってくれると非常に喜びます。
ハンターハンターネタバレ一覧
ハンターハンター18巻前半【感想・ネタバレ】
ハンターハンター18巻の概要 | |
---|---|
著者 | 冨樫義博 |
ページ数 | 200ページ |
初版発行 | 2003年10月3日 |
デジタル発行(モノクロ) | 2012年12月4日 |
デジタル発行(カラー版) | 2013年2月19日 |
発行所 | 集英社 |
真の狙いは3週間の時間稼ぎ。ゴンたちは3週間という短い時間の中で、ゲンスルー対策を行うべく修行を始める。
そして、ツェズゲラ組がゲームを離脱して10日が過ぎ、ターゲットはゴンたちに向けられた。
ビスケはバラ、キルアはサブ、ゴンはゲンスルー、それぞれを相手にする。
果たして、3人は凶悪人たちに勝利することができるのか!?
グリードアイランド編もついに最終局面!
10年以上、クリアされていないゲームを制するのは一体誰になのか!?
ハンターハンター18巻No.176:三つ巴の攻防⑦【実力差】
ゲンスルーとの戦闘で意識しなければならない能力は、掴まれた場所を爆破される『一握りの火薬』
ゴンの動きを一瞬見ただけで、能力がバレていることを理解したゲンスルーは「オレの能力は誰に聞いた?」と質問。
圧倒的な戦闘経験の差を感じ取ったゴンは、ゲンスルーのペースに巻き込まれないように話を逸らす。
そして『練』で身体を覆い、攻めの姿勢を見せるが、力の差があり過ぎてゲンスルーは「お前ごときに『一握りの火薬』は使わない」と宣言。
ここまではビスケの読み通り。
あとは作戦を実行するだけ。だが・・・
ゴン自身がそれを許せなかった。作戦はゲンスルーに能力を使わせた後に実行すると決意。
容赦なく殴打を叩き込まれるゴン。
果たして勝算はあるのか?
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター18巻No.177:三つ巴の攻防⑧【ビスケとバラ】
ビスケは『同行』を発動し、バラと離れた場所に移動していた。
仲間と分断されても余裕の態度を崩さないバラ。
ひ弱そうな女の子に自分が負けるなんて1mmも想像していないのだろう。
しかし、その余裕は一瞬でかき消されることになる。
ビスケは突如、バラの後頭部に蹴りを食らわし、倒れた上から更に拳をぶつけた。
起き上がってからも喉・みぞおち・顔面に殴打のラッシュ。
かつて、ビノールトが一撃で致命傷となった拳を何度受けても「軽いねぇ」とニヤケ面を見せるが、再度近づいてきたビスケの顔面を思いっきり殴り飛ばし「手加減しねーぞ」とマジモード。
ビスケのことを手加減して勝てる相手ではないと判断したのだろう。
だが、時すでに遅し・・・
反撃を喰らったビスケの変化に目を仰天させる。
そして、今までとは比較にならない拳を顔面に受け、盛大に吹き飛んでいく。
なんとか一命を取り留めるが、もはや自力での回復は困難。
バラは『同行』を使われた時点で逃げるべきだったのだ。
なんと、ビスケの真の姿はレイザーよりも大きく、女性なのか疑うような体格と顔をしている。
ビノールトの言葉を借りるなら、まさに極限をも超えた鍛錬の結晶だ。
ただ、本人は元の姿を気に入っていないらしい。
ビスケVSバラはビスケの勝利。
ハンターハンター18巻No.178:三つ巴の攻防⑨【キルアとサブ】
キルアもビスケと同じく『同行』を使い、サブとタイマンに持ち込んでいた。
体術と筋力はキルアがやや勝っているが、オーラ量ではサブの方がはるかに多い。
オーラは攻撃と防御に大きく影響するため、キルアは通常の攻撃でサブにダメージを与えることができない。
更にドッジボールで負傷した手も癒えておらず、状況は圧倒的に不利。
だからこそ、キルアは新たな能力と武器を試す良い機会だと判断する。
まずは、電気がどのぐらい通用するのか、手のひらで相手に電流を流す『雷掌』を発動。
気絶させるほどの威力はないが、動きを数秒間止めることはできた。
サブは電気を警戒して距離を取るが、キルアは離れた敵にも対応できるヨーヨーを取り出し、勢いよく振り回す。
避けると隣の大木に当たり、なぎ倒される。
ヨーヨーは特注の合金で作られていて、重さ50kg。
振り回した際の遠心力と重さが相まって、とんでもない威力になっている。
電気よりもヨーヨーの方が厄介だと判断したサブは、近づいて一気に勝負を仕掛ける。
子ども相手に容赦なく蹴りを入れ「あばら粉砕コォース!!」と得意げ。
キルア万事休すかと思われたが、ヨーヨーをサブの頭にぶつけて反撃。
蹴られたのは、ヨーヨーを頭に直撃させるための罠だった。
サブとの戦いはすべて計算されたもの。
まだ意識のあるサブの頭にヨーヨーを落として電流を流して、キルアの実験は終了。
実戦でも使えることが証明された。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター18巻No.179:三つ巴の攻防⑩【ゴンとゲンスルー】
何度ボコボコにしても立ち上がるゴンに対して「前言を撤回する。お前は強い」と自身が勘違いしていたことを認めるゲンスルー。
肉体を痛めつけるのではなく、心を折らなければ戦いは終わらないと判断した。
そして、一瞬で腕を掴み爆破するが『一握りの火薬』対策をしていたゴンは笑みを浮かべながら防ぎ切る。
能力を防がれたゲンスルーは不快に思い、今度は爆破すると見せかけてボディーブローを放つ。
直撃したゴンはのたうちまわるが、起き上がり再び笑みを浮かべた。どうやら、ゲンスルーの神経を逆撫でするのが上手いらしい。
ゴンはゲンスルーの手が『凝』で覆われていたら爆破、覆われていなければフェイクと見抜いている。
そのことに気づいたゲンスルーは両手を『凝』で覆う。
これで、ゴンの対策も通じなくなってしまい、ビスケからも「両手を爆破に使う素振りを見せたら、何が何でも作戦を実行しろ」と忠告を受けていた。
ゲンスルーからも「諦めろ」と最終警告を受けるが・・・
ゴンは諦めない。
殺されないと思っているのではなく、殺される覚悟で戦っている。
そんなゴンにゲンスルーは「両腕を同時に爆破する。残したい方を守れ。次は残した腕と足を同時に爆破する。キサマがダルマになるまでな」と脅す。
ここからが正念場になるが、果たして・・・!?
ハンターハンター18巻No.180:三つ巴の攻防⑪【会心の一撃】
ゴンの両手を爆破しようとしたゲンスルーの視界が突然揺らぐ。
何が起きたか全く理解できない中、ゴンから急激に膨れ上がるオーラを感じて避けようとするが身体が言うことを聞かない。
しかし、当たる直前に転び助かる。
少しずつまともな思考と視力を取り戻したゲンスルーが目撃したのは両腕を捨てたゴンだった。
そして、完全に理解する。
ゴンは爆破された両腕の1つだけオーラで守り、残りのオーラを足に集めてゲンスルーのアゴを蹴り上げた。
ゲンスルーは両手にオーラを集中させているため、他の箇所は極端に脆い。
そこを突かれたゲンスルーは、ゴンの発想力と実行する異常さに戦慄する。
確かに、思いついても両腕を犠牲にできる人間などほとんどいない。
追い討ちをかけるように「ここからが本番だ」と言い放つゴンのイカれ具合に圧倒され、ゲンスルーは身をもって、命をかけて戦う者の恐ろしさを痛感していた。
ゴンが「最悪死ぬかもしれない」と言ったことにより、降伏するゲンスルー。
1つだけカードを残して欲しいと歩み寄ってくるが・・・
不意打ちにより、ゴンは喉を潰される。
しかし、攻撃を食らった直後『一握りの火薬』を使わせないようにガソリンをゲンスルーにぶち撒け、「絶対にぶっ飛ばす!!」と今まで以上に闘志を燃やした。
ハンターハンター18巻No.181:三つ巴の攻防⑫【1分】
ガソリンをかけられたことによりは『一握りの火薬』を封じられてしまうが、ゲンスルーにはもう一つの能力『命の音』がある。
殺傷能力は『一握りの火薬』の10倍。ゴンの防御力では防ぎ切ることはできない。
能力の説明を終えたゲンスルー。あとはゴンに触れて「爆弾魔」とさえ言えば発動することができる。
だが、条件が整ったのはゲンスルーだけではない。
ジャンケンの構えを見せるゴン。凄まじいオーラにゲンスルーは迂闊に近づけない。
そのまま、地面を殴ると大きな落とし穴が出現。
高くて登ることはできないが、それはゴンも同じ。
むしろ、狭い穴の中で追い詰められたのはゴンの方だろうと考えていると、頭上からカードから具現化された巨大な岩が突然降ってくる。
なんとか小さな穴へと滑り込むようにして岩を回避するが、そこにはジャンケンの構えをしたゴンが・・・
降参虚しく、思いっきり殴られて意識を失う。
ゲンスルー組は敗北したが、カードを渡す条件として、今にも死にそうなバラを『大天使の息吹』で治して欲しいと申し出るゲンスルー。
しかし、予想外にもゴンたちは最初から全員を治すつもりで準備をしていた。
それを知ったゲンスルーは、完全に敗北を認めたような表情を浮かべ、カードを全て差し出した。
ハンターハンターをフルカラーで読むなら楽天koboハンターハンター18巻前半【感想・ネタバレ】 まとめ
18巻前半のハイライトは、ゲンスルーの無駄にいい顔。
1つだけ頼みがある。
ゲンスルーのおかげで三角のメガネをかけている人物が全員怪しく見えるようになってしまった・・・
余談はさておき、グリードアイランド史上、最も凶悪なプレイヤーだったゲンスルーを見事に撃破したゴンたち。
大きな障害は振り払ったものの、まだゲームをクリアしたわけではない。
果たして、3人はこのままゴールまで走り抜けることができるのだろうか!?
そして、クリアの先に何が待ち受けているのだろうか!?
18巻の後半ではいよいよグリードアイランド編も完結。
新しい章となるキメラアント編に突入する!
ということで、18巻の後半でまた会おう!
ハンターハンターネタバレ一覧