人には好奇心というものが備わっている。
『知りたい』『見たい』『感じたい』といった心の声を誰も完全に抑えきれないのだ。
そして今回この記事を読みに来たということは、あなたも自分の好奇心を抑えられずに『気持ち悪い』を疑似体験しにきたのだろう。
こんな記事を書いておいて余計なお世話かもしれないが、好奇心は人を殺すという言葉を覚えておくと良い。
よし、忠告はした!

僕がこれまで体験した気持ち悪いエピソードを公開するぞ!覚悟して見よ!
身の毛も弥立つ気持ち悪い体験談
今回、ご紹介する気持ち悪い体験談は3つだ!
- おっさんうまい棒事件
- 友人の「縛ってくれ」事件
- 自意識過剰女事件
気持ち悪い体験談①:おっさんうまい棒事件
まず、ご紹介するのは『おっさんうまい棒事件』だ!
これは僕が職場の事務所で書類を書いていた時のエピソード。
書類を書いてる僕の横で、食欲という名の化け物に取り憑かれたおっさん(通称:働かないおじさん)がうまい棒(明太子味)を貪るように食べていた。
これだけでも十分気持ち悪いのだが、話はこれで終わらない。
そう、急にむせだしたのだ!
1人で!いきなり!
おっさん「ゲホっ!ゴッホ!」
もう十分気持ち悪い!
だが、まだ続きがある!
なんと、むせた拍子に僕の左手の手の甲におっさんの食い潰されたうまい棒(明太子味)が飛んできたのだ!
僕は思わず悲鳴をあげそうになった。
ふざけるな!今すぐにおしぼりと消毒液を持ってこい!
腕がなくなっちまうだろうが!
僕の手に飛んできたうまい棒だったそれは、世界で一番触ってはいけないものに分類される。
一刻も早く、取り除かなければ間違いなく死に至る劇薬に等しい。
僕が頭の中で最善手をコンマ1秒単位で考えている間、おっさんは「モグモグモグ」と未だ食欲に支配され、必死で何かを食している。
食うのをやめろ!金輪際、口に何も運ぶな!
栄養を摂取しようとするんじゃない!
生に執着するな!
お前のせいで僕は致命傷なんだぞ!?
状況を理解しているのか!?このおっさんは!?
少し、不謹慎かもしれないが、飛沫感染どころの話ではない。
固形物?感染だ!
あああああああ!
ってな感じで僕は気を失った。

許されざる者
気持ち悪い体験談②:友人の「縛ってくれ」事件
これは僕が中学生の頃、友達の住んでいるマンションの地下駐車場で5人ぐらいで遊んでいるときの話だ。
たまに黄色と黒の紐のようなものが、コーンからコーンに結ばれていることがある。
こんなやつ↓
何故か分からないが、このロープに縛られて脱出することができるか試そうという遊びが始まった。
5人のうち1人が自信満々で「俺がやる!」と名乗るものだから、その友人(W)が縛られることとなる。
流石、自信があるだけあって、ロープから脱出するのが上手かった。
今となっては心底どうでも良いのだが、何故か友人(W)が抜け出す度に敗北感を味わうことになり、次第にみんなムキになりだした。
友人(A)「なんで、そんなに抜け出すの上手いねん!」と言ったところ、友人(W)が「もっと、キツく縛ってくれヨォ!」
全員「・・・・」
友人(W)「え、あ、ちが、あ・・・」
その後、友人(W)が縛られることは永遠になくなった。

数年越しで分かったけど、彼はやっぱりドMだったみたい
気持ち悪い体験談③:自意識過剰女事件
これは、僕が学生だった頃の話だ。
午前中の授業が終わり、昼休みに入って僕が「あー、お腹減った」と呟いたら、近くにいた女子が「もういいって」と言う。
脈絡がなさすぎて、一瞬僕に言われているか判断できなかったが明らかに僕に対して言っていたから「え?」って聞き返すと、女子「いや、だからもういいって」と繰り返す。
こいつは頭がアレなのか?とも思ったが、「どういうことか」と再度聞くと、「お腹減ったって言って、ご飯誘うのバレてるからw」と言い放つ。
うん、やっぱり頭がアレだった。
僕が「いや、誘わないけど」と返したら、「そういうのいいから(笑)」とか言いやがる。
世界が傾いた。
なんなんだ?僕が今見ている世界は一体なんなんだ?
あまりの意味の分からなさに脳が情報を受け入れられず、見ていた世界にゲシュタルト崩壊が起きる。
まるでガラスに亀裂が走ったかのように・・・
しかし、追撃が加わる。
「行かへんからな(笑)」
世界が完全に崩れさった。
何故なんだ・・・?
何故、これが現実なんだ?
頼むから夢であってくれ。
そう祈るように僕は持参していた弁当を口にした。

みんなもお腹減ったって気軽に言わん方がええで・・・
気持ち悪い体験談 まとめ
まとめようがない。